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入社208日後に「女性自身」でBTS付録を作った元800m選手


こんにちは。光文社新入社員「元女子800m選手」です。

元選手を名乗るのも恥ずかしいほど今はまったく運動していません...
(「ジムに行く」といってから半年がたってしまった!!)

そんな私は6月から「女性自身」の編集部に配属
になりました。
ドキドキの配属発表から半年。ここでは「週刊誌」で働く新入社員の1週間を書かせていただきます。

昨年度の新入社員のKBさんと同じ「2折ニュース」というニュース実用の担当です。詳しい仕事の流れは先輩が書いたこちらの記事をご覧ください…↓


それでは1週間スタート!
つたない文章ですが、「週刊誌」1年目の仕事のイメージができれば幸いです。

■月曜日


12:30〜13:30
<プラン会議>


毎週月曜日に編集者、記者さん含めた約12名でプラン会議を行います。
ここでは自分で考えてきた企画(4〜6個)のなかから1つをプレゼン。 
とっても緊張しますが、先輩や記者さんの「おもしろい!」「同じニュースでもこんな転がし方があるのか!」と刺激がたくさんあって、あっという間に時間が過ぎます。

14:00〜
<WEB記事のタイトル付け>


発売前日に編集部に届く「女性自身」を読んで、自分が担当した企画などのWEB転載用のタイトルを決めます。
タイトルの付け方でPVが大きく変わってくるので、毎回とっても悩みます。


17:00〜
<プラン発表、打ち合わせ> 


プラン会議で出されたなかから、実際に通ったプランの担当決めが行われます。
(自分の企画が通らない週は静かに落ち込みます)
(早く毎週おもしろいプランを出せるようになりたい!)

プラン発表後、一緒に記事を作っていく担当記者さんに連絡して、企画の方向性や取材させていただく人を決めています。


■火曜日


13:00~
<取材>

早ければ火曜日に取材。
取材までに、関連記事を読んだり、どういった話を聞くかなど、質問案を考えたりと事前の準備を行います。

15:00〜
〈打ち合わせ〉

取材が終わったら、記者さんと記事の方向性を決めるため打ち合わせを実施。私のいる「ニュース実用班」の記者さんはベテランさんばかりで、毎回勉強させてもらっています。

16:00~
<WEB記事作成>

1週間のうち空いてる時間で、WEB記事を書きます。「ネタを見つける→タイトルを決める→原稿を書く」という順で作成。

最後には先輩に添削をしてもらって配信。
毎回、タイトルも含めて改善点を丁寧に教えてくれるので、とてもありがたく、勉強になります!

こちらは実際に某YouTuberの方々が炎上したときに書いた記事。


■水曜日


11:00〜13:00
<「女性自身百貨店」会議 (ZOOM)>


「女性自身百貨店ってなに?!」と思った方。(私も入社まで知りませんでした…笑)

「女性自身百貨店」とは、美容家電、生活雑貨など、あらゆるジャンルの商品が買えちゃう通販サイトです。

【女性自身百貨店URL】https://jisin.kokode.jp

毎週の会議では、売り上げ分析をもとに
「誌面掲載商品」「新商品」「メルマガ配信」「WEBサイトの表示」などを決めるための話し合いをしています。


15:00~
〈イラスト発注〉

取材が終わり、記事の方向性が決まったらイラストや表にする要素をイラストレーターさんと打ち合わせます。早ければその日中にイラストを仕上げてくれます。(いつもありがとうございます)

これから紹介する記事は「夏うつに克つ食べ合わせ」という企画だったので「夏うつチェックリスト」「食品」を書いてもらいました。

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「イラストっぽい感じ」「女性は50代くらいで」といったイメージを伝えると、こんなに素敵に仕上げてくれます。

16:00~17:00
〈WEB女性自身の定例会議〉


毎週水曜日にはWEB女性自身の定例会議に参加。ここでは、ウケた記事の分析、これからウケそうな芸能人、WEBタイトルの付け方のコツなど、WEB女性自身のPV数(ページビュー数)を増やすための情報や知識の共有をしてもらっています。

WEB記事のおもしろさは「反応や結果が数字でハッキリ表れる」ところや、ターゲット層も広いため、本誌ではなかなかできないような「自分の興味のある記事・書きたい記事ができる」ところだと思っています。

17:00〜
〈タイトル決め〉

(木曜日になってしまうことも多いですか…)
ページのなかでいちばん大切といっても過言ではない「タイトル」を練って考えます。
考え始めてから最終的に決まるまで2時間以上かかることも…。

最終的に編集長のOKが出たら、タイトルが決定!


■木曜日


13:00〜
<入稿(デザイン発注・原稿など)>


木曜日は1週間で1番忙しい日。
「タイトル」「イラスト」や下のように書いた「ラフ」をデザイナーさんに送り、電話で細かい打ち合わせをしてデザインを組んでもらいます。

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初めて通った「夏うつに克つ食べ合わせ」企画

イメージ通りになるまで何度も修正してもらいます。そして完成したのがこちら↓

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ここから「本文」などの文字数が決定し、原稿に取りかかります。

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原稿はいちばん時間のかかる仕事。自分で何度も練り直した後に先輩に見てもらいます。(まだまだ修正が多く、毎回自分の無能さを実感します)
最終的にOKが出たら印刷所に送り、入稿完了。

(最初の頃は疲れて、メイクをしたままカーペットで寝てしまうことも…。)

■金曜日


17:00〜

<校了>
校閲部からの直しと、取材先の先生からの直しを反映させて赤字を入れていきます。
修正した「ゲラ」を責了担当者に見てもらい、OKが出たら印刷所に送って完成!

21:00〜
〈雑務〉

1週間で溜めてしまっていた雑務は週の終わりにやることが多いです。


これで、ざっくりですが1週間が終了!!

■その他


ほかにも自分の企画した「付録」と呼ばれる「ポスター」や「カラーページ」が通った週は、モノクロページと同時に「付録」の入稿も進めます。
私は、「BTS」のポスターと「オサムグッズ」の付録を担当させてもらいました!

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光文社の国際事業部という部署から写真をもらいました!部署を越えた仕事ができるのも総合出版社ならではだと思っています。「K-POP」が好きなので写真を選びながらニヤけていたかも……

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このように普段の担当ページとは違ったジャンルの企画をできるのも、週刊誌の魅力の一つだと思います。

入社当初は「ファッション誌」志望だったので、週刊誌の「女性自身」配属と言われたときはびっくりしすぎて変な声の返事をしてしまいましたが、今は、「雑誌」「WEB」「通販サイト」とさなざまな分野に携われる「女性自身」でよかったなと心から思っています。

でもまだ仕事に慣れず、毎日が精いっぱいで「先週何の記事やったっけ?」と思い出せなくなることもありますが……優秀な先輩方がたくさんいて、自分の知識を惜しみなく教えてくれる最高の部署だと思います。

「女性自身」編集部に少しでも興味をもってもらえたら幸いです。

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