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福島の山々の美しさ

私の生活する桑折町、実家の伊達市梁川町、仕事で行く、また、経由する福島市。この地域は全て福島盆地であり、どの地域に訪れても、360度、山に囲まれている。

場所によって見える山は違う。梁川町では霊山が見えるところと見えないところがあり、福島市からは桑折町の半田山が正面から見えない。伊達市保原町からは、桑折町の半田山と伊達市霊山町の霊山がどちらも見ることができる。

2011年。福島で独立し生活していくことを決めて戻ったときに、これから仕事がどうなるのか?生活がどうなるのか?と不安もかなり大きかったが、この山々が四季でいろんな表情を見せてくれることにとても感動した。

その感動した山々は、約10年経った今でも変わらず美しい。いつ見ても同じに見えることはなく、今の時期は雪で白くなり、空気が乾燥して、つい数か月前に比べて、遠い山がはっきりと見えるようになっている。

一番上に掲載した写真は、福島市内を流れる「松川」の河川敷で撮影したもの。西の山々に太陽が沈んでいく。夕陽が雲の間から見ることができた。先週に積もった雪で、地元の子供達が作った雪山も美しい光景である。

昨年から山登りを始めたこともあり、山について考えることが増えた。見ることが多い半田山や霊山は登った山であり、頂上からの景色を思い出すことができる。また、あそこまで登ったんだなぁと考えることもできる。

霊山については、霊山城跡があり、南北朝時代の重要な拠点になっていた。町内から見えて、登って現地を見て、歴史本を読んで学ぶ。本を読むより身体で感じて学び吸収していることが良く分かる。

さて、明日も山々を見るのが楽しみである。


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