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福島で仕事することで思ったことを少し

noteでお題企画「 #仕事について話そう 」があったので、東京で会社員として、福島で創業者として、地域と立場が違いますが、思ったことを少し書いてみます。

これは福島に限ったことではないですが、首都圏以外、いや、東京都中心部以外、かもしれません。「地域のため」というキーワードです。私が東京で外回りをして、いろんな企業に行きましたが、このキーワードを強く話していた方々はそれほどいませんでした。全くいないわけではなく、生まれ故郷のため、という話は何度も聞いています。

福島に戻って来て創業したのは2011年。東日本大震災があった3月から数か月後のことでした。当時はとくに、福島をなんとかしなければ、地元をなんとかしなければ、今以上に強かった時期だったかもしれません。引き続き、私が日頃仕事をしていて、この言葉を聞かない日は無いのではないか、というくらい、経営者の方々と話題になります。

福島県内でも市町村の規模によって、それがまた違うでしょう。市と町と村、それぞれ、大きさも違うし、人口も違います。その中でも商工会や商工会議所、商店会、などなど。商工会は、各地域にあり、例えば、桑折町商工会、伊達市商工会、松川町商工会、あだたら商工会、など、同じ福島県の県北地域でもそれぞれ、あります。それぞれの地域の企業が会員になっています。

ご縁があり、私はITコンサルタントとして、各商工会の会員の企業へ専門家として派遣され、ヒアリングから提案をすることがあり、これは創業してすぐできたわけではなく、5年?くらいだったでしょうか。地域で少しずつ認知される必要がありましたね。各商工会の会員の企業経営者と商工会の指導員の方とミーティングをするわけですが、そこでは必ず自分達の地域の話になります。

本業をしながら、地域の活動やお祭りの準備など、とても忙しくされている方々が本当に多いです。その時間が必要な分、IT部門はなんども私に相談してもらって、サポートしようと思うわけです。

最近、私が参加している高子ハロハロマーケットがあります。日頃はオンラインショップで運営している齋藤屋がありますが、こちらではリアル店舗で参加しています。また、お店の出店だけでなく、運営している「アクティブライフだてな」の会員となり、設営や運営のお手伝いもするようになりました。

阿武隈急行「高子駅」近くで開催される高子ハロハロマーケット

毎月第3日曜の午前中に開催されているマルシェ。このときの売上を考えると、なかなか利益を出すのは難しいところですが、それは当日の売上という短期で考えていること。長期的に考える、そして、ここの地域を盛り上げるためにはどうしたら良いのか?というのを考えて実行している同世代の経営者の方々に共感し参加しています。また、近くの大学生という若い方々が参加し、イベントを盛り上げてくれているのも頼もしいです。地元の企業経営者と気軽に話せる機会が作れているのも良いなぁと。

福島で仕事するということ、楽しいです。福島で仕事したい人、福島で待っています。

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