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臆病な自分がとけてゆく

窓をいっぱいに開いて
部屋じゅうに朝日を入れて
やさしいクリーム色の光に包まれていると
昨日までの自分が
洗われるような気がする
臆病だった自分が
とけてゆくような気がする
後には
こんなにもあなたを好きだった私が
残っているのね



◇高校生の頃に書いた詩です。35年ほど前、まだクリスチャンではありませんでした。「あなた」を神さまのことだと思えば、今の私にぴったりきます。当時は恋人を想って書いたのですが(笑)。不安や恐れといった余計な感情をとりはらっていくと、最後にはシンプルな「好き」の気持ちが残る。そうでありたいものですし、それに気づかせてくれる朝の光が毎日降りそそいでくれるのは、恵みだなあと思います。


写真は、みんなのフォトギャラリーから、あい(ai_kotoba)さんの作品を使わせていただきました。ありがとうございます。

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