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SHINKUKAN Podcast #142 SeshiroX from SHILHOUETTE FROM THE SKYLIT Part2


SHINKUKAN Podcast #142はSHILHOUETTE FROM THE SKYLITからボーカルのSeshiroXさんをスペシャルゲストに迎えた後半のテキストバージョンです。


おはようございます。音楽プロデューサー、そして音楽グローバルマーケッターのWELCOMEMANです。この番組は世界で今.最も注目を浴びてるアーティストから世界のミュージックアワードに関連する楽曲を紹介しつつも、日本の素晴らしいアーティストや音楽もお届けしていきます。
 世界と日本の架け橋となる音楽情報発信基地になることを目的としております。
 後半のスペシャルゲストアーティストウィークですね。SHILHOUETTE FROM THE SKYLITのSeshiroXさんにお越しいただきました。
 後半にちょっと感想をまとめて言いたいなと思っておりますがまずは楽曲聞いていただきましょう。SHILHOUETTE FROM THE SKYLITで「いいからテーピングだ」です。

WELCOMEMAN:お送りしたのは、SHILHOUETTE FROM THE SKYLITで、「いいからテーピングだ」でした。前回に引き続き、今回のスペシャルゲスト・SHILHOUETTE FROM THE SKYLITのボーカルを担当するSeshiroXさんです。よろしくお願いします。

SeshiroX:よろしくお願いします。

WELCOMEMAN:早速なんですが「いいからテーピングだ」っていうこの曲名すごくパンチ力あるんですがこの曲のコンセプトなど伺ってもいいですか?

SeshiroX:ありがとうございます。タイトルのこのキーワードがですね今、まさに大ヒット中のスラムダンクが映画でやってるじゃないですか。
 原作の漫画でキャプテンの赤木くんっていうのがいるんですけど、彼が発する名ゼリフでそこから取ってるんですよ。
 それをちょっとタイトルにもそうだし、歌詞にも使わせてもらってるっていう曲ですね。

WELCOMEMAN:そこからインスピレーションもらったんですね。

SeshiroX:インスピレーションをもらいましたね。だからぶっちゃけトークで言うと、面白いパンチのあるフックのあるものを何か作りたいなと思ってその中で何かしら僕が好きなものからオマージュっていう形で何かでないかなっていうのでいろいろ考えていて、すごく僕はスラムダンクが好きなバスケット少年だったので何かないかなって探した結果、これが引っかかったっていう。

WELCOMEMAN:なるほど。時を経て今大ヒットしますね。

SeshiroX:そうなんですよ。だから5、6年前ですけどね。これを出したのは。

WELCOMEMAN:今こそちょっと聞いてほしいなと思ってるんでハッシュタグをつけてもう一回バズらせましょう。

SeshiroX:ちょっとSpotifyさん何とかスラムダンクのプレイリストに入れてくれないかなと思ってるんですけど笑
 いやでも本当にそうっすね。そこから広げて作った曲です。

WELCOMEMAN:なるほど。前半のポッドキャストで割と歴史を振り返りながらいろいろ話を伺っていてて、後半は途中経過からどういうふうにSeshiroXくんが考えながら音楽とか、ライフワークについて何か考えてきたみたいなところを聞きたいんですが、この「いいからテーピングだ」っていう楽曲をリハの時でも話をしてたんですが、日本語のタイトルが多分、SHILHOUETTE FROM THE SKYLITとして一発目やったような気がするんですよね。
 なのでそういう楽曲としても、バンドとしてのあり方とかサウンドにしても何かひとつ転換期が来てるのかなと思ったんですが。

SeshiroX:そうですね。その頃やはりメンバーチェンジがあったりですとか、今後バンドの方向性を考えていく上でひとつのいいタイミングでした。
 その前までは結局、英語のタイトルで統一してたんですけど、それはやっぱりどうしてもなんか捨てきれないなんていうんですかね、自分らが影響を受けた海外のバンドへの憧れ、リスペクトみたいなところからやっぱり英語でタイトルをつけてかっこつけたいみたいなのがあったと思います。

WELCOMEMAN:すごいわかります。

SeshiroX:でも行き着くところでどっちもあっていいのかなっていう心境の変化があったのかなと思います。

WELCOMEMAN:確かに。そのさっきのスラムダンクの話もそうですけど、自分たちの等身大で素直に影響を受けたものだったりとか、自分は日本語圏のいわゆるネイティブだからシンプルにマインドセットしようよみたいなことってなかなか答えに行き着くまでに時間かかるじゃないですか。だからそういういいタイミングが来たんでしょうね。

SeshiroX:そうですね。はい。

WELCOMEMAN :そこからコロナ禍に入っていくわけなんですけど、2017年からずっと活動は引き続きやり続けてリリースしていたんですが、2020年にリリースを経ながらコロナに入っていきますが、コロナ禍のときはどういうふうなライフワークでバンドはどういうベクトルでやってたんですか?

SeshiroX:そうですね。結局、僕らもかなりライブ本数は多い方だったと思うので、まずそこがすっぽり抜け落ちてしまったっていうところでできることやそんなに当時メンバー含め何か慌てたっていう記憶はないんですけど、できることをやっていくしかないねみたいな感じだったんですけど、だから基本的には配信ライブもそうですし、そういうチャンスがあればやってくっていうスタンスは崩さず、あとは自分たちからコンテンツを発信していくっていうのは以前はやらなかったことを増やしましたし、そこで例えばバンドとしてもライブがなくなると結局、お金入ってこない状態になるんで、そこに対して何ができるかっていうのでファンクラブじゃないですけど、ファンクラブっぽいものをやったりだったりとか。

WELCOMEMAN:なるほど要はコミュニティ的なものを作っていくみたいなことをした。

SeshiroX:そうですね。だからファン向けに発信する場所を作ってそこで少しいわゆるサブスクっぽいことをさせてもらって、ファンの子たちにはそこでしか得られないと聴けないものを届けるみたいなことをやり始めましたね。

WELCOMEMAN:なるほど。やっぱりその辺もあれですね時代に合わせながらもデジタルのこの加速というかビジネスの形も変わってくるじゃないですか。
 その辺はもう前半の話もありましたけど、SeshiroXくんの中でうまいこと消化しながら、今のバンドに落とし込みないといけないねみたいなそんなマインドあったってことですね。

SeshiroX:そうですね。でもそんな偉そうなもんじゃないですけどね。やるしかなかったって感じですね。

WELCOMEMAN:やるしかなかったってことは確かにありますね。コロナ禍で結構、制限をされて活動がができない状況の中、音源は出てますよね。

SeshiroX:リリースは絶えずやっていたって感じですけど、そこを今言ったなんていうんですかサブスクっぽいものって言ったんですけど、そこで結局、新しい曲のデモだったりとか、要は一般公開はせずにファンベースのところだけで聞いてもらうっていうのを毎月やってたんですよ。

WELCOMEMAN:デモをですか。

SeshiroX:はい。

WELCOMEMAN:面白いな。

SeshiroX:なのでそこに入ってる人たちは毎月、新曲が聞けるみたいな状態で曲のストックの余裕があったりしたのでそこから選んだり、新しく作ったりしてリリースしたりっていうのでやってましたね。

WELCOMEMAN:なるほど。良いかどうかはちょっとあれかもしれないんですが、ライブとか曲も全部料理で言うとしっかりと煮込んだものを皆さんに届けていくっていうよりかは一緒に料理を作っていこうとか、作ってる途中経過を見ないで共有するみたいなことをやってるってことですよね。

SeshiroX:そうですね。

WELCOMEMAN:それはいい意味で荒削りな部分もファンにとってはすごい嬉しいですもんね。

SeshiroX:そうですね。何て言うんすかね。面白いのがわりかしデモって言いながらもそれなりにクオリティというか、聞いてもらう上では気遣うじゃないですか。
 本当にギターと歌だけみたいなものではないんですよ。やっぱりある程度プリプロダクション(ほぼ完成形に近いレコーディングの前段階まで作った曲)を聞いてもらうんですけど、そこでもある程度のクオリティにするじゃないですか。
 結構、面白いのはお客さんから逆にもっとくそみたいなデモ聞きたいみたいな。逆に。逆にもっと荒削りの衝動を見てもっと生まれたての子が聞きたいですみたいな話があったりとかして、それもやっぱり面白いんやなっていうのはお客さんの声から気づいたりしましたね。

WELCOMEMAN:なるほど。ちなみにそのボツになった曲はないんですか?

SeshiroX:だから正式な音源化してない曲はいっぱいあります。

WELCOMEMAN:それもむっちゃレアですよね。

SeshiroX:だからそこでしかもう聞けないんですし、だからはそんな何百人も登録してるわけじゃないんで本当に限られた一部の人だけが聞いている僕らの楽曲っていうのがありますよね。

WELCOMEMAN:実際もう世の中に出ないであろう曲もあるし。

SeshiroX:あると思います。

WELCOMEMAN:もしかするとそのコミュニティの中でファンの方がいやこれはもう世の中に出そうよって声が高まってきて、もしかしたら出る可能性はあるかもしれないですし、そういう意味ではまた新しい時代ですけどファンとともに曲が成長していってる感じはありますね。

SeshiroX:でも本当にそこでダイレクトに感想をもらえるので次にアルバムをもし作るとしたらというか今やってるんですけど、何かそこから入れるかどうかっていう検討もしてたりするのでそういう意味ではファンの子たちと一緒にっていうのはまさにいう感じにはなってますね。

WELCOMEMAN:なるほど。いや素晴らしい。ロックバンドがそこのマインドになっていくことって難しいなと思う部分もすごくあるので、素晴らしい取り組みだなと思います。
 そして今、お話にあった2023年もうちょっといろんな話を聞きたいんですがせっかくなので今年の活動のところはどういった活動をしていきたいとかあるんですか?

SeshiroX:今年ですよね。新しいアルバムを作ろうっていうことで今動いています。ライブシーンも結構、少しずつ戻ってきていてそれが現時点では個人的な感想としては思ったよりも戻りが早いというか。

WELCOMEMAN:そうですか。感覚的に?

SeshiroX:戻りが早いなっていうのとお客さんがライブの楽しさを忘れてないかなってずっと思ってたんですよ。忘れちゃうもんだと思ってたんで僕は。
 人間がやっぱりそこは過去のものになってしまうんじゃないかなっていう気がしてたんですけど、最近、SNSなんかでそういうオーディエンスの声みたいなのをいろいろ聞いてるとそうでもないなと。
 またここから思い出していく人たちがいたり、もしくはこの二、三年に本来だったら経験できたんだけど、できなかった若い子たちがここから入ってきたりとかっていうので、またライブハウスとかライブシーンっていうのは元に戻るか、それ以上になってもおかしくないかなっていう気がしてきたのでそういう意味では今年もリリースだけじゃなくって僕らができる範囲にはなりますけど、面白くて良いライブイベントを企画したり、僕らのツアーももちろんですけど、そういう形でライブもしっかりやっていきたいかなって思います。

WELCOMEMAN:アフターコロナと言われてますが、SHILHOUETTE FROM THE SKYLIT としては、バンドはスピードを上げるとか遅くするとかじゃなくやれることを一歩ずつやっていこうみたいなマインドになってるんですか?

SeshiroX:なってますね。僕個人で言えばビフォーコロナの頃と全く同じことやってもいいんだっていうタイミングが来てる気がするんでそれで言うとちょっとわくわくしてますね。

WELCOMEMAN:なるほど。

SeshiroX:今までは結局、境界線がよくわかんなかったんでライブをやっててもどこまでがいいのって結局、僕らとか主催とかいろんな人が線引きするし、お客さんもそれぞれが線引きするし、だからみんなで一つにっていう言葉が言えなかった。

WELCOMEMAN:そうですね。

SeshiroX:一つにっていうのが今はすぐ言えるし、それが何か実際にできるんじゃないかなって気配を感じているので。

WELCOMEMAN:確かにそうですね。今日の収録日がそれこそニュースで言うマスクの規制緩和の日になってるんですよね。

SeshiroX:そうですね。

WELCOMEMAN:でも今の話も何かきっかけですね。ここからどんどん変わっていきそうな雰囲気を感じてます。
 だからビフォー自体が現在のアフターコロナになってくるだろうし、いろんな状況が戻ってきてくれたらいいですね。
 そうか。もっともっと逆に活発的に活動できるスタンスになってきそうですが、SeshiroXくんとしてはこんなことやりたいとかはあるんですか?

SeshiroX:めっちゃあるんですよ。

WELCOMEMAN:それを教えてください。ぜひバンドだけじゃなくてもいろんなことをやっていきたいっていうのあるんですか?

SeshiroX:そうですね。だからバンド以外で言えば、僕はずっと1人で弾き語りをやったり、メンバーでギターのKiyoくんと2人でアコースティックでやったりしているんですけど、ただアコースティックを1人でっていうのをちゃんとやりたいなみたいな。

WELCOMEMAN:要はギターの弾き語りみたいなことですね。

SeshiroX:ちゃんとって言うのは表現が難しいんですけど、今までもちょこちょこやってはいたんですけど、でも何て言うんですかね、本当に歌の力だけであったりとか、1人なんでギターもちゃんと準備と練習をしないといけないし、やっぱりそこで独り立ちできるみたいなのって今更ですけど、すごく自分にとって大事だなって思うようになってきて、それでそこを今年はやりたいなと思ってて。

WELCOMEMAN:なるほど。ソロプロジェクトみたいなことですか?

SeshiroX:ソロっていうわけではないんですけど、1人での活動として、修行に近いのかな。

WELCOMEMAN:それはライブをしたりとか、音源を発表したりみたいなイメージはあるんですか?

SeshiroX:なので弾き語りでライブする機会ってちょこちょこあるんですけど、それを増やしていったりとか。

WELCOMEMAN:そっか今までもそういう機会はあったんだね。

SeshiroX:もっと言えば東京が中心ですけど、遠征もやるとか。

WELCOMEMAN:なるほどね。挑戦ですね。

SeshiroX:友達のイベントの前座でやらしてよとか何でもいいんですけど、変な言い方になるんですけど、バンドで動くって時間とお金と労力がかかるじゃないですか。でも1人だったらそれが4分の1になります。なんだったら機材車いらないしとか。

WELCOMEMAN:そうやね。

SeshiroX:僕がSHILHOUETTE FROM THE SKYLITの看板で弾き語りをやるってことで知ってもらえる機会っていうのは同じようにあるのでそこでもチャンスを広げれるよねとか、自分の修行にもなるしとか、いろいろそういうところもあって、バンバンそういうことをやってても面白いかなと思ってます。

WELCOMEMAN:確かにバンドとしてのフロントマンを長く経験してきてて、後ろにメンバーがいるわけじゃないですか。それはそれなりの責任というか、背負っているものがある。
 だからバンドのボーカルとしてやらないといけないことと、自分がギターを持って歌を歌うっていうソロでやることって全然違いますよね。

SeshiroX:全然違いますね。

WELCOMEMAN:それの挑戦というのは音楽をやってる人からすると結構な挑戦やなって思うんですよ。怖いじゃないですか。

SeshiroX:そうなんです。なんだかんだ言ってやってはきたんですけど、やっぱりバンドメンバーが後ろにいるときの安心感って半端ないんですよ。
 だからそれが全くない状態で1人でアコースティックでそんな音圧でごまかすこともできなくて、勢いでごまかすこともできないみたいなところで人に何か伝えられるのかどうかっていうところはすごく自分にとって興味がある活動ですね。

WELCOMEMAN:その活動をするときはそれこそオリジナル曲ですか?

SeshiroX:もちろんそれはだから基本SHILHOUETTE FROM THE SKYLITの曲プラス好きな曲を好きにカバーさせてもらうこともあるでしょうし、なんだったら自分がこの場でしか歌わない自分の曲みたいなのもあっても面白いかなと。

WELCOMEMAN:なるほど。そういう意味でもどんどんそうやって挑戦していくわけですね。曲の幅とかも広げていくと。

SeshiroX:そこは完全に楽しみでやるだけですけど、普通に。ただでも全部が何かしらに繋がっていく活動だと思うんで、楽しくやるみたいなことが割とコロナ禍を通じて、キーワードになったかなっていうのはあります。

WELCOMEMAN:自粛されたりとか、人の動向が変わっていくっていうのもまじまじと見ていくわけじゃないですか?ライブハウスも含めて。
 その人たちにも生活がある中、なかなかできない状況は多分もうSeshiroXくんもそうだし、SeshiroXくんの周りの人たちとみんなが難しい状況だったと思うんですけど、その中で考えて考え抜いたことが楽しむことなんですか?

SeshiroX:そうですね。やっぱりライブがなくなって、バンド自体も気づかされたっていうところがあって、バンドのモチベーションもそういう環境、ライブだったりとか、周りから得るものだったりとか、それで何とか走ってたんやなっていうのを実感したので、だから今まで以上にもっと自分が楽しいと思うことにフォーカスしていかないと、またその苦しいときが来たらしんどくなってしまうので。

WELCOMEMAN:そうですね。だから周りに影響されることっていうよりかはまずちゃんと自分自身が何をしてどうやって楽しむかっていうことを一つの結論にしてそれがソロプロジェクトにもっと舵を切っていくことが大事なんだよねっていうことなんですね。

SeshiroX:そうですね。

WELCOMEMAN:そういう意味では挑戦という言葉はね、逆に言うとバンド活動をこれだけ長いことやってきて、まだ挑戦するんかいみたいなこともあると思うんですけど、やっぱり続けていくんですね。その挑戦は。

SeshiroX:挑戦しかないっすね。だからそこは実際まだやりきれてないこといっぱいあるんで。

WELCOMEMAN:素晴らしい。そうかSNSも踏まえてSeshiroXくんソロはSeshiroX名義なんですかね。

SeshiroX:SeshiroXでいいと思います。

WELCOMEMAN:たまにソロでやってたりとか、それこそギターのKiyoさんと一緒にやってたときとかはSHILHOUETTE FROM THE SKYLIT名義でやったんですか?

SeshiroX:一応、そんな感じですね。SeshiroX(SHILHOUETTE FROM THE SKYLIT)とか、一応、2人でやるときはSHILHOUETTE FROM THE SKYLITとしてやってますね。

WELCOMEMAN:でもソロだろうがバンドだろうがそこは隔てなく、結局、自分が持ってる音楽を、要はレパートリーもカバーも...

SeshiroX:1人でやる部分はそうですね。Kiyoくんとやるときも好き勝手に曲をカバーしたりしますけど。

WELCOMEMAN:それはアコースティックならではのお楽しみとしてということですね。素晴らしい。
 いろんな歴史を遡っていきながら2023年はまた活発に動いていくっていう話を聞けてすごい僕もポジティブになりました。

SeshiroX:ありがとうございました。

WELCOMEMAN:久々にお会いしていろいろ話聞けて良かったです。

SeshiroX:こちらこそ。

WELCOMEMAN:ちょっと最後に角度が変わるんですけど、ルーティンとか、ライフワークのことを聞いてて、例えばルーティンの中で何を一番大事にしてますかっていう質問で作家さんの方だと睡眠って言ったりとか、あと朝に走るとか、いろんな方いるんですけど、ルーティンを作らないっていうことが自分にとってベストだみたいな意見もあって、本当に多種多様だなって思って、答えはないなと思うんですけど、SeshiroXくんのルーティン、これは欠かさない毎日なんかやってることありますか?

SeshiroX:走ったりとか運動だったりとか、トレーニングだったりあると思うんですけど、残念ながらずっとこれはやってますみたいなタイプの人間じゃないんで、あるとしたらでもあれですかね、僕はコーヒー好きなんで、必ず朝にコーヒー飲みますね。

WELCOMEMAN:夜は必ずお酒飲んでますか?

SeshiroX:夜は必ずお酒を飲んでます。

WELCOMEMAN:それですね、ルーティンは。

SeshiroX:そこぐらいじゃないすかね。真面目なこと言うと朝はやっぱちゃんとすっきりさせて、1日の計画を作るところからやるんでそれをやるっていう時間はある程度ルーティンぽいのかなっていうのはありますね。お酒もそうですけど、それはそれでやっぱり明確に人からの刺激がないとなっていうのはコロナでも思いました。行けるときは行ってますね。

WELCOMEMAN:なるほど。自分でお酒を飲んでるってことじゃなくて...

SeshiroX:どちらかと言うと仲間たちと外に出ていって街へ繰り出すことが多いですね。

WELCOMEMAN:なるほど。SeshiroXくんの考え方として、前半にもありましたけど、僕がすごい見てて、哲学的なところとか、論理的なところもあるし、とはいえその熱量が強くてやっていってるっていうのもあって、そこのバランスがすごい取れているなって見てて思うんですよ。
 もちろんずっと努力してやってきていると思うんですけど、一つずつのことをクリアすることと、僕なんかタイプ的にすごい先の話から逆計算してやるタイプだから、目の前が逆におろそかになったりするんですよ。向こうのところまでは見えてるんだけどみたいな。
 そういうのはSeshiroXくんと一緒に仕事をしていた時間も踏まえて、緻密にやるところもちゃんとやる。
 でもここは情熱的に行った方がいいよねみたいなことはちゃんと情熱的にいくみたいなことのバランスがすごい。   
 例えば音楽仲間と酒を飲んでワーッてやることってむちゃくちゃ大事なことだってすごい認識してるんですよ。
 でも明日の朝起きたらあれやこれやタスクがあって、今どっちの優先順位大事やってなったら仲間と一緒に酒を交わして、熱量で熱い話してると。くだらない話もちろん踏まえてだけど、俺はこっちの方がすごい人生として大事だよねっていうのを取捨選択してるんやろなってすごい思うんですよね。

SeshiroX:それがめちゃくちゃ大事というのは実は最近やっとわかってきたみたいなことがあって、無意識にやってたんですけど、今はすごくそこに意識的になりましたね。
 いや、本当おっしゃる通りだと思ってて、いや明日仕事あるけど、これ飲んだらあかんようなせめぎ合いって誰にもあると思うんですけど、これって、どっちかに偏っても良くないと思っていてもう毎日真面目にやっていくタイプなんだし、切り上げると切り上げるんだっていうタイプでも僕はよくないと思ってて、それって要は自分を解放して、溜まったものを出すだったり、その何かよくわからん時間から精神的なプラスを捨ててしまうことになるので。

WELCOMEMAN:確かに。

SeshiroX:でもかといっていつも行ってたら駄目なんですよ。いつも行ってたら仕事なくすんで。
 3ヶ月に1回、今日、仕事行けませんすみませんっていう電話あってもいいと思うんすけど、毎週やったら多分すぐクビになると思うのでそのバランスみたいなところを無意識にやってたんだと思いますね。


WELCOMEMAN:無意識だったんですね。

SeshiroX:だから結局そうするしかないやんっていう感じでどっちも大事やしっていうので、ぶれにぶれてたんだと思いますけど。

WELCOMEMAN:ぶれれてないと思いますよそれって。動物的判断とか感覚的なセンスみたいな話になるのですけどそこをすごい人情を大事にしてるなっていう印象はすごいあります。

SeshiroX:いやあごめんって言うときもありましたから。今日はいけないっていうのもありました。

WELCOMEMAN:僕もSeshiroXくんもそうだったレーベルのプロデューサーさんも熱量爆発でしたもんね。

SeshiroX:熱量しかないです。

WELCOMEMAN:もう人間的な熱量がもうすごいパワーありましたからね。僕もすごい影響を受けて成長させてもらったなと思ってますし、今回、リハときもお話させてもらいましたがSpotify独占配信のSHINKUKAN PODCASTがちょうど1年目を迎えてシーズン1がそろそろ終了するタイミングでもうすぐシーズン2に入るんですが振り返ったときに、SHILHOUETTE FROM THE SKYLITって僕の中ではすごく大事な30代前後の仕事バリバリでやらなあかんタイミングのときだったので、良い時間を過ごさせてもらったし、シルエットのプロデューサーさんにもここを通して感謝しているので、そういう意味では今もお会いしてお話してるって話もあったからすごい嬉しかったです。

SeshiroX:ちょくちょく遊ばせてもらってます。

WELCOMEMAN:はい。また優先順位的に言うといつかどこかで、今日朝まで行かなあかんなみたいなときがあったら、そのときはまたぜひ飲みましょう。僕も察知してこれはもう朝までやって腹をくくるので。

SeshiroX:ありましたよ。でもそういうときも。

WELCOMEMAN:ありました。僕ももう訳わからへんよなってときありましたから。これからもよろしくお願いします。
 ということでシルエットとして2023年の活動の話もそうですし、ソロでやれることとかも増やしていくってすごいポジティブな話もいっぱい聞けて本当にありがとうございます。
 またポッドキャストも踏まえてねライブ活動とか、SNSでね情報発信されていると思いますんでぜひチェックしていただければと思います。前半、後半ありがとうございました。

SeshiroX:はい。ありがとうございます。

WELCOMEMAN:それでは最後に曲の紹介をお願いします。

SeshiroX:2022年のと「To Be Continued」いうEPからこの曲を聞いてください。「Answer is Mine」

さあ、お送りしたのは「Answer is Mine」でした。前半後半お届けしましたが、最後にシルエットのプロデューサーの方の話が出てたのでちょっとしておきたいなと思ってましてストーリーの中でも出てきましたがその方をきっかけにSHILHOUETTE FROM THE SKYLITが拡大していくわけなんですけども、その方のサポート役として、右腕として僕が機能していくためにいろんなメディアにタイアップをしたりだとか、こういうオーディションがきっかけですけど、サマソニのステージに出ていくようなきっかけ作りを僕がしていって、実際そこをもっと加速したり、バージョンアップしていくのはそのプロデューサーの役割でそこに結果を残していくのがバンドとしてのシルエットみたいなのが絵としてあったんですけど、その方の存在がバンドのスピードを上げる、バンドのモチベーションとくにメンタリティのところとかをかなり強く、男気あふれる感じでがんがん前に進んでいってくれてて、表には出てなかったんですけど、僕はそのプロデューサーがSHILHOUETTE FROM THE SKYLITを大きくしていってくれた立役者なんじゃないかなと思ってはいてます。実はそのプロデューサーは僕のバンドメンバーやったんですよね。
 僕が高校のときに初めて会って、メンバー募集とかで探してたところで出会うことになって、一緒にバンドを組むきっかけだったんですよ。
 バンドを組んだときは僕がモチベーションが高くてすごくこうじゃないと嫌だみたいな高校生ながらすごいプライドがあって、本当に偉そうに先輩なんですけど、こうしたいっていう思いを強く伝えて、そこに乗っかっていただいて一緒にやったと。
 とはいえ、僕の2つ年上の先輩でスーパー遊び人で人生経験、遊ぶという言葉をその人から教えてもらったんですよ。
 こうやって遊ぶんやみたいな事とかも教えてもらってね。そういう意味では人生経験をその方からいただいて、僕のバンドマインドみたいなプライドは、僕がその方にガンガン偉そうに言うっていう状況の中お互い成長していって、逆にその方ののパワーがすごく拡大したのは、SHILHOUETTE FROM THE SKYLITのレーベルを自分でやるというところだったんです。テックレコードというね、レーベルなんですけども、そのパワーがすごく膨らんで、すごいいろんな人生経験させてもらいましたお店を神戸でやったりね。
 そこにいろんなバンドマンが集まってきて、日々モチベーション上がるようなコミュニティというか、仲間意識が強くなったりとかしたり、いろんな青春時代を過ごしました。は
 今の僕の人間的なマインドの形成はやっぱその時代にされてて、今も引き継いでます。40歳にもなったのでねそういうコミュニティだったりとか、メンタリティ、仲間っていうこの意識も持ち合わせながらもうちょっとビジネスとかデジタルとか社会、経済みたいなところにもうちょっと僕が頭良くなって掛け算したときには、すごくでかいことになるんじゃないかなって正直思ってるので、あのときの気持ちを忘れないみたいなことで言うと今回のSeshiroXの対談は僕にとって非常にポジティブで忘れられない、忘れてはいけないそんな時代を思い返しながら、歯を食いしばってまた前に進もうと思いましたね。
 SHINKUKAN PODCASTは継続していきますし、そういった昔、いろいろあったいろんな成長をともにしたアーティストなんかも出てくれてここで一緒に話できるようなね、ポッドキャストにもなっていきたいなと思っておりますので久々に聞いた仲間たちがいれば、ぜひコンタクトを取ってください。
 ということでシーズン1がもうすぐ終わりますがすごいふさわしいアーティストにお越しいただきました。ありがとうございました。
 さあそれでは最後にお知らせさせてください。私、WELCOMEMANは音楽プロデューサーとして様々なプロジェクトに関わっております。
 この番組タイトルでもありますSHINKUKANは日本の音楽コンテンツを世界へをモットーに掲げたサブスク型の音楽ストリーミングプラットフォームであり、
ライブアーカイブやオリジナルコンテンツも見放題、聞き放題です。      
 SHINKUKANとはいわゆるギターのアンプというかトランジスタ、いわゆるその音を温かくしたりとか音のキャラクターを変えるっていう真空管という部品があるんですけど、そういう意味もちなんでますし、あとはオーディオのマニアックな人が非常に音を良くしたい。
 真空管の種類とか、サイズ感を選びながら音をウォームアップしていくとか温かい音楽にしていくために使ったりするその部品の意味もあります。
 もう一つは、新しい空間、新空間ですね。新しい空間という意味があって、そういったウォームなコミュニティ、音楽で繋がるこのアナログな世界って曖昧だけど、仲間意識とか、目に見えない音楽も目に見えないですからそういう信頼とか、そういうのを真空管の意味を持たせてるのと、あとは新しい空間でどんどんデジタルが進化していき、いつかメタバースにみんな移行していくんですけですけど、その真空管の温かく繋がっていこうぜっていうところと、デジタルの加速にもちゃんと対応していこうぜって、忘れてはいけないものを持ちながらこの新しい世界にしっかり順応していきながらライフワークを音楽で繋がっていこうみたいなねそんな意味合いがあるんですよ。
 実はSHINKUKANってね。だからポッドキャストも非常にそういうコンセプト等に対して、しっかりできてるなと思いますし、これからも続けていきたいなと思っています。


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・WELCOMEMANがCEOを務める大阪発のなんでも音楽事業やりまっせ会社「株式会社ブラッシュミュージック」


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