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Istituto Marangoni Milan マスターコース留学記 〜学校編3〜

【[学校編3]本格始動 】
2周目の授業が終わった為、前回に引き続いて授業内容について触れていこうと思います。

[History of contemporary fashion]
主に世界の服飾の歴史を学びながら、現代のファッションシーンとの繋がりや、各ラグジュアリーブランドのインスピレーション源となったような出来事、文化について触れていきます。
その授業の中で、数人からなるグループを作ってテーマを決めてリサーチ、最終的にグループでプレゼンするテストや、学期の最後には個人的に業界に対してビジネス、創造性、社会問題、生産などの観点から批判的に分析したリサーチ(英語最低1000語)のレポート提出などの課題があります。

[Image digital processing]
デジタルソフトの使用について深く学びます。この授業はFashion designのパーソナルコレクションとDesign methodsのブランドとのコラボレーションと深く関わっており、それらの授業で最終的に仕上げるデータでのポートフォリオに含むデジタルな要素に対して、適切なアプローチができるようにするための授業になります。初めはPhotoshop などのベースとなるアプリから学び始めます。

[Visual research]
この授業では、最終的に論文を提出しなければいけません。
まず授業内で示された複数のテーマから一つを選択します。一次研究では個人的にアクションを起こして集めた結果、そして二次研究では既に世に出ている結果をリサーチして、一次での結果との比較、などのしっかりとした順序を踏んだ論文を提出することが求められます。そしてそれらのリサーチを進める中で、Fashion designでのパーソナルコレクションと社会的問題や歴史的な繋がりを発見し
最終的なポートフォリオ制作にも活かす、というような内容となっています。




以上が、セメスター1での全クラスの授業とその内容になります。
やはりほとんどの授業がパーソナルコレクションやブランドとのコラボレーションと繋がっている印象があります。その反面で、マスターコースという修士課程特有の論文や批判、研究などの内容もかなり重要になってきます。
授業の進展など、また報告いたします。
それでは!

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