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【お題拝借】“自分のプライド”と向き合う(50歳・会社員)

茨城県にお住まいの50歳会社員Sさんから拝借したお題を紹介します。

つくば市のステーキ居酒屋 「チャンプ」でお題拝借
ステーキがっつりです。バター と ニンニク が決めてです。
お店のオーナーの 田上明さん は元全日本プロレスチャンピオンです。
店内でオーナーの 田上明さん と記念写真

これから先のこと、仕事のこと生活のことを考えると視界不良です。
自分に向き合うことを避けてきたツケが回ってきているのかもしれません(苦笑)

50歳・会社員Sさん

そこで今回は、Sさんから頂いたお題「自分に向き合う」を拝借して、 「“自分のプライド”と向き合う」を「未来を輝かせるツール」に変えたいと思います。

【私ならこう考える】

私は、何か自分にとって不都合な出来事が起きたとき、
得られるはずの貴重な学びをムダにしないために、
自分の心は素直になっているか?
を自問するようにしています。
 
しかし言うは易く 行うは中々難しい!
私などは、
「自分にとって不都合な出来事の中にある事実を探求して、それを認める(或いは受け入れる)ことが自分のために大切である」
ことが頭でしか理解できずしばしば自分の心眼を曇らせてきました。
 
なぜ事実に向き合わないのか?
私の場合、
自分の プライド や 自尊心 が傷つくことを恐れたからです。
そしてその プライド や 自尊心 のために相手に譲れなかったのです。

棋士 永瀬拓矢 九段の凄み

私は、棋士の対局をテレビで観戦するほどの将棋ファンではないので、
藤井聡太七冠が八冠をかけて永瀬拓矢王座に挑戦する時まで、
永瀬九段の名前を知りませんでした。
調べてみると、
藤井さん(22才)と永瀬さん(31才)の関係は、まだ藤井さんが4段だった 6年前に遡ります。
当時格上だった永瀬さんが直観的に「この人から学びたい」と思い、
自分から藤井さんに練習対局を申し込んだことから始まったそうです。
以来、永瀬さんが藤井さんの拠点の名古屋に赴き、藤井さんの師匠である杉本昌隆八段の研究室を借りて練習対局を重ねてきたそうです。
 
藤井さんに敗れて、藤井さんの八冠が決まった対局後に記者が
敗れた永瀬さんに「今後も 藤井八冠と練習対局を続けていきますか?」と質問すると、
永瀬さんは「もちろんです」と答えています。

棋士 永瀬拓矢 九段の更なる凄み

彼のこの発言に興味を持った私は、
藤井さんに敗戦した後の永瀬九段のコメントをネットで拾ってみました。
 
【永瀬棋士のコメント】
まず彼はこんなことを言っています。
プライドや意地は この世で一番いらないもの。
 
そして藤井さんに対してこんなことを言っています。
・藤井さんの存在があって幸せです。先を行く人がいるから追いつこうと頑張れる。でも目の前に誰もいないのに、藤井さんはどんどん前進している。

私がいちばん驚いたのは、
次の「藤井八冠は 人間をやめている」のコメントです。
・藤井さんのすごいところは集中力。
    あと自分にとっての損得で考えないところ。
 それは「人間をやめている」とも言える。
    例えば、藤井さんは将棋の勉強の邪魔ともいえるイベント出演といった
    対局以外の仕事を断ってベストを尽くすのではなく、
    どんな大事な対局が次に控えていても、頼まれたら全部やる。
 その上でベストを尽くす。
    普通は仕事を減らすなど環境を変えようとする。
 そのような考え方があるのかと、発見だった。
 
私は永瀬九段に対して、
「事実を事実として認めてそれを素直に受け入れることが自分のためになる」と揺らぐことの無い価値観、信念を持っている人なのだ、と思うと同時に、31才にしてこの人間観!と尊敬の念が湧きました。
 
どうでしょうか?
答えはありませんが、私の体験談はさておき、
永瀬九段の話をアナタに紹介したくなりました。
 
アナタの輝く未来のために!




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