中原中也「月夜の浜辺」/遥奈

◆時間旅行シリーズ◆
中原中也さんの「月夜の浜辺」を私なりの解釈で音楽と映像にしました。

夜、浜辺に落ちていた「ボタン」は、
誰にも見向きもされないようなものかもしれません。

けれど、手放せない。
途方もなく愛しくて、
自分には輝いて見えてたまらないのだ!
「もう手放せ」と、ひとに言われたとしても、それができないのだ!

と、子どものように泣きわめきながらも、
目をきらきらと輝かせている中也さんの姿が、この詩を読んだ時に思い浮かびました。

自分のしあわせや、
自分の好きなもの・嫌いなもの、
何に感動し、何をするのか、
それは、自分の心が決める。
たとえ世の中においての正解が決められていても、
それに縛られる事はないのだ、
心はずっとずっと自由なのだ、
と言ってくれているような気がしました。

そして、
私にとっての「ボタン」は、
あなたにとっての「ボタン」は、
それぞれの心が、きっともうよく知っているのでしょうね。

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