萩原朔太郎「こころ」/遥奈

◆時間旅行シリーズ◆
萩原朔太郎さんの「こころ」を私なりの解釈で音楽と映像にしました。

皆さんには、離れ離れになっても大切に想う人は、いますか?
「こころをばなににたとへん」とは、「こころを一体なにに例えよう」という意味です。

うれしい日にも、かなしい日にも、
愛しかった、大切だった、あの人の思い出と生きている。
けれど、その思い出に寄り添って悲しんでみても、戻らない。

もの言わぬ思い出を抱きしめる度に、
しあわせで、だけど傷ついて、
そのさびしさを手放さない、この「こころ」。
とても美しい言葉で綴られています…。
萩原朔太郎さんには、詩人で小説家である室生犀星(むろう さいせい)さんという親友がおり、一番の理解者だったそうです。

彼らの強い絆と、若き日の思い出を、この「こころ」という詩に思いました。

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