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テレビのハナシ。

情報に溢れる今の世の中。

毎日沢山のニュースが流れます。

そして、ニュースは基本的にネガティブな情報で構成されています。

誰かが殺された

芸能人が麻薬で逮捕された

誰と誰が不倫した

今現在だとウイルスの話題で3ヶ月ほどは賑わっています。


■テレビはなぜ無料なのか?


そもそもテレビとはなんなのか?ということを考える必要があります。

まず、NHKを除いて民法は無料で放送しています。

優しいからみんなのためにコンテンツを配信しているのでしょうか?


・テレビは番組と番組の間にCMが挟まります。

Commercial message =商業のメッセージ という意味なのですが

文字通り営利目的のメッセージが流れます。それを見て、欲しい人が買ってくれるので、お金を払ってでも流す価値があるということです。

つまり、無料なのはスポンサーとしての企業が視聴者の代わりにお金をテレビ局に払っているからであって私達は無料でテレビを視聴する代わりに、企業の商品を買ったり、知ったりしているのです。

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ここまでは皆様認識しているかと思います。

■ネガティブな情報を見ると・・・

さて、ではなぜニュースなどではネガティブなコンテンツを扱うのか?ということですが、単純に生物の本能として身の危険に関連するモノの方が注意を惹きやすいからということがあります。

自分の地域の事件があれば、自分にも危険が及ぶかもしれない!!と思ってテレビに見入ると思います。

反対に、芸能人の私生活などに関してはファンでなければ興味がわかないと思います。


そして、なによりも人はネガティブな情報を受け取ると自然とストレスがたまります。

そして、そのストレスを何かで発散したい!と思うのです。

その1つが買い物による消費活動。

お昼頃のワイドショーがわかりやすく、

事件の話→テレビショッピング→事件の話となっていることが多いですね。

事件の話で感じたストレスを本能的に発散するために、テレビショッピングのダイエット器具や、グルメお取り寄せなどへの購買意欲が高くなるということです。

つまり、最初の話とつながりストレスのかかる情報はスポンサーのためという図式になっているのがよくわかります。

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世の中タダほど高いものはないということです。


■テレビは民衆を操る。

3S政策(さんエスせいさく)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

Screen(スクリーン=映画鑑賞)、Sport(スポーツ=プロスポーツ観戦)、Sex(セックス=性産業)を用いて大衆の関心を政治に向けさせないようにする為に第二次世界大戦終結後、GHQが日本の占領の為にとった政策のことです。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本に置きかえると、映画、ドラマ、スマホアプリ、野球、サッカー、キャバクラなどでしょうか。

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これらに熱中させることによって政治に関心を持たない国民を養成してきたわけです。そして投票率などを見るにそれは大成功しています。

■リモコンに操作されているのはどちら?

私達はテレビで見たことを世の中の事 と思うクセがあります。

テレビで人気があると報道されれば人気なんだなぁ・・・

テレビで悪い人と言われれば悪い人なんだなぁ・・・

と、民衆の思想はテレビによって作られているといっても過言ではありません。

そして現在はインターネットにその主戦場は移りつつあります。

今回、少し過激かもしれませんがそんな危険性もあるのかも・・・と思うだけでも捉え方には変化があると思います。


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