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きっかけは自分から

昨日のパン屋さんでの話。

私は片手に持っていたアイスコーヒーに気を取られていて、顔を上げるのも忘れてお会計をしてもらっていました。
やっとエコバッグに購入したパンを入れて、さぁ帰ろうかと思っていたら、
「ようやく、梅雨が明けましたねっ。」と明るい声が。
ふっと顔をあげると、微笑みながら私に話しかける女性の店員さんの姿がありました。
昨日は、東京、梅雨明けの日。朝ニュースで見て、今日は外でコーヒーでも飲もう、と家を出た私を、分かっているかのような話しかけ方でした。
もちろんそんなことまでは伝わっていると思いませんが、機嫌いい顔をしていたのかもしれません。
私も嬉しくなって、「ようやく、ですね~。夏が始まりますね!」と返し「ここのパン美味しくて、、久しぶり買いに来ました。」と付け足しました。
店員さんは、ぱぁっと明るい笑顔になり、「そうでしたか、嬉しいです」とお辞儀をしながら感謝の気持ちを伝えてくれました。

「きっかけは自分から」
あの店員さんが話しかけてくれなかったら、私は正直店員さんの顔も認識できずコーヒーに気を取られ(笑)、そのままお店を出てしまっていたと思います。
きっと話しかけるタイミングを伺って、ここだ!というところで話しかけてくれたんだと思います。
おかげで私は「梅雨が明けた」という嬉しい気持ちを共感でき、さらに「ここのパンが美味しい」ということを伝えられました。

「何をしたらお客様に感謝してもらえますか?」「どうしたらお褒めの言葉をいただけますか?」など、質問をいただくことがあります。
「何を」も大事ですが、お客様はすでに、あなたやお店、商品に感謝したかったり、褒めたかったりするかもしれません。ただきっかけがないだけ。
昨日の店員さんは、そのきっかけを作ってくれました。
”きっかけになる言葉をかける”、大事だなぁと改めて感じました。

・お客様と自分(お店、商品)の共通点を探して話しかける
・お客様の素敵だなぁと思う部分を褒める
・天気、時間帯の話をする
などなど、コツはいろいろとあるかと思いますが、実践する価値あり、と思います。

「きっかけは自分から」
ちょっと意識して、今日も楽しく接客できますように✨


いつもお読みいただきありがとうございます(#^.^#)
Nao

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