将棋界下半期の流れ(藤井聡太二冠正念場の夏以降)
名人戦を終え、渡辺名人が防衛を果たし、またマイナビ女子オープン・女流王位戦でそれぞれ西山朋佳女流三冠・里見香奈女流四冠がタイトルを堅持した。里見香奈女流四冠は、これで清水市代女流七段の記録を抜いて、単独トップの44期となった。
正直言って、将棋界の上半期における動向はこれにて完了し、続いて下半期へと移ると言ってよいだろう。女流タイトル戦は2人が保持しているわけなので、今年度内、この2人の間を誰が割って入ることができるのか、はたまたこの2人が堅持し続けるのかが注目すべき所であ