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第33期竜王戦第2局(於万松寺)大盤解説会行ってきました。

遂に念願の大盤解説会場に行ってきました。初めての大盤解説会は藤井聡太二冠の対局だと思っていたところ、しびれをきらして!?行きました。


対局場は名古屋市内にあるお寺万松寺。9時30分開場なので、朝7時30分頃の新幹線に乗車。そのため朝5時過ぎに起床。すぐさま、Twitterをチェックすると、ナインティナインの岡村隆史さんご結婚とのニュースが。一瞬ドッキリかと半信半疑だったが、すぐさま本当だと分かり、しばしショックを受ける。自分に関係することって多少なりとも影響を受けるもんですね。ここ何年かは岡村隆史さんのラジオやテレビ番組とともにプライベートを伴にしたので、まさかのご結婚報道。でも、めでたい事。おめでとうございます!!

名古屋駅から地下鉄を乗り継ぎ、9時過ぎには万松寺へ着。9時30分開場だというのに、すでに10人ぐらいが列をなす。雨が降りしきる中、階段の屋根に助けられ開場まで待機。ここからは色々あるので箇条書きで。


・受付で竜王戦特別マスクを貰う。ちょっと嬉しい。解説会場に入ると、でかいモニターが。そこにデジタル盤面、対局場(両対局者&盤面)、棋譜が映りどこからでも見やすそう。
・前方は固いイス、後方は階段状で映画館のようなイス。せっかくなので、前3列目ぐらいに座ることに。一番前のセンター席は竜王戦プレミアムのVIPな方々用。封じ手開封から、感想戦まで堪能できるかなり良い席。値段もそれなりにする。
・10時から大盤解説開始。午前中は三枚堂達也七段や和田あき女流初段、山崎隆之八段、青野照市九段(順不同)が代わる代わるご登壇。ネット中継やテレビでしか見なかった人たちをかなり近い距離で見られてテンションアップ。45分ほど解説をして15分ほどの休憩を入れてくれるので、聞いている方も休憩できて聞きやすい。
・大盤解説の話の中で印象に残った話。青野照市九段が白玲戦・女流順位戦にふれられ、女流棋士にも順位戦が取り入れて棋戦が増えるのは良いという反面、強い人と弱い人がはっきり格付けされる、現在の女流棋士の中で里見香奈女流四冠・西山朋佳女流三冠には勝てないと諦めている人がいる事を語っておられました。女流棋士界のより一層の精進の必要性を青野照市九段も感じられておられると思いました。
・午前の終わりは次の一手クイズ。同桂としか取りようがないタイミングで出してしまう。結果は94人中89人正解。今回は弁当付きのプランなので、昼食休憩の際にお弁当が配布される。すき焼き弁当、結構おいしかったです。ごちそうさまでした。
・午後の最初は次の一手クイズに当たった方の中から、扇子やポスターや手ぬぐいやマウスケースや揮毫色紙を抽選でプレゼントするところからスタート。抽選に外れる。進行が早く14時頃にもう一度次の一手クイズが出題される。1問目よりは難しかったようですが、かなりの方が正解。その後、同じように抽選。が、また外れる(泣)15時頃の休憩の際には万松寺さんより納屋橋のお饅頭の差し入れ。思いのほかおいしい。ありがとうございます。
・最終盤には杉本昌隆八段がご登壇。藤井聡太二冠は来ていない、と冒頭から陳謝⁉それでも師匠が目の前に見られてちょっと嬉しい。
・17時頃豊島将之竜王投了。プレミアムの方はそのまま感想戦を見に別室へ。通常の方はそのまま解散。

初めて行った大盤解説会の感想は、総じて楽しめるなという事でした。飽きさせないように、また棋士や会場スタッフがサービス精神をもって一般の方に接しておられることがとても感じられました。ネット中継の観戦もいいですが、行ける時は今後も行ってみたいですね。

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