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SNSにアップできない感情と体験が欲しくて、恋をするんじゃないんですか(過激派)

小説というか、エッセイというか、雑駁な短文です。ところで、カテゴリ不明の文章って結構好きです。

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「起きてる?」に既読をつけた瞬間に掛かってくる通話。

好きな本と称して付箋のついた詩集を突然貸せる勇気。 

「夏休み出かけよう」と駅までの道で切り出された誘い。

予定調和から少しだけときめく方向にずれる行動を取れる人に憧れます。

可愛いし話してて面白い最高の女の子だけど、すぐ「〇〇くんとご飯行った〜」と人に話すタイプの女の子。
そんな美少女と話してて、パンケーキの話になった。

0.1秒くらい「そのお店俺も行ってみたい!行こうよ」と言おうとして、
「この人と出かけたら遊んだこととかサークル全体に知れ渡る」と思って思い止まった。

「〇〇とご飯行った〜」とか、出掛けた翌日には知り合いのコミュニティ全員に知れ渡るくらいおしゃべりな人が、ほんの少し苦手です。俺だけですか。

楽しかったことは、SNSにも人にも話したくないし、どちらかと言うとそんな人に惹かれます。

SNSにアップできない感情と体験が欲しくて、恋をするんじゃないんですか(過激派)

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