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【SixTONES結成日】「1ST」全曲感想。

こんにちは。桜小路いをりです。

本日5月1日は、SixTONESの結成日です!
おめでとうございます!

なので、今回はSixTONESのファーストアルバム「1ST」の収録曲全曲について、彼らの魅力に迫りながら書いていきたいと思います。

私のnote史上最も長い記事になってしまったのですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

共通収録曲

「ST」

「1ST」のリード曲。なんの前触れも前情報もなく、突如としてラジオで解禁され、話題になった楽曲でもあります。
力強い歌詞は、これまで様々な紆余曲折を経て結成し、デビューを果たし、駆け抜けてきたSixTONESに相応しい言葉ばかり。最叫キラーチューンという名に相応しく、ダイナミックな歌声も印象的です。
また、歌詞の英単語の中の「st」が全て「ST」と大文字になっているのもポイント。
MVも勿論ですが、ライブon eSTの映像も感動モノなので、ぜひ見ていただきたいです。訴えかけるような6人の歌い方は、まさにライブでしか聴けない唯一無二のもの。
今頑張っている全ての人の応援歌になる、最高にカッコいい1曲です。

「NAVIGATOR」

セカンドシングルの表題曲。アニメ「富豪刑事」のオープニング曲にもなりました。
私は「夜を駆けるか 夜明けに賭けるか」というフレーズがいちばん好きです。当初は「これをセカンドシングルに持ってきて大丈夫か?」と思っていたのですが、今ではこれ以上にセカンドシングルにぴったりな曲はない! と断言できます。
近未来的な印象のMVや衣装も素敵なのですが、衣装によって、演出によって、いくらでも化ける曲でもあると思います。ザ少年倶楽部で黒とゴールドの衣装を着て披露した回があったと思うのですが、その時は騎士のような印象を受けました。ダークヒーロー感がカッコいい1曲です。

「Special Order」

「Special Order」の意味は「特殊指令」。通称「スペオダ」の愛称でも親しまれている曲です。訳してみると、自らの道を突き進み、その道を王道に変えていくという強い闘志が燃えるような歌詞になっています。最高にカッコいい……。ちなみに私は、訳していて「く~っ! しびれるぜ!」ってなりました……。
on eSTのライブ映像は、終始爆イケSixTONESが発動しっぱなしです。自分たちが誰よりもライブを楽しみ、思い切り情熱をぶつけていることが何より伝わる映像になっています。さすがSONYさん。衣装も軍服のような雰囲気があって、私はとても好きです。

「NEW ERA」

3枚目シングルの表題曲。アニメ「半妖の夜叉姫」のオープニング曲でもあります。
SixTONESのJr.時代のライブに「CHANGE THE ERA‐201ix‐」という公演があったと思うのですが、ちょっとその名前と曲名が繋がっている感じがしています。
疾走感抜群、一緒に走り出したくなるような1曲です。アニメのオープニングで初めて聴いたのですが、「This is SixTONES」というフレーズを聴いた瞬間、「『半妖の夜叉姫』で売り込んじゃうんですか!」と、とても驚きました。このパートを自信満々に歌う樹さん、いいですよね……。
初の外ロケとなったMVも、臙脂色の旗や海の映像を効果的に使ったカッコいい映像になっています。これまでCGを使ったものが2作続いたので、とても新鮮でした。

「Curtain Call」

個人的には、朝焼けが美しい春の海のイメージの1曲。(眠れない夜にドライブをして、海まで行ったのかな……)恋人と別れる時の切なさを、穏やかに凪いだ優しさや温かさが包み込むような、儚い雰囲気が魅力的です。
「君に伝えなきゃ 今までありがとう」というフレーズから、なんだかお互い未練が残っているのに別れざるを得なかった2人のイメージが浮かんできます。
こういう切ない曲も、すごく似合うんですよね……。メンバーそれぞれが持っている繊細さや優しさが、存分に表に出た楽曲です。
SixTONESが歳を重ねた時、どう表現の仕方を変えていくのか。とても気になる曲でもあります。

「Dance All Night」

全編英詞の楽曲です。もはや英語であることを忘れてしまうレベルで、本当に発音が綺麗。バイリンガルのジェシーの存在も大きいとは思いますが、メンバー全員、確実にステップアップしているのがすごく分かります。その努力は伝わってるよ!
on eSTでは、ラグジュアリーな印象のキラキラした衣装とサングラスがとても印象的でカッコよかったです。ロボットダンスをするパフォーマンスも印象的でした。サングラスをかけているので、どこに視線が向いているのか、どんな表情なのかが分からず、それがより無機質さを際立たせていました。
夜に聴くとぱっちり目が覚めてしまうので、ご注意ください。逆に、寝たくない夜にはとてもぴったり。

「S.I.X」

寝たくない夜にぴったりな曲、第2弾。逆に、気合いを入れたい朝にも私はよく聴いています。(朝からテンション爆上がりしちゃうので、乱用注意です)
読み方は「エスアイエックス」です。曲名はメンバーで考えたそうで、大文字にするところが、なんだかSixTONESらしいなと思っています。
ダンスフロアの眩しい照明の輝きや、賑やかな喧騒まで聞こえてくるような、間違いなくライブの定番になる1曲。
自然とクラップしたくなるような楽しげなパーティー感もあり、しかしSixTONESらしいギラギラ感も忘れない、イイトコどりな楽曲でもあります。

「Coffee & Cream」

椅子とカップを使ったパフォーマンスが印象的だった1曲。組み直す脚が長い……アニメかよ、ってなる曲です。きょもほくの乾杯もいいですよね。
こういう曲では、森本さんのキャラメルボイスがより一層引き立つ気がします。全体的にゆったりした、チルな歌い方も素敵です。
曲のジャンルとしてはヒップホップに入るのかな、という感じなのですが、甘い雰囲気が漂っていて私はすごく好きです。
個人的な話で恐縮ですが、SixTONESを推し始めてから、本当に色んな曲を聴くようになりました。彼らに出会っていなかったら、私の聴く音楽の幅はすごく狭くなっていたと思います。
そして、最後のミルクがぽたっぽたっとコーヒーに落ちるような音から、イミレに入っていく曲順、天才すぎるんです……。

「Imitation Rain」

SixTONESの記念すべきデビュー曲。楽曲提供、そしてInstrumentalは、X JAPANのYOSHIKIさん。
聴けば聴くほど奥が深い、どんなシチュエーションで聴いても必ず心に沁みる本当に最強のデビュー曲です。音楽で勝負する、という彼らのスタンスがより明確になった1曲でもあると思います。どんなに言葉を尽くしても、この曲が持つ不思議なパワーや、醸し出す独特の雰囲気は描写できません。
個人的には、いつか、YOSHIKIさんのピアノ演奏でイミレを歌うSixTONESを見てみたいなと思っています。むしろ、それを見届けるまで死ねないです。
デビュー前最後のライブTrackONE IMPACTのイミレは、涙なしでは見られないパフォーマンスになっていますので、ぜひ見ていただきたいです。

「Lifetime」

共通収録曲の最後は、アルバム本編を締めくくる、壮大なバラード曲。出光興産のCMソングにも起用されました。
鬱屈した夜の暗さと、そこにゆっくりと射していく陽の光の眩しさまでも感じさせるような、美しくも力強く、儚くも芯の通った1曲となっています。どこか神秘的な静謐さもあり、眠れない夜に聴きたい曲です。
最後にメンバー全員の声が重なる瞬間は、まさに圧巻。「アルバムを締めくくる」はずなのに、これから続く未来の明るさと、「この道を一緒に歩んでいこう」と強く手をひいてくれるような安心感があります。
MVもSixTONESのこれまでに重なり過ぎて、結成日に聴くと泣けてきます……SixTONES、よくぞジャニーズに残って6人でデビューしてくれた! 改めてありがとう!

原石盤(初回盤A)収録曲

「この星のHIKARI」

ジャニーズJr.時代、SixTONESが初めてもらったオリジナル曲。曲名もジャニーさんからいただいたそうで、SixTONESにとって非常に思い出深い1曲です。
私は音源化して初めて2番の歌詞を聴いたのですが、1番はまだ恋人になっていないのに対して、2番は付き合いたての初々しさを感じさせる歌詞です。ストレートにものすごくキュンとするフレーズが詰まっています。
普段はオラオラしているのに、不意に「もう僕のそばにいたらいい」のひと言も言えないなんて、ギャップ萌えです。
SixTONESには、いくつになっても、この曲はアイドル感満載の溢れんばかりの笑顔で歌ってほしいなと思っています。

「BE CRAZY」

「この星のHIKARI」と合わせて、「SixTONESのJr.時代・第1章」という感じでしょうか。ひたすらに夢を追いかけて、がむしゃらに進んでいくという強い意志、荒削りでありながら力強い決意のこもった1曲です。
この「Crazy」は、私は「夢中になって」「熱狂して」という意味だと捉えています。ライブTrackONE IMPACTでは、魂をぶつけるようなSixTONESの歌い方に、危うく涙腺が決壊するところでした。
「危ない道選んで 運命を賭け 心燃やして」という歌詞は、まさしくジャニーズとしての邪道を歩んできたSixTONESに相応しい歌詞ではないでしょうか。そして、この歌詞の通り、確実に一歩ずつ高みへと上がっていくSixTONES、カッコよすぎます……。

「“laugh” in the LIFE」

コール&レスポンスが最高に気持ちがいい、ライブでもド定番の1曲です。この曲のパフォーマンスでは、わちゃわちゃと楽しげなをSixTONESを見ることができます。
Jr.時代のYouTubeから、いい意味での「男子高校生らしさ」はちっとも変わっていない6人。その関係性と雰囲気は、ずっとずっと変わらずにいてほしいなと思っています。
「楽しみ尽くす”今”逃さないように」「なんだって We can make it」など、楽しいだけではない、励まされるような歌詞も印象的です。
そして、歌詞の韻の踏み方もとても爽快で、聴いていると自然とノッてしまいます。

「Rollin’」

ワイルドでギラギラした楽曲が得意なSixTONESに、間違いなくハマりまくりな1曲。
ライブTrackONE IMPACTでは、一等最初の楽曲でした。円柱型の檻のようなセットの中に6人が入り、会場の上から出てくるというド派手な演出は、個人的に後世まで語り継ぎたいです。しかも、それだけでは飽き足らず(!)6人の人力だけでその檻をぐるぐる回すパフォーマンスで、本当に「Rollin'」しちゃうSixTONES。ライブの序盤から、いきなり仕掛けてくるその感じ、嫌いじゃないです。(ちなみに、いきなりカッコいいが過ぎるビジュアルですので、心臓に悪いです……)
Feel da CITYでは1年ぶりにセトリ入りしたので、既にDVDの発売が楽しみだったりしています。

「RAM-PAM-PAM」

SixTONESのJr.時代最後のオリジナル曲。
やってくれたな、という感じでしょうか。最後の最後に、思い切り大きな爆弾を爆発させて去っていった雰囲気があります。
妖艶さとワイルドさをこれでもかと詰め込んだ、ギラギラした1曲です。
奇抜なパフォーマンスも相まって、初めてザ少年俱楽部で披露された時は、本当に驚いて画面に釘付けになったことを今でも覚えてます。ジャニーズJr.の歴史が変わった瞬間だったのではないでしょうか。
ついパフォーマンスにばかり目が行ってしまうのですが、楽曲自体にもワイルドな魅力が詰まっています。

音色盤(初回盤B)収録曲

「EXTRA VIP」

J2(ジェシー×田中樹)のユニット曲。
ラップ担当の樹さんと歌担当のジェシーに振り切った、大人の魅力が存分に詰まった1曲です。
妖しげな照明を使ったラグジュアリーなMVが、とても印象的でした。MV撮影当日に急遽振り入れをしたそうです。
「オオカミ少年」のレギュラーも務め、軽快なボケとツッコミの印象が強い二人ですが、パフォーマンスではバチバチにキメてくるペア。カッコいいに決まってます。(そして、実は樹さんがジェシーとの脚の長さの差を気にしているというのも推せます……じゅったん、十分長いよ!)
ライブon sSTでは、ゆごほくの呼びかけのもと、お客さんのペンライトを赤と青に分け、客席全体で作り上げたパフォーマンスが素敵でした。(髙地さんの「最強の二人」という言葉にじん、と来ました……)

「My Hometown」

ゆごしん(髙地優吾×森本慎太郎)のユニット曲。
互いに横浜出身の最年長×最年少ペアな二人が、故郷への想いを歌う、爽やかな1曲です。
MVでは、二人で休日を満喫する様子がナチュラルに切り取られており、まるで本当の兄弟のような雰囲気が素敵でした。
晴れ渡った青空と海が何よりも似合う二人です。
on eSTでは、体力的にもいちばんキツイであろうタイミングでのパフォーマンスでしたが、ゆごしんらしく、弾けるような笑顔で歌っている姿が、とてもキラキラ輝いていました。会場も黄色と緑のペンライトに染まっていて、スト担さんの愛情を感じます。

「ってあなた」

きょもほく(京本大我×松村北斗)のユニット曲。
「弱さ」を歌った切ないバラード曲となっており、「馬は合わないが声は合う」二人の魅力を詰め込んだ1曲です。唯一ユニゾンになるのは、「ってあなた」というたった数秒だけ。 繊細で美しい歌声に、一気に曲の世界に惹きこまれます。
MVもストーリー仕立てとなっており、同じストーリーをそれぞれが演じていくという構成です。恋人と別れる最後のシーンにだけ、きょもはその人の後をがむしゃらに追い、北斗さんはその場に崩れ落ちるという違いがあって終わります。きょもほくでなければ作れないMVではないでしょうか。
SixTONESの美麗コンビが織り成す世界観は、まさしく唯一無二です。

通常盤収録曲

「うやむや」

発売日まで楽曲の詳細が一切明かされず、発売当日の夜に突如としてアニメーションMVが公開された、「うやむや」になっていた1曲。
MVのイラストはダイスケリチャードさん、アニメーションはえむめろさんと、非常に豪華なコラボになっています。イラストのところどころに、宝石や「S」のモチーフが入っているのも素敵です。時折、瞬きをするように画面が暗転するのも私は好き。
ボカロっぽい曲調になっていて、ピアノの音色も印象的。メンバー全員の歌声の良さが引き立つような、なめらかにパートが変わっていく歌割になっています。
また、MVは本人が一切登場しない、というジャニーズとしては異例の試みでした。友達に見せたところ、「ジャニーズとは……?」という反応が返ってきたほど。「1ST」の中で、間違いなくいちばん大きな爆弾だったと思います。

「Mad Love」

ライブon eSTで一等最初に披露された楽曲。シルエットだけで展開していく、ドラマチックで艶っぽいパフォーマンスが印象的でした。
「うやむや」にも通じることですが、「顔が見えない」という演出が、いい意味でSixTONESの音楽の強さを引き立てているように感じています。勿論ジャニーズらしい本人のビジュアルを活かした演出もカッコいいのですが、それと同じくらいのカッコよさを、「Mad Love」では醸し出していると思います。
こちらも全編英詞になっていて、気だるげなセクシーさのあるSixTONESの歌声を存分に堪能することができます。「Mad Love」は「狂おしいほどの愛」という意味ですので、SixTONESお得意の重めラブソングです。

「Telephone 1ST ver. 」

「Imitation Rain」のカップリング曲。よりドラマチックで、ロックテイストの強いアレンジになって帰ってきてくれた、より一層大人っぽく成長した1曲です。
ライブTrackONE IMPACTのパフォーマンスは、ちょっと破壊的なカッコよさですので、わちゃわちゃSixTONESに慣れている方はご注意くださいと書いておきます。(優しい運動会企画のTelephoneは、ポンポンを持って自由に踊る大男たちを微笑ましく眺めることができますので、そちらもぜひ。)
SixTONESの持ち味といえば、何と言ってもパフォーマンスの、ワイルドさとどこか危険な匂いが共存する雰囲気。
ダークヒーローのような世界観がとても似合う、実はとても優しい大男たちです。

まとめ

まもなく7000文字に差しかかろうか、というところで終了しました。
前編後編に分けたほうがよかったかな、と今更ながら少し後悔しています。

記事を書いていて改めて感じたのは、SixTONESが誰一人欠けずにデビューしてくれたことの軌跡と奇跡でした。
本当に「人生『まさか』の連続」です。
私自身、まさかここまでSixTONESの沼にどっぷり浸かるとは思っていませんでした。

本当に本当に、結成7周年おめでとうございます!

SixTONESの魅力が、この記事でより多くの方に伝わっていれば、とても嬉しいです。


今回お借りした見出し画像は、数字と宝石のイラストです。今回の見出し画像はとても迷ったのですが、1、2、3、4、5の数字と、6つの宝石をデザインしたイラストに、SixTONESのオリジナル曲「Amazing!!!!!!」の歌詞を連想して、選ばせていただきました。これからも、6つの音色を奏でる原石たちの活躍を、応援していきたいです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。