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私のゆるゆるミステリー小説遍歴。
こんにちは。桜小路いをりです。
今回は、本がなければ生きていけない私の、これまでの「ミステリー小説遍歴」をご紹介していきます。
最後までお付き合いいただけると、とても嬉しいです。
1、東野圭吾作品
私がミステリーに、ひいては読書にハマったきっかけは、東野圭吾さんの小説でした。
いちばん最初に読んだのは、『素敵な日本人 』という短編集。
一編一編に驚きと感動が詰まっていて、珠玉の読書体験をさせてくれた大切な一冊です。
その後、東野圭吾さんにハマり、『放課後』や『プラチナデータ』なども読みました。
ミステリーではないけれど、『人魚の眠る家』も、私の人生の中で大きな役割を担っている作品です。
2、このミス大賞
次にハマって追い始めたのは、「このミステリーがすごい!大賞」の作品です。
一色さゆりさんの『神の値段 』や降田天さんの『女王はかえらない 』は、私にミステリーの魅力を余すことなく教えてくれた作品であり、かけがえのない読書体験をさせてくれました。
特に、『女王はかえらない』は、読後しばらく引き摺ってしまうほどの衝撃を受けました。
ややイヤミスっぽいのですが、ダークな雰囲気の作品が好きな方には、ぜひ読んでいただきたいです。
3、東川篤哉作品
コミカルさもあり、ユーモアもあり、あっと驚く衝撃と、ミステリーならではの爽快感もある。
東川篤哉さんの作品は、ミステリーの醍醐味をフルコースにして、おもてなししてくれるような作品です。
私が最初に読んだのは、『純喫茶「一服堂」の四季』でした。探偵役のヨリコさんが可愛らしくてお気に入りです。キレのある推理に目を見張る、安楽椅子探偵ミステリーとなっています。
もうひとつのおすすめは、魔法×ミステリーという化学反応を起こした、『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか? 』です。魔法使いのマリィちゃんが可愛くて、ひそかに推しだったりします。
4、安楽椅子探偵ミステリー
『純喫茶「一服堂」の四季』からハマってしまったのが、探偵役が事件の現場を見ず、聞いた話だけで推理をする「安楽椅子探偵ミステリー」です。
東川篤哉さんの作品だと、有名なのは『謎解きはディナーのあとで』でしょうか。
探偵役の毒舌執事と、刑事のお嬢様のかけ合いに思わず笑ってしまいます。
他にも、大山誠一郎さんの『アリバイ崩し承ります』は、ハウダニット(どのように犯行に及んだのか)に特化した作品で、こちらも非常におすすめです。
うさぎのような雰囲気の可愛らしい時計屋さんが探偵役で、こちらも推しだったりします。
そして、近藤史恵さんの『タルト・タタンの夢』に出会ってから、「人が死なないミステリー」にハマるようになります。
5、人が死なないミステリー(日常の謎)
先ほども触れた『タルトタタンの夢』を含むビストロ・パ・マルシリーズの他にも、近藤史恵さんの作品は『シャルロットの憂鬱』『天使はモップを持って』なども好きです。
「人が死なないミステリー」は、安心して読むことができ、誰かに薦める時にも、あまり人を選ばないので万能だなと思っています。
岡崎琢磨さんの『珈琲店タレーランの事件簿』シリーズは、コーヒー×ミステリー、相沢沙呼さんの『午前零時のサンドリヨン』はマジック×ミステリーと、多様なミステリーの形を楽しめるのも、醍醐味のひとつです。
人間ドラマや恋愛小説としても楽しめる作品ばかりですので、「人が死なないミステリー」「日常の謎」は、かなり沼の深いジャンルだなと思っています。
まとめ
こうして書き出してみると、私の好きな作品には、女性が探偵役になっているものが多かったです。
魅力的な探偵さんは、問答無用で推しになってしまいます……(我ながらチョロいです)
また、各作品の探偵さんの決め台詞なども比べてみると面白いので、似たような設定やキャスティングの作品でも、つい読んでしまったり。
また、私は、ミステリー小説しか読まない、というわけではなく、色んなジャンルに手を出す中で、ゆるくミステリー小説への「好き」を持ち続けている状態です。
今回ご紹介した作品もかなり定番に寄ったラインナップだったと思いますので、これもオススメ! という作品がありましたら、コメントにて教えていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さんの好きなミステリー作品は、何ですか?
今回お借りした見出し画像は、ムラサキツメクサと本の写真です。この写真から想像をふくらませたら一編の物語が出来上がってしまうような、どこかドラマチックな魅力に惹かれて選ばせていただきました。ムラサキツメクサは、小さい頃、道端で見つけるととても嬉しかった記憶があります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。