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SixTONES「CITY」全曲感想【前編】

こんにちは。桜小路いをりです。

SixTONESの2ndアルバム「CITY」。「1ST」からちょうど1年のタイミングでリリースされた、1日の時間の流れを音楽で感じることができる、という挑戦的な作品になっています。

今回は、私なりに、アルバムに収録されている曲を全曲(!)ゆる~く綴っていきます。
(共通収録の曲については通常盤の曲順です。)かなりボリュームたっぷりの記事になる予定ですので、前編後編に分けて書いていきます。今回は前編です!

ぜひ、最後までお付き合いください。なお、今日の桜小路は少しテンション高めですので、ご了承ください……。

共通収録曲

Interlude-Night-

アンニュイな雰囲気が漂う、最初のInterlude。ノイズが入っていたりして、どこか妖しい印象の曲から、アルバム通常盤の幕が上がります。

マスカラ

「Interlude-Night-」と相性抜群の「マスカラ」。〈夜〉にぴったりのギターサウンドが印象的な1曲です。また、切ない失恋ソングでもあるので、アルバムの序盤から「エモい」気分になります。個人的に、イミレに続いて、SixTONESが歳を重ねてからどう歌うのか楽しみな曲です。

Rosy

「マスカラ」からの「Rosy」、豪華すぎる。「マスカラ」で歌っていた葛藤や、弱い自分を振り切り、それらも糧にするような強さが見えます。疾走感もたっぷりで、ピアノの音色も印象的です。ストーリー性の高い曲がずらりと並ぶSixTONESの楽曲の中でも、かなりドラマチックな展開の1曲。

フィギュア

くじらさんが楽曲提供をした、「マスカラ」のカップリング曲です。最初は「夜?」と思ったのですが、アルバムを通しで聴いて納得しました。これは、夜の包み込まれるような雰囲気の中で、迷い、悩み、自分たちの「番を待っていた」過去を回想する章ではないでしょうか。かなりキラキラした、それでいて切ない歌詞の曲なので、曲順を考えるのは随分大変だったんじゃないかな、と思っています。

Interlude-Midnight-

〈夜〉と〈深夜〉を分けるの、さずがSixTONES。そういうところも嫌いじゃないです。最後の靴の音が印象的ですが、この伏線は次の曲で回収します。

Odds

Oddsの意味は「勝ち目」。ずばり、略奪愛の歌です。靴の音が近づいてきたと思ったら、めちゃくちゃ口説かれてます……。「そいつのことなんて忘れて」なんて6人に言われたら、絶対うなずいちゃいます。でも、私SixTONES箱推しなので、ひとりに絞れないです。

WHIP THAT

〈夜〉のパートでいちばん盛り上がる曲。ワイルドな曲がJr.の頃から大得意なSixTONESに、まず間違いなくハマる1曲です。RIDE ON TIMEでは「『RAM PAM PAM』の枠でこれを入れたと思われたらダサい」などと言う話し合いの場面もありましたが、入れて大正解だと思います。「RAM PAM PAM」×「Special Order」の、さらに2乗という感じでしょうか。

Everlasting

このギャップはずるいです。惚れる以外の選択肢が残されてない。THE FIRST TAKEでも披露された曲で、イミレとのギャップに驚いた方も多いのではないでしょうか。アルバムで聴いた時は切ない印象でしたが、THE FIRST TAKEでは、いい意味で穏やかな、SixTONESのナチュラルな笑顔が見られて嬉しかったです。空が白み始め、夜明けの予感を残すような1曲になっています。

Interlude ‐Sunrise‐

目覚まし時計の音と、ラジオのニュースの音声です。和訳をしてくださっている方がいらっしゃったので、こちらの記事も、ぜひ読んでみてください。

8am

すごくオシャレで、朝聴くのにもぴったり。朝陽がゆっくりと射し込むような眩しさと、微睡みの心地好さを感じる1曲。どこかゆったりしていて、優しい歌声が素敵です。プレイリストを組むなら、Cofee&Creamの1個前に入れたい。

僕が僕じゃないみたいだ

清涼感、爽やかさ抜群。キラキラしていて、どこか儚くて、でもロックなサウンドは力強くて。「踊らない」「スタンドマイク」の演出も印象的だった1曲です。Mステだったかな、1回目はいつものように、踊らず、華やかな造花で飾ったスタンドマイクで。その後、もう一度出演した時は、手持ちマイクで踊って披露していたのをよく覚えています。同じことは二度はやらないSixTONES、カッコいいです。

Ordinary Hero

「誰でも誰かのヒーローになれる」と、そっと励ましてくれるような、あたたかい曲。聴くたびに元気をもらえるような、優しく励ましてもらえるような1曲です。「誰かのためになれてるかな」という歌詞に、「なれてるよ! というか、SixTONESはもうスーパーヒーローだよ!」と言ってあげたくなります。

Your Best Day

ライブの定番曲にもなりそうな、絶対に盛り上がる1曲です。誰でも体を揺らしたくなるような、楽しい曲になっています。「むーむーむー」って口ずさむだけで、下向き気味の気分まで上がるはず。私は、道を歩きながらマスクの下で「むーむーむー」と口ずさんでいたりします。

Interlude‐Sunset-

夕日がずんずん沈んでいくようなイメージの音でしょうか。サイレンのような音も交じっています。車のドアが閉まって、エンジンがかかって、走り去るような音も最後に入っていて、また何かが始まる予感。

Fast Lane

この曲、共通収録曲の中ではトップクラスに好きです。レトロな80年代っぽい曲調と、SixTONESのワイルド感もありつつ、派手な疾走感もある。non STop digeSTで、この曲の映像を、RozyのMVの車に乗った6人にしたSONYさん、天才すぎます。ありがとうございます。あのシーン、いちばん好きです。黒いスーツにレザーの手袋にサングラス、危ない感じがして本当にカッコいい。

Good Times

これを1日の終わりに聴くと、否応なしに「ああ、今日もいい1日だったなー」ってなります。クワイア隊の皆さんと一緒に歌うDVDの映像も、本当に楽しげでとても好きです。つらい時も大変な時も、絶対に笑顔を引き出してくれるこの曲で、通常盤の本編は終了となります。


キリがいいので、今回はここまでです。
次回【後編】は、初回盤A、初回盤B、通常盤のボーナストラックについて、そしてアルバム全体の感想について書いていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
思ったよりテンションは高くなかったかな、と思いつつ、書いていてずっとルンルンしていました。

【後編】も、ぜひご期待ください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。