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ずる休みは、晴れの日に。

こんにちは。桜小路いをりです。

先日、朝から雨が降っている中で大学に行かないといけない日がありました。しかも1限目から。

「雨だから休めば?」と両親に冗談交じりに言われたのですが、楽しみにしている講義もあったので、「平気、行くよ」と返事をして、朝ご飯を食べて家を出ました。

私は、別に「ずる休み」をしたことがないほど真面目ではなくて、むしろ、心や身体がしんどくなりそうな一歩手前の、「まだ元気」なタイミングで学校を休んだことも、これまでに何度もあります。

思い返せば、幼稚園生の頃から。

実は、私なりの「ずる休み」の流儀がありまして。(私は会社で働いたことがないので、勝手気ままな学生の身で見つけた流儀ではありますが)

そのひとつが、晴れの日に休むことです。

できれば、抜けるような青空の、ほどよい気候の日が望ましいと思っています。

だって、ちょっとの罪悪感と後ろめたさを対価にして、何もしなくていい1日を手に入れるんだから。

お天道様に胸を張って休もう! という魂胆です。

ついでに、身体がある程度元気なタイミング、というのも大切なポイント。

しんどくなってからのお休みは、それはもう「ずる休み」じゃなくてただの「お休み」になっちゃうので。

逆算して、「あっ、このまま頑張ると来週の今日明日辺りしんどそう」くらいのタイミングで「ずる休み」を入れるのが個人的にはおすすめです。

清々しい晴れの日に、お部屋でうとうと、だらだら、ゆるゆる過ごしてもいいし、動きやすい身軽な恰好でお外に出てもいいし。

その1日で心も身体もリセットされて、翌日からまた元気になれるなら、「ずる休み」したっていいんじゃないかなと思います。

だって、そうそう何度もするものじゃないし、「ずる休み」って。

そもそも、「ずる休み」という言葉って、日々他の人の何倍も頑張っちゃうような、すごくすごく真面目な人がつけたものなんじゃないかなと思います。

「戦略的休息」とか、「先見性即日休暇」とか、もっと違う表現もあったでしょ! と、私などは考えてしまいます。

なんて、なんだか普段の私のnoteより斜に構えた文章になってしまいましたが、つまるところ、「疲れたらゆるゆるするに越したことない」ということです。

積極的に「ずる休み」しようという話では、決してなくて。

これからの自分の心と身体の調子を見据えて、しっかり休息をとるうえで、そのいちばんの手段が「ずる休み」なら、ためらわずにお休みしていい。

「この世界は、私が心も身体も限界になりながら頑張らなきゃ回っていかないほど小さくない」と私は思っているし、そのくらい、ゆるやかに、気楽に生きていていいんじゃないかな、と。

もちろん、自分が満ち足りている範囲内で。

頑張れるときに頑張って、頑張れないときは「頑張らない」を頑張る。

それを、これからもマイルールにしていきたいです。

今回お借りした見出し画像は、青空とピンク色のお花の写真です。空を見上げてみると、思わぬ景色が見られることもある。そんなメッセージも込めて、選ばせていただきました。

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