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CDが、好き。

こんにちは。桜小路いをりです。

CDが、好きです。

ジャケットをじっくり眺めるのも。
CDそのもののデザインを見るのも。
プラスチックのケースをそっと開けるのも。
傷をつけないように、恐る恐るディスクを取り出すのも。
盤を裏返すと、キラキラとオーロラ色に輝くのも。
歌詞カードを読むのも。

CDを構成する要素の全部が、好きです。

特に、CDの盤のキラキラしている面が好き。

それは、「音楽って、こんな色なのかな」と思うからです。

少し動かすだけで色んな色が見えて、人によって感じる色が違って。

そして、その面に傷がついてしまってはいけない。

大切に大切に、扱わなければいけない。

そんな壊れやすさも含めて、CDって、音楽を聴くためのすごく素敵な媒体だと思います。

それに、CDって、「1曲にどれだけ多くの人が関わっているか」がよく分かるものでもあると思います。

ジャケット写真や、そのデザイン。
CDの盤のデザインや色。
歌詞カードのデザイン、使われている写真や絵。
歌詞のフォント。
いちばん最後のページにずらりと並んでいる、たくさんの方のお名前。

それをひとつひとつ、丁寧に味わう時間が大好きです。

CDそのものの温もり、色んな人の手を介して完成したという、ほんのりとした温かさは、唯一無二のものだと思います。

もちろん、サブスクでの配信は便利だし、「ラク」ではあるけれど。
YouTubeでしか聴けない楽曲も、特別感があってイイけれど。

私は、配信とCDの両方でリリースされている曲なら、これからも自分のお財布と相談しながら、CDを買いたいです。

私自身、CDを何枚も買うタイプではなく、一形態につき一枚だけ買って大事にするスタイルなので。

このスタイルで「推し活」をしているのも、根底には「CDが好き」という気持ちがあります。

たくさんの人が愛情を込めて作ってくださったものを、何枚も何枚も同じものを重ねて並べて置いておくのは、私は少し気が引けます。

それに、「欲しい!」と思った方の手に渡ることが、大切だとも思うので。(期間限定の円盤や、初回限定盤は特に。)

色んな楽しみ方、色んな推し方があってもちろん良いけれど、たまにTwitterで「買ったのは一枚だけで、少ないけれど……」なんて文言を見ると、「絶対そんなことない! あなたに買ってもらえて、そのCDも喜んでるよ!」って思います。

今のご時世、大きな声のほうにばかり、ついつい流されてしまいそうになるけれど。

「誰がなんと言おうと、私はこれが好き!」という気持ちって、すごく大事だと思います。本当に。

これから、どんどん配信が主流になっていくと思うけれど、それでも。

CDが好き!

を、noteの片隅で語り続けていきたいです。


今回お借りした見出し画像は、音符をモチーフにした「note」の文字のイラストです。「note」の「o」の字がCDの盤のように見えて、即決でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。