マガジンのカバー画像

音楽が好き。

167
音楽についての記事をまとめました。 音楽との向き合い方から、出会った音楽のこと、プレイリストなどをご紹介していきます。 推しはYOASOBIとSixTONES。ボカロも好き。 新…
運営しているクリエイター

#花譜

花譜 「狂想」 全曲レビュー/狂おしいほどの想いが、零れぬように。

こんにちは。桜小路いをりです。 今回の記事は、神椿のバーチャルシンガー・花譜さんの3rdアルバム「狂想」の全曲レビューです。 全曲の作詞作曲をカンザキイオリさんが担当されており、「狂想」というタイトルの通り、狂おしいほどの想いが溢れた作品になっています。 ぜひ最後までお付き合いください。 「そうぞうりょく−Instrumental−」 鐘の音から始まり、美しいコーラスで展開していくアルバムの序章。 何かが始まる予感、神聖で厳かな雰囲気の中に、どこか切なさや悲痛さも

再生

夏の贈り物/「背景、夏に溺れる」covered by 花譜

こんにちは。桜小路いをりです。 今日、「動画」の形でご紹介するのは、花譜さんの8月最後の「歌ってみた」動画です。 n-bunaさんの「背景、夏に溺れる」。 切なさと懐かしさに溢れた曲と歌詞、夏の情景をやわらかく歌い上げる花譜さんの優しい声、はっとするような高音。 胸がきゅっとなるほど美しくて、ただの一音も取りこぼしたくなくて、思わずイヤホンの音量を大きくしてしまいました。 このオレンジ色の夕焼けの中に、どこまでも溺れてしまいたい。 そんなふうに思う「歌ってみた」です。 動画・サムネイルの美麗なイラストは、優子鈴さんが担当されています。 画集もお迎えしているほど大好きなイラストレーターさんなので、とても嬉しい。繊細な描きこみも、絵の具の滲みまで、全部全部たまらなく綺麗です。 大好きなシンガーさんの歌声、大好きなイラストレーターさんの絵、大好きなボカロPさんの曲。 まさに、夏の贈り物のような「歌ってみた」でした。 余談ですが、実は、明日は私のお誕生日です。 なので、素敵なお誕生日プレゼントをいただけたような、ほわんとした気持ちでいっぱいになっています。 ほんのりと夏の終わりが香ってくる今の時季に、ぴったりの「歌ってみた」。 ぜひ聴いて、見てみてください。

私の「春うた」プレイリスト(2023年版)

こんにちは。桜小路いをりです。 今日は、私の「春うた」プレイリスト最新版をご紹介します。 今年の春は、この歌たちと共にとっても素敵な春にするぞ! という決意も込めて。 最後までお読みいただけると嬉しいです。 YOASOBI「アドベンチャー」 YOASOBIの春の最新曲。 ユニバーサルスタジオジャパンの春のライブに合わせて制作された楽曲でもあり、軽やかさと爽やかさが春にぴったりです。 今年の春は、新型の疫病による規制も続々と緩和されているので、マスク越しではない笑

花譜さん STREAMING COVER LIVE「アイスクリームライブ2」/感想

こんにちは。桜小路いをりです。 昨日、花譜さんのカバーライブ「アイスクリームライブ2」が配信されました。 少し大人な花譜さんを感じることができる多彩な楽曲と、冬の夜にぴったりなオシャレなアレンジの数々。本当に素敵な配信ライブでした。 今回は、その感想をゆったりと綴っていきます。 最後までお読みいただけると嬉しいです。 全体のセットリストはこんな感じ。 序盤から、花譜さんの甘やかな声が存分に堪能できるセトリでした。 まさに、とろんと溶けたアイスクリームのような歌声。

ヰ世界情緒さん STREAMING COVER LIVE 「キャンディライブ2」/感想

こんにちは。桜小路いをりです。 昨日、神椿のバーチャルシンガー・ヰ世界情緒さんのカバーライブ「キャンディライブ2」が配信されました。 すごくすごく素敵なライブで、「レジ袋が有料になった今、このライブがYouTubeで無料で見れちゃっていいんですか……!?」という豪華な内容でした。 セットリストは、以下のような構成。 序盤から、ダークでエッジの効いた曲で畳みかけていくような構成になっていました。 細かくMCを入れながら進んでいく感じも、情緒さんの想いと共に曲を味わうこと

最近よく聴いている曲10選(2022年9月〜12月)

こんにちは。桜小路いをりです。 今回は、私の「最近よく聴いている曲」についてご紹介します。 昨日の「最近よく聴いているCD」とかぶらないように書いていきますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。 1、yama「色彩」 アニメ「SPY×FAMILY」第2クールのエンディング曲。 オリジナルはもちろん、「THE FIRST TAKE」のバージョンも素敵なので、そちらのバージョンのリンクを貼っておきます。より彩度とコントラストを増した、ドラマチックな雰囲気にぐっと惹

最近よく聴いているCD3選(2022年9月〜12月)

こんにちは。桜小路いをりです。 今回は、最近よく聴いているCDをご紹介します。 どれも、ここ最近すごくお世話になっている円盤ばかり。最後までお読みいただけると嬉しいです。 SixTONES「Good Luck!/ふたり」通常盤 以前、私のnoteでもご紹介させていただきました。 SixTONES史上最も明るくて、ハッピーオーラと笑顔が溢れるシングルです。 表題曲2曲はもちろんのこと、カップリングの「Sing Along」も大好き。 最近の私のエナジードリンク代わり

クリスマスの「おとも」の音楽と本。

こんにちは。桜小路いをりです。 今日はクリスマスイブということで、クリスマスに聴きたい音楽と、クリスマスに読みたい本をいくつかピックアップしてみました。 音楽は、お気に入りの「歌ってみた」やカバーも含めてご紹介していきます。 最後までお読みいただけると嬉しいです。 クリスマスの「おとも」の音楽こはならむ「スターライトパレード」 まずは、SEKAI NO OWARIの「スターライトパレード」の「歌ってみた」です。 メリーゴーランドの前で撮影された映像が、曲のファンタ

私が思う「カッコいい」の正体は、「凛」だった。

こんにちは。桜小路いをりです。 最近、かねがね抱いていた疑問が解けたので、記事にしておきます。 その疑問というものは、「私が思う『カッコいい』って、何だろう?」というもの。 「カッコいい」って、ついついよく使ってしまうのですが、私の場合、その「カッコいい」が多岐にわたります。 例えば、推しのSixTONES。 「Good Luck!」も、カッコいい。 「NAVIGATOR」も、カッコいい。 「僕が僕じゃないみたいだ」も、カッコいい。 ジャンルは違えど、どれも「カッコ

その歌声は、命の温度と輝きを宿して。/花譜さんのこと。

こんにちは。桜小路いをりです。 今日は、バーチャルシンガーの花譜さんについて、カバー曲やオリジナル曲などをご紹介しながら書いていきます。 ここ最近の記事で花譜さんのお名前を出すときは、つい「ちゃん付け」で呼んでしまったのですが、今回の記事ではリスペクトを込めて「さん付け」で統一させていただきます。 最後までお読みいただけると嬉しいです。 「あなたの夜が明けるまで」 私が初めて聴いた花譜さんの曲は、あいみょんさんの「生きていたんだよな」だったのですが、その頃はお名前も

「書きたい想い」を後押しするプレイリスト

こんにちは。桜小路いをりです。 今回は、「書きたい」という気持ちを後押しする曲で、プレイリストを組んでいきます。 「物語、小説が書きたい」 「エッセイが書きたい」 「何でもいいから書きたい」 そんな想いを静かに後押ししてくれるような、私が「書きたい」というモチベーションを上げたいとき、「書くこと」に迷ったときに聴いている曲を中心にご紹介していきます。 最後までお付き合いいただけると嬉しいです。 こはならむ「涙の融点」 「言葉を発信すること」が、どれだけ救いになるか

再生

お気に入りの「歌ってみた」のこと。/花譜「ラプンツェル」

こんにちは。桜小路いをりです。 クリエイターフェスの「今日のお題」に沿って、初めて「動画」形式で書いてみています。(どんな感じに投稿ができるんだろう……) こちらは、最近お気に入りの花譜ちゃんの歌ってみた動画です。 声の震え、息遣いのひとつひとつまで「作品」の一部になっているような、その儚くも美しい世界観にぐっと惹き込まれるカバーです。 個人的に、「さよならが君といた対価だ」というフレーズがすごく好きだったりします。どんな「さよなら」にも通じる、残酷なようでいて優しいフレーズです。 花譜ちゃんについても、またしっかり記事にしたいなと思っています。

音楽は「消費」したくない。

こんにちは。桜小路いをりです。 この前、YouTubeでこの動画を見つけました。 「音楽的同位体」の花譜さんと可不さんが歌う「フォニイ」です。 機械っぽさを残した可不さんの歌声と、吐息が混じったり苦し気に押し出すような瞬間が印象的な花譜さんの歌声。どちらも、どこか舌足らずな感じが耳に残り、何度もリピートしてしまいます。 “ふたり”で歌っているのに、ひとりのような。そんな繊細なハーモニーが印象的です。 また、イラストでは“おふたり”が同じ空間にいるにもかかわらず、リアルでは