見出し画像

北海道の建設に関するニュース-2

今回も北海道の建設にまつわるニュースを
ピックアップしてまとめていきます。


1.道内地価が5年連続上昇

住宅地編
○地価上昇率1位は倶知安町山田83の29(プラス25%)
・1m²当たりの価格は13万5000円
・市街地から離れたリゾート地で外国人による別荘用地として需要が高い

○地価上昇率2位は北広島市共栄町1丁目10の3(プラス17.7%) 
・23年にBP開業が予定されるため、雇用増加とそれに伴う定住人口の増加が見込まれる。
※全国6位までは倶知安町と北広島市が占める。

2.新幹線・新小樽駅の駅前広場計画案

○駅前広場の概要
・敷地面積は7800m²
・車道幅員は6m
・舗道幅員はキャノピー設置時が5m、通常が2・5mと設定。
・公共交通車用ロータリーは、バスバース4カ所、タクシーバースが降車2カ所と乗車3カ所、タクシープール16台分を確保。一般車用ロータリーは、バースが一般と身障者で各2カ所、一時駐車場が一般16台と身障者2台とした。

3.スノーリゾートシティ推進でスキー場整備補助検討

スノーリゾートとしてのブランド化に向け、
①市内スキー場、②行政、③関係団体などが一体となり取り組む。
計画期間は2021―30年度の10年間とした。

【基本方針】
・観光客の多様なニーズに対応できるスキー場へのレベルアップ
・満足度を高めるストレスフリーなサービス/インフラの提供
・道内スノーリゾートとの広域連携促進など



4.「苫前夕陽ケ丘風力発電所風来望4号機」


2020年3月に運転を開始した「苫前夕陽ケ丘風力発電所風来望4号機」の発電量と売電金額が、計画値を大きく上回り好調。

○21年2月までの1年間の実績値
・発電量が646万7432㌔㍗時
売電金額が1億2627万8100円

○国道232号日本海沿いの豊浦地区に風車3基を建設した実績(1998-2000)
・出力は合わせて2200㌔㍗
・年間発電量は375万―412万㌔㍗時
売電金額は7000万―7700万円で推移

つまり。18年度と比較すると
・発電量は約1・7倍
・売電金額は約1・8倍

○コスト
・出力は2200㌔㍗(最大2300㌔㍗)で総事業費は約10億円
(修繕コスト[年1200万前後]を踏まえても利回り10%)
※新風車はタワーの高さが78m、最高到達点が119m


5.オタモイ再開発、実地調査へ


公共事業が中心となるフェーズ1、民間開発のフェーズ2の2段階に分けた。

フェーズ1アクセス道路整備がメイン。
・既存施設の安全対策強化として小樽海岸自然探勝路5500m
・市道オタモイ線から唐門(からもん)までの連絡道路640m
・唐門から駐車場までの七曲道路1000m
・駐車場6000m²
・海岸につながる道路140m
(同時に、民間事業者で調査や着地型観光商品の開発を進める)

フェーズ2では、施設と海からのアクセスを整備
・施設のデザインは下記2案。
  ①オタモイ遊園地にあった龍宮閣
  ②アクティビティを主としたネイチャーセンター
付帯施設は浴場と展望台が共通で
  ①はホテル・旅館、遊園地に関する歴史資料館、唐門の移設を想定。
    ②は研修施設、ネイチャーセンター、自炊スペース、ステージを配置。

記事を気に入っていただけたら、ご気軽にメッセージください!