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奇跡のおばさんになりたい

4年に一回の不思議な現象

私は自他共に認めるジャニヲタなのだが、この25年の間、一つ不思議な現象が続いている。それは、4年に一回のペースで何故か「三宅健ブーム」が来ることだ。もうデビュー以来ずっと続いている。決して「推し」にはならないのだが、何だか心を撃ち抜かれる瞬間に出くわす。4年に一回だ。

その三宅健ブームがまさに今年巻き起こった。

先日、嵐の番組に出ている三宅健様を拝見し、身体に電流が走った。すぐに分かった。

「これは4年に一回のアレだ」と。

そう、画面越し拝見した三宅健様のお姿はそれはそれは麗しく、輝いていた。何でも、7月2日に誕生日を迎えたのだと言う。御歳41歳だ。

奇跡のおじさん

「え!?本当に41歳ですか?」と客席がどよめく。

みんなが驚くのももっともだ。三宅さんだけ時間が止まっているのですか?というぐらい全然変わっていない。大体40歳越えたら「太る」か「ハゲる」(私調べ)。

それどころか「太って」「ハゲる」という悲惨な末路を歩んでいる人も多い中、三宅健様はここ20年一切変わっていないのである。

一緒にテレビを見ていた息子たちに「この人何歳だと思う?」と聞いてみた。

息子「えー、27歳ぐらい?」

私「違うよ、41歳なんだよ」

息子「えーーーーーー!!!」

いいリアクションだ。何故か誇らしい気持ちでいっぱいになった。

そう、彼は「奇跡のおじさん」なのである。

奇跡のおばさん

そんな三宅健様を目の当たりにし、そういえば思い出した。私もあと半年もすれば40歳になる。「太る」か「ハゲる」かの仲間入りだ。

私も一応女性の端くれだ。中年になっても綺麗でいたい。年相応の可愛らしさは持ち備えていたい、いや、欲を言えば三宅健くんのような「奇跡のおばさん」になりたい。

…というわけで40目前にして「奇跡のおばさん計画」が始まったのである。

※私の奇跡のおばさん計画は常軌を逸脱しているので良い子のみなさんは真似しないでね!

・重力に逆らう作戦

まず、たるまないフェイスとボディラインを作るべきだと考え、ほとんどの時間晒されている重力を排除する時間を設けようと思い立った。

そう、逆立ちをするのだ。もちろん逆立ちなんてできっこないので、ソファを使用して重力に逆らう。頭が足の位置で、足が頭の位置になる。そして手を床について三点倒立のような状態になる。ただ、その状態でいるのは苦痛なので、そのままテレビを見ていれば結構長い時間耐えることができる。これで、血流が頭の先まで行くから白髪対策にもなる(ような気がする)し、フェイスラインも上がって小顔になる(気がする)。

・極力笑わない作戦

笑うと目尻にシワができる。だから極力笑わないようにする。笑ってしまうといけないからテレビも見ない。仕事中もなるべく面白いことが起きないように人との接触を避ける。しかし、患者さんに接する時の笑顔は欠かさないが、あくまで目は笑わない。これが結構快適で、職場の人と必要最低限の会話しかしなくなってからストレスが激変した。人と人は距離感がとても大事だ。家族でさえ、距離が近すぎると些細なストレスや苛立ちを感じる。まして職場の人間関係なんて煩わしい以外何物でもない。「奇跡のおばさん作戦」が思わぬところでいい結果をもたらした。

周囲には「あの人最近喋らないね」とか「疲れてるのかな?」とか「機嫌悪いのかな」とか思われているかもしれないが、構わない。

もし、私が喋らない理由が「奇跡のおばさん作戦」だと知ったら、目に思いっきり笑いジワを作ってみんなで大爆笑するに違いないからだ。

とにかく良い子のみんなはマネをしない事をお勧めする。



読んでいただけるだけで感謝感激雨嵐です!! いただいたサポートで飲みに行きます!嘘です!いただいたサポートで新たな体験・勉強をし、それを漫画エッセイにて還元させていただけたら…と思っています。