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八月の雨よ、この町を濡らせ

土砂降りの雨をホームから眺めている
メッセージが届いた午後
みんなの残りの時間が刻まれている
からだを通過していくものが
心でとまればいいのに
誰もが小走りになって建物のなかへ
稲妻さえ見えない空の下で

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