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セグメンテーション「4つの基準軸」

ブランドとして活動するうえでは、

コンセプト設計がもっとも重要です。


コンセプトがきちんと設計できれば、

”ブランドの90%は成功”

といっても過言ではありません。


そんな、コンセプト設計の中でも、

・セグメンテーション
・ターゲティング
・ポジショニング

は、「マーケティングのSTP」と呼ばれ、基本中の基本になります。


この記事では「セグメンテーション」について解説していきます。



セグメンテーションの概要

セグメンテーションでは、

市場をある基準に基づいて、小さい集団に細分化します。


例えば、

年齢層という基準で細分化すれば、年齢層別のセグメントができます。


同じ年齢層であっても、

男性と女性では好みが違いますし、趣味や嗜好もさまざまです。


そこで、

あなたのブランドの強みにあった市場を見つけて、ターゲットとなるお客さま層を決定します。

これがセグメンテーションです。


ただ、ひとことでターゲットを絞ると言っても、

例えば、20代女性では、幅が広すぎて、競合が多すぎます。


逆に、

あまりコアに絞り過ぎると、商売自体が成り立たなくなってしまいます。


「セグメンテーション」では、市場を細かく細分化しますが、

大きすぎず、小さすぎないターゲット層を選定していくのがポイントになります。


イメージとしは、オセロの盤面が理解しやすいと思います。

ペルソナの周囲9マス位をセグメントする


4つの基準軸

マーケティングの教科書では、セグメンテーションは、

4つの基準軸を元に決定していくとされています。


4つの基準とは、

①人口動態基準(年齢、性別、所得等)
②地理的基準(国、地域、人口密度等)
③心理的基準(価値観、好き嫌いなどお客さまの内面等)
④行動変数基準(製品知識の深さや、購買状況等の行動)

です。


これら4つから組み合わせて、ターゲットとなるお客さま層を決定していきます。


ラーメン屋さんをやるとしたら?で考えてみる

もし、あなたがラーメン屋さんをやるとしたら、どのようなお客さま層をターゲットにしますか?

「男性」だけでは、ちょっと広すぎますよね。


例えば、こんな風に考えると思います。

○性別
男性向けなのか、女性向けなのか、という性別で分けてみる

○年齢層
例えば、若い人向けにコッテリ系なのか、中高年向けにサッパリ系なのか、で分けてみる

○立地
駅前なのか、郊外の国道沿いに出すのか、など、立地で分けてみる

価格帯
高所得者向けに、高級食材を使ったラーメンにするか、あるいは学生向けに低価格なラーメンにするか

これがセグメンテーションになります。

ここから、4つの基準をもう少し詳しくお話したいと思います。

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