他人を攻撃せずにはいられない人

娘がいじめにあいだした。
いじめの行動様式をみていると、DVや虐待、パワハラなどと同じではないかと感じる。

世の中には、どうしても他者を攻撃せずにはいられない人がいる。

意識的、無意識的問わず。

娘も私も加害者から、必要な距離をとる。
自分の心を守るため。

自分を透明なカプセルの中に入っていると想定する。
見えないけど、一人一人に必ずある境界線。

この境界線を超えて、侵略しては行けない。
それは目には見えないが暴力だ。

娘はグループの友達2人から、お前キモイ、お前うざい、お前そういう所をなおした方がいいなど日常的に言われ出して、そっとグループから抜けた。

でも、相手からの攻撃は止まらない。

すれ違いざまに、「キモキモキモ」や「ちょっとそこどいて！」といわれたり、嫌な顔をしてわざとのけぞる仕草をされるらしい。

同じグループ内の好きな友達と話していたら、中を引き裂くように連れて行かれてしまう。

私は夫と心理的に距離をとっている。
密室の家庭内でできることは限られるが、極力関わらないように工夫している。

でも、夫もまた無神経に攻撃をしてくる。
攻撃でしかコミュニケーションがとれないのだろう。

娘のいじめと構造は同じではないか。


肌が合わないから、適切な距離をとる。
だから、あとはそっとしておいて欲しい。
でも、加害者達はそうはさせてくれない。
執拗に攻撃をしてくる。

最近のこと。　
夫がまた訳のわからないことを言ってくる。

ある日、息子が連絡帳を書き忘れたのだが、友達に確認するといっていた。でも、それもやり忘れていた。

連絡帳を書き忘れたのも友達に確認し忘れたのも、みんな母である私が悪いと夫が責めてきた。

こういう時、

「友達に確認するのを忘れていたのは、お前のせいだ」も典型的な精神的DVで全く嫌だが、でもまだなんとなくいいたいことはわかる。

でも、夫は違う。

「連絡帳が書いていませんでした。
毎日書いていたのに、こんなことは初めてです。明日はあなたが息子を起こしてください。僕は毎日息子を起こしています。朝6:30から数分おきに起こしています。明日起きなかったら僕を責めないでください。絶対に」

？？？？

話が飛躍しすぎて何がいいたいのかが、さっぱりわからない。
私は夫を責める気など更々ないのに、勝手に責めると決めつけられている。

いつもいつもそうだが、こういう時、すご混乱して苦しくなる。

というか、私的には、息子が何度も何度も父に部屋に入らないでと行っているのに、勝手に息子の部屋に入り、そして連絡帳をチェックすることに物申したいのだ。

やめてやめてというのに、辞めない。
聞く耳をもたない。
これは広義的には虐待になるのではと私は思う。
結局夫は、私も息子も尊重していない。

息子は苦しい、、、
父はわかってくれない。そして、僕のせいで母は責められると、、、

私は夫を責める気など毛頭ない(むしろ全く話す気などない)のに、勝手に私が責めることになっている。一方的な決めつけと罪悪感の植え付け。

そもそもこんなことで息子は休まないので、息子への信頼のなさ。

連絡帳を書き忘れただけで学校を休むという飛躍した思考。

明日はあなたが起こしてくださいは、責任転嫁と命令。

ここで一番感じたことは、罪悪感の植え付け。

夫にとって、理由なんてどうだっていいんだ。
些細なミスは、私を責める材料。
夫の目的は攻撃。支配。破壊。

攻撃欲を満たしたい。
私に罪悪感を抱かせたい。

夫自身の劣等感、生きづらいというコンプレックスが、無意識的そうさせているのか。

そんなことを、この本を読んで考察している最中。

他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)

この本は、他人を攻撃せずにはいられない人の洞察が深まり、自分がどうしたらよいかのヒントが得られるかもしれない。

そして、私は夫に伝えた。
本を読む前だったが、自分の権利をちゃんと主張する必要があると思ったから。

「私も息子も何も悪いことをしていないのだから、明日は私は起こしません。いつものように、あなたが起こしてください」と。

すると
「そんなことは、朝、起こしてから言ってください」と返事があった。

「あなたがやっていることは立派な精神的DV」とさらに訴えたら、黙った。

次の日、私は起こさなかった。

静かな権利の主張だ。

最後に。

朝起こすのは、私が初めの頃していた。
でも、不登校になり、夫が不安で不安で参加してきた。

二人でしていたらもめた。

夫とは共同作業が不可能だった。

私が起こしているそばで、夫は夫の起こしたい時間間隔で起こす。
息子イラつく。爆発。

折り合いをつけようと何度も話し合おうとしたが、夫は自分のスタイルを守り通す。

だから、それなら、あなたが担当してねと譲った。

なのに、今は僕が全てやった。だから僕は偉い。その点あなたは、、、と言った思考なのだろうか、、、

典型的なDVだね。

そして、今、私は依存的敵意の状態なのだろう。
イライラして嫌いなのに、色々と理由をつけ夫に依存して離れられない、、、

引き続き、気持ちを整理していこう。