見出し画像

台風15号 静岡市での共助で感じたアナログ&デジタル両輪と多様性の大切さ

台風15号では お客様、友人たちが被災

自分の力の無さを感じながら
個別の物資お届け、物資の配布、
泥かき、ネットでの情報発信や
発信環境構築を希望する方への提供
お客様のお手伝いなど
自分が出来ることを
自分が出来る範囲でしています

やっと人が通れるように

この2週間で感じていることは
顔を合わせた人の繋がりの大事さ
その繋がりを持続することの大事さ

普段からの顔を合わせた繋がり
甘えられるお願いしあえる繋がり
笑顔で手伝いあえる繋がりが
共助の基本かもと思うことが
しばしばありました

そして
世代やライフスタイルが異なる方々との
緩やかな繋がりがなければ
支援の手は届かないこともあると
すごく感じました

SNSで繋がった子育て支援の方のご依頼で
赤ちゃん物資を個別にお届け


多くの方が被災している中で
支援している人も被災している中で
場所と時間の同期を取るのは
難しいわけですが
デジタルツールが
本当に本当に助けてくれているのを
実感しています

デジタルツールの力を借りると
場所と時間の同期を取らなくても
想いと行動をつなげていけます

いろんな現場で懐かしい顔に再会しました
デジタルツールがあったから
共感でずっと繋がっていたから
またチカラを合わせられたと思います

デジタルだけでは
泥はかけないし
泥をかく人は集まらないし
物資だって届かない
人のチカラあってこそです

仕組みも制度もないけれど
アナログとデジタルがあって
人の絆がデジタル経路で繋がって
何か役に立つならと
人のチカラが繋がっていく

さらに
デジタルツールは人の出会いを
持続させるお手伝いもしてくれています

初めての出会い
久々の再会
共通の人を介しての出会い
遊びを介しての共感や共有

そんなアナログのきっかけが
瞬間的なもので終わらないように
ネットとデジタルが
時間と場所を共有しなくても
文字や画像や映像で
共感と行動を繋ぎ続けてくれます

それがまた
新しい創造を生むかもしれないし
助け合いにつながるかもしれません

デジタルはアナログ力を高めてくれる

一部の人だけでなく
多くの人が使いこなすことで
デジタルは変わってきたことを
ものすごく実感します

日々の生活では
アナログとデジタルの両輪で
素敵なことがたくさん起きています

でも 組織というものが
中心になった途端に
デジタルの一面しか
実践されていないことが
まだまだ少なくないでしょうか

デジタルこそ最強かのような考えで
アナログでモノコトを構築してきた方々の
知見を生かそうとしなかったり
(聞く能力や生かす能力の問題かと)
アナログを壊し再構築しようとする
そんな印象もあります

アナログとデジタルだけでなく
世代も分断されて
異なる考えを言い合えずに
異なるものを生かしあえずに
新しいものを生み出せない
ワンチームになれない組織

アナログとデジタルの両輪が大事
異なる人が
互いの言葉に耳を傾け
異なるままに協働するのが大事

そして
デジタルに関わる若い人が
地域社会や地域経済界の中で
さらに活躍してくれるといいなと思います


※写真はいつもの安倍川河川敷
大きな流木がありましたが
大好きな木は元気でした

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?