仕事を任せられない心理
「彼に仕事を任せたら時間がかかるし、トラブルを起こしかねない」「人に任せるくらいなら、自分でやった方が早い」
部下に仕事を任せるときに、リーダーがこんな言葉を口にするのを耳にします。
仕事を任せようとすると、起こり得るマイナスの結果が想定されるため、自分の仕事を任せられないことがあります。
そんなときに、どのように考えたら仕事を任せることができるのでしょうか?
仕事を任せられない原因は何なのでしょうか?
ここでは、仕事を任せることについて考察してみます。
仕事を任せた方が良い理由
なぜ、仕事を任せた方が良いのか。
それは、自分にとっても会社にとってもメリットがあるからです。
自分にとってのメリットとは何か?
自分の仕事を他人に任せることができると、自分の時間をつくることができます。
その新たに生まれた余白の時間を使って、さらに上のステージの仕事をすることができるのです。
言い換えれば、他人の時間をいただくのと同じです。
自分が成長するためには、自分の仕事を誰かにやってもらうということが不可欠です。
それでは、会社にとってのメリットとは何か?
会社にとっては、同じ仕事ができる人が増えるほど、リスクマネジメントができ、不測の事態に対応することができます。
特定の人にしかできない仕事があることは、組織として脆弱です。
部下が上司と同じ仕事ができるようになって、上司はさらに一段上の仕事をできるようになる。
そうすることで、会社は成長を続けて行けるようになります。
部下に仕事を任せる行為は人材育成の1つですが、高いレベルの仕事を任せて行ける人は、会社にとってとても貴重な存在です。
部下に任せれば任せるほど、会社内でのその人の価値は上がります。
仕事を任せられない心理
仕事を任せることができない場合、部下の問題ではなく、自分の心の内面に問題があることがあります。
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