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「ありがとう」を表現するサッカー選手のバックグラウンド

こんにちは守屋です。


多くのサッカー選手は、「感謝の気持ちは持っていますか?」と言われて持っていると答えると思います。それは偽りの言葉でないことは言うまでもありません。

ですが、本当に「ありがとう」という感謝の気持ちを表現できる選手はどれくらいいるのかと考えてみました。


金銭的な余裕


この金銭的な部分を占める割合は意外と大きいのではないでしょうか。社会人であれば、仕事をした対価として貰う報酬が少なければ、感謝の気持ちなど心の底から込み上げてくることはなく、


「こんな会社、いつか辞めようかな。」
「頑張っているのに俺は評価されないんだなぁ。」


と感じてしまうのが現実ではないでしょうか。それはサッカー選手も例外ではなく、金銭的評価が自分の想定内ではなく下回った場合、感謝の気持ちを表現するどころではないのも事実です。


妥当な評価を貰っている選手はもちろんサッカーに専念することができますが、逆に高額年棒の選手も、金額に見合う結果を出すことが出来るかどうかのプレッシャーと戦わなければなりません。


コンスタントに活躍出来ているという精神的余裕


試合に出場して、チームに貢献している、勝利に繋がるプレーをコンスタントにしている選手は精神的にも余裕ができてきます。


今までは、「まずはレギュラーになること」という評価を受ける前段階でつまづいている状態だったので、目の前のことに必死に取り組むのは言うまでもありません。


そんな状態の選手の多くは、目の前の試合に出る為のアピールが最優先となってもおかしくありません。とくに若い選手は出れないもどかしさを抱えるために心に余裕をもつところまでいかないのが現状ではないでしょうか。


ある程度の年齢に達し、サッカーに対する考え方が変わったこと


サッカー人生は、普通の社会人よりも短く30代で引退も当たり前です。その分だけ毎週末に行われる試合にベストを尽くし、多くのことを犠牲にしています。


そのために、普通の社会人が過ごす10年間とサッカー選手が過ごす10年間の密度は異なります。もちろん社会人の中にも自分から厳しい環境に飛び込み、自分のやるべきことに集中して成果をあげ、成功している人もいます。


ですが、一流と呼ばれるサッカー選手は多くの人々に影響を与えることができます。その分だけ多くの報酬を貰えるのです。苦しい練習や時期を乗り越えて感じるのはサッカーの計り知れない影響力と、自分がサッカーを通じて何ができるか、何を残すかということだと気付くのです。


だからこそ、多くのサッカー選手はある年齢に達することで報酬よりもサッカーができる喜びを何よりも大事にしていくのではないかと思います。


多くの元日本代表選手が、まだ動ける全盛期の状態で下位リーグに移籍したり、これから発展しそうな国へと移籍し、そこで何を伝えることができるのか、サッカーができる有難みを感じながらプレーするのです。


サッカーに真剣に取り組み、厳しい戦いを乗り越え、サッカーを通じて自分が何を感じたのか、どんな影響を受けたのかに気付いたとき、本当にありがとうと思える「感謝」を表現できるサッカー選手としての行動をするのではないでしょうか。


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