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理想100%で突き進むと、現実は10%未満だと分かってしまう

こんにちは、守屋です。

「現実と理想は違うよ。」社会人になった人間が、学生や夢や理想で胸いっぱいの人に伝える言葉の一つではないでしょうか。

・娘が将来の夢は「お花屋さん」になると言うが、現実はお花屋さんは寒い日でも花の命が短命の為に手入れを常にしなければいけないので手荒れが酷かったり、安月給だったりする。

・子供が将来は「世界一のサッカー選手になる」と夢見ても、プロの世界は甘くなくJリーグでさえ3人に一人は1試合も出場せずに引退してしまう現実。

理想とは
人が心に描き求め続ける、それ以上望むところのない完全なもの。そうあってほしいと思う最高の状態。「理想を高く掲げる」
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/231064/meaning/m0u/

理想は「最高の状態」、じゃあ現実は?

子供の頃、「将来の夢」というテーマで多くの人が授業や卒業アルバムなどで書いたかと思います。

40人クラスであれば、その中で将来の夢を叶えた人がどれだけいるものでしょうか。

きっと一人でもいれば良い方かも知れません。なぜなら大半の人は現実を目の当たりにして、最高の状態を頭の中から消し、生きる為に必要な仕事を選択するからです。

住んでいる場所も、隣にいるパートナーも、仕事であっても理想とは違うかも知れません。

私は学生から相談を受けることもあるのですが、今の学生は理想よりも現実思考が強いと感じます。

もちろん世の中の先輩を見てきた影響なのか、現実的な給料だったり仕事に関しても副業が可能かどうか、週末に休みが確実に確保できるかが重要と言ってきます。

昔であれば大手〇〇商事に入社して高年収、夢のマイホームというのは一つの理想に掲げていた人も多かったのではないでしょうか。

理想に余白を作っておくことで、完璧を作る道が出来る

高校までサッカーをしていた少年にとって、理想はプロしてJリーグや海外で活躍することだと考えていました。

ですが、現実はプロへ入れるような実力は無いと感じており、大学進学と同時にサッカーもやめてしまおうか悩んでいました。

ですが私はその少年がプロになることを諦める理由は全くないと思っています。なぜなら理想に余白があれば可能性は必ずあるからです。

理想で言えば、

高校→Jリーグ
高校→大学→Jリーグ
高校→Jリーグ→海外挑戦

というのが最短距離、もしくは理想のプロサッカー選手へのコースです。

ですが、理想に余白があれば

高校→ブラジル留学→メキシコ3部リーグ→ベルギー2部→ドイツブンデスリーガ
高校→大学→社会人リーグ→フィリピン2部リーグ→タイ2部リーグ→シンガポール1部→Jリーグ

このように紆余曲折あり、理想に近づくことも「完璧なコース」だけを考えずに余白があれば可能になります。

しかし多くの人は、目に見えるテレビで紹介されるような選手や人物を自分に照らし合わせて理想としてしまいます。

経歴を見れば

一流大学→大手企業→大手企業執行役員
サッカー名門高校→Jリーグクラブ(優勝、日本代表選出)→海外挑戦

など、ほんの一握りの人間にフォーカスして自分も同じようになりたいと願ってしまいます。

理想を持つことは決して悪いとは思いません。

ただ、理想に余白を持っておかないと、現実は思ったよりもうまくいかないことの方が多く、理想100%の場合、一瞬にして崩れ去り人生が終わったと感じて自暴自棄になってしまう人もいます。

ぜひ、これから大人になる子供や理想を強く持つ人には、理想に余白を作っておき想定外のことが起こっても動揺せずに進んでいける状態を作って欲しいと思います。


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