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フットサルで感じた、女性の聞く姿勢

主催しているフットサルに前回は最多の7名の女性参加者が集まった。

フットサルはサッカーの4分の1のコートで行う。室内でもできることから最近は女性でも「蹴ってみたい」という人も少なくない。7名全員が未経験。20代~30代。何回か参加されてる方が4名。あとは本当にボールも蹴ったことが無い初心者が3名。

はじめに簡単なルールと基本的な「止める」「蹴る」の動作を教えておこうと思って集まってもらった。

もちろん楽しくフットサルをすることがメインなので、最低限「ボールを蹴ってゴールに入れる」だけ理解していれば成立する。でも少しでもフットサルがどういうものか知っている方が楽しみ方も変わるかなと思って、説明した。

そのとき7名の女性は真剣に話を聞き入り、身振り手振りを真似したりして必死に覚えようとしてくれていた。実際にゲームが始まると、ちゃんと(足の裏で)ボールを止める、(前に)ボールを蹴るという動作が出来ていた人が大半だった。

同じようことを男性の初心者や未経験者が多いときにも説明した。表情を確認したら「そんなの言われなくても分かってる。」と年下の自分に言われたのが嫌だったのか、真剣に聞いていない様子。

ゲームが始まると「蹴れない」「止めれない」が目立つ。休憩中に様子を伺うと「もう年齢だからね。若いのには負けるよ。身体が動かないよ。」と年齢と身体が原因だと息を切らしながら話してくれた。

女性の参加者から後で「楽しかったです。」「もっと蹴れるようになりたいです。」という声もあり、今後も参加してくれるとのこと。もちろん男性の参加者も楽しんでいて次回も参加してくれるとのこと。

女性がどういう気持ちで話を聞いていたかは分からない。でも聞く姿勢だけを見ても男性より圧倒的に真剣に聞き、今から自分が行うフットサルに対して思いっきり楽しみたい。(楽しむためのノウハウ、説明をしっかりと聞きたい)という気持ちが伝わってきた。

そして聞いたことをゲーム中に忠実に実行しようとする。(技術的に出来ないのは仕方ない)

逆に男性は経験者、一度はサッカーやフットサルを見てる、体験しているからなのか「今さらの基礎」はあまり聞いていない。でも、実際にゲーム中には基本的な技術を意識することもしない。(プレーに必死で忘れてしまっている)

女性の参加者には「技術的なミス」は仕方ないものの、「まずは説明されたことを忠実に行動してみる」が垣間見え、男性の参加者には「技術的なミス」は年齢で誤魔化し「説明されたことは必死になると意識すらしない」というのが垣間見えた。

すべての参加者が決してそういうわけではない。でも初めて参加する新しいことに対する姿勢。とくに聞く姿勢には相当な差を感じた。

なぜだろう。

すべての女性の参加者が、今後もそういう聞く姿勢なのかは分からない(聞く姿勢の裏に何かあったりね)けど、それでも丁寧に教えて良かったなと。





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