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もしも相手との温度差を感じてしまったら

こんにちは、守屋です。

これを読んでいるあなたは、どんなときに人との温度差を感じるでしょうか。

ある小学生の子どもを持つ家族は、分散登校日の前日でも子どもが準備しようとしないことに苛立ちを覚えて怒ってしまいました。当日、子どもは「学校に行くのは面倒だから行きたくない」と駄々をこねてしまい、母親は怒りがピークに達してしまい責任放棄も考えたと言います。


あるサッカー部の生徒は、久しぶりの全体練習に喜びを感じていました。自宅で過ごす時間の中で、youtubeで普段は見ない体幹を鍛える動画を視聴したり、サッカーの本をたくさん読んで残りの学生生活を悔いがないように取り組もうと意気込んでいました。

しかし以前から2人組を組んでいたパートナーは、サッカーとは離れた時間を過ごしており、久しぶりの練習でも気が抜けた態度で取り組んでいました。それを見て学生生活に悔いを残したくないと思っていた生徒は、苛立ちを隠せずに注意しましたが、響いている様子はありませんでした。

目的や目標が違えば、温度が異なることは当然と受け入れる

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あなたが子どもを持つ親であれば、子どもの幸せを願うことは自然のことかも知れません。ですが、自分が思う子どもの幸せと、子どもが考える幸せの定義は異なります。

サッカーの名門高校で、全国大会に出場することが目標である生徒たちが集まるサッカー部と、一般的な高校の部活としてサッカーをする生徒ではサッカーに対する目標が異なります。

そんな一般的な高校の部活としてサッカーをする生徒の中でも、

強豪校をぎゃふんと言わせるため、良い練習をしたい
とりあえずモテそうだしサッカー部に入っておこう

という2種類の生徒では温度差が生じるのは当然のことです。ここで後者の人間に対して、どれだけ熱くサッカーの魅力を語っても変わる可能性は低いです。

なぜなら変わる理由、変わりたい動機が見つからないからです。サッカー部に入ったことでモテることが達成されたなら、勝利はおまけのようなもので、練習に真剣に取り組む必要性もないのです。

では温度差を感じてしまった側はどうすれば良いかといえば、環境を変えてしまうのが一番早いですが、そんな簡単なものでは無い人もいます。

たとえば家族の場合では、相手(夫婦、または子ども)との温度差を感じてもすぐに離れることはできません。そんなとき必要になるのが、

自分の課題と相手の課題を区別すること

温度差を感じるということは、無意識かも知れませんが自分の意図や目的を相手にも理解して行動して欲しいという自分が存在していることになります。

その意識が強くなるほど、相手に自分の意図や目的を強要しようとする自分がでてきてしまいます。

そもそも自分と他の人間は異なることを理解し、受け入れることからスタートします。すると相手に何か求めるのではなく、自分にできることを取り組もうと自分に意識が向くはずです。

その中で相手が自分の行動に気付いてくれたら、そのときにコミュニケーションを取ればいいはずです。

温度差が生まれるのは仕方のないことです。目指すべき目標や目的が異なれば、取り組み方も変わってきます。

そこを理解せず、相手に求めることを追い続けてしまうと変わらない相手に苛立ちを覚えてストレスを抱えることになってしまいます。

ぜひ温度差を感じる瞬間が訪れたときには、相手を変えようとするのではなく、それが当たり前のことであると受け入れることを考えると、ストレスを抱えずに人間関係を築いていける一歩目になるかも知れません。


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