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学ぶ姿勢が無い人間に、伝えても効果が少ない

こんにちは、守屋です。

居酒屋で上司と部下が飲みながら会話をしていました。その会話の内容は上司が部下に対して、

「もっと聞こうとする姿勢、学ぼうとする姿勢、がむしゃらになって仕事に取り組んでみないか?」

と言うと部下は部下で、

「正直、あんまり熱く語られても響かないですし、そんなに仕事に熱を持っていません。こうやって言えばきっと上司は怒るでしょうけど…なんかすいません。」

上司はその言葉を聞いてため息をつきながらビールを飲み干していました。

伝える側に必要なこと。大多数へは抽象的なメッセージを。響いた人間をピックアップする洞察力。

上記の話を聞いて、上司側の立場の人間からすれば「いまどきの若い者は…」と思うかも知れません。逆に部下側の立場から言わせれば「いつまでも昔に縛られないでくれよ。」と思うのではないでしょうか。

ここでは教える側の立場から考えたいと思います。まず大前提として、自分の管理下にある人間全員が本気で学びたい、成長したいと思っていることは決してないということです。

どれだけ優秀な企業であっても、必ず組織の中にモチベーションが低かったり、自分の時間を最優先にする人間はいます。

それを大前提として、全員へのメッセージは伝えるものの、そこから学びたい、成長したい。もっと結果にコミットしたいという気持ちを行動に表している人間を見つけなければいけません。

サッカー選手でも、監督の言葉が響く、響かないはその時の状況やモチベーションであるはずです。では、監督がその選手に対して嫌がらせをするかと言えばそんなことはありません。

ですがネガティブ要素がある選手に時間を割くなら、積極的にコミュニケーションを取り、戦術や役割を理解してくれるポジティブな選手に時間を割く方が良いでしょう。

指導者のエゴで伝えたいことを”伝わる”かどうかを考えずにアドバイスを言い続けることは、自分にとっても教わる側にとっても無駄な時間でしかありません。

伝えることがダメなのではなく、聞く姿勢、学ぶ姿勢がないのに伝えすぎてもお互いにとって有意義な結果にはならないということです。

年の功というわけではありませんが、年齢と共に相手の学ぶ姿勢の有無に関係なく「とにかく伝えたいおじさん化」しやすくなるものです。ぜひ学ぶ姿勢が相手にあるかどうかを見極めて伝えることをしていくと効果が最大化するはずです。

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