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舐めた味で満足してきた人生。自己紹介と立場の整理。

ドリアンの味を知っていますか?
では、ドリアンの味を分かっていますか?

ドリアンといえば、臭いことで有名ですよね笑
飛行機に持ち込めないとか。
でもその味は、「バナナに生クリームをかけたようなねっとりと濃厚な甘さ。 ただし、ニラやネギをポリ袋に入れて炎天下に数日間放置し発酵させたものを一緒に食べたような後味がある。」
と言われていたりもします。

その情報を知って、美味しそうだなあとか、食べたくはないなあとか、意見を色々と持つことができて、その意見は次第に「噂」「世論」「常識」となっていきます。
現に、一度も食べたことが無い僕ですら、「ドリアン=まずい」というイメージを「知って」います。

「知る」のは客観情報、「分かる」のは主観情報、大きな違いがあります。

でも、その味を「分かる」ためには、食べてみなきゃ分からない。
100%「分かる」ためには、しっかりと食べきることが必要です。
でも、ある程度正確に「分かる」ためには、かじるだけで、なめるだけでも、十分ではないでしょうか。

・・・そう思って、色んな立場を舐めてきたのが僕のこれまでの生き方で、少しずつそれらを「分かって」きました。

前回の投稿から少し時間が空いてしまいましたが、これから先発信していくうえで、僕が何者なのかを記しておくのは必要な手順だと思ったので、書いてみます。

あまり筆が乗っていないので、ちょっと何が言いたいか不明瞭な部分もあると思いますが・・・。

以下、少し詳しく自己紹介をします。


1996年3月13日、東京都の下町に産まれました。両親は公務員、3つ上に姉の4人家族です。公立小中学校、都立青山高校を経て、現役で東京大学教養学部文科三類に進学。

教育学部の教育哲学を専攻にするも、地域子ども会支援団体「ジュニアリーダークラブ」、教育系学生NPO「ROJE」、東大スポーツ愛好会バドミントンパート、東大みかん愛好会など、様々な課外活動に精を出し、ほとんど勉強せず。

就職活動では、株式会社ワークスアプリケーションズのインターンを成績優秀者で突破し、3年間有効な内定パスポートを取得。そのまま就職するか悩んだ挙句、岡山県真庭市で地域おこし協力隊をしていた大学の後輩の姿に感銘を受け、縁のある愛媛県で地域おこし協力隊をすることを決意。

2018年6月から2年間、人口4000人足らずの松野町で、教育委員会スタッフとして学校教育と社会教育の橋渡し役、学校や生徒への新しい風として授業やイベント、私塾を実施。

2020年8月からはデンマークの「民主主義の学校」「生のための学校」と言われる成人教育機関、フォルケホイスコーレの一つ(Brandbjerg folk high school)に半年間留学。

現在、4月からワークスアプリケーションズへ入社準備期間中。

この各所で舐めてきた立場は・・・

・夏休みは港町で、冬休みは豪雪地帯の田舎で過ごす小学生
・小学校でのいじめ、傍観者と守護者を経験(加/被害者にはならず)
・小5の時に父死去。母子家庭で育つが母が強く、苦労はほぼ無し
・私立中学受験組、でも全落ちで低学力地域の地元中学へ
・中高は頭の中バドミントン部一筋。部長もキャプテンも経験
・最後の模試E判定連発から現役合格の東大受験生
・部活と勉強と行事に全力を注いだ進学校の青春
・「飲みサー」に所属し、ブラックバイトで10日間入院
・みかん農業の上流から下流まで一望。
・まさに「田舎」の地域で、地域社会に住民かつ行政かつ余所者として参加
・デンマークに半年間留学し、日本にフォルケホイスコーレを作る活動へ
・就職はIT企業だけどプログラミング経験ゼロ

ぜんぶ、「それについて語れる」と胸を張れるほどの経験はないけど、真ん中くらいで、ちょこっとずつ体験してきました。
Aの立場を受け入れたうえで、Bを取る、バランス感覚と許容量は人一倍あるつもりです。

重要なのは、これらすべてに対する理解は全て「少しずつ」であり、その道のトップ、プロに及ばず、アマチュアの領域を出ないこと。
「経験してるから分かってる」という傲慢な態度を取らず、自分の体験と事象を照らし合わせながら、自分のフィルターを通すからこそ言える言葉を放ちたい。

色んな方面のアマチュアとして、新しいものを舐めて、その味を自分の言葉で表現する。
そんな、ソムリエ的な立場として、言葉を発信していけたら良いなと思っています。


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