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シリーズ化を遂げた本を読書する

さて、前回は「俺たちの箱根駅伝」について書いていきました。

いや~、下巻読み終わってしまいました。

下巻でついに本選がスタートするんですが、
やっぱりスポーツはそれまでのドラマがいかに感動を生むかということについて考えさせてくれますね。

下巻はもう1区~10区までなので、
一気に進んでいく感じ。

もう少し時間をかけてもよかったんじゃないか、
もう少し深掘りしてもよかったんじゃないかなぁ~と思うところはありますが、このぐらいのほうが良いのかな。

意外とあっさりしていたので、
上巻のほうが読んでいてワクワクドキドキする感じはありました。



久しぶりの池井戸作品。

直近で読んだ「ハヤブサ消防団」は、
その後ドラマ化されたものの、あんまりハマらなかったので、
今回これを読めてすごくよかったです。


やっぱり池井戸作品は非常に好きで、
「陸王」
「半沢直樹シリーズ」
「下町ロケットシリーズ」
どれもめちゃくちゃハマりました。

勧善懲悪と言ってしまえばそこまでだけれど、
日々一生懸命に生きている市井の人々が、
「信念」を基に前向きに生きていく姿は胸を打ちます。

今回の「箱根」はそこに「新年」もかかっているわけですが笑。

やっぱり本を読むならば紙のほうが好きですね。



紙の本の醍醐味


最近はオーディオブックとか、電子版も流行っているようですが、
紙で読んでいくのが好きだなぁ。

紙で読んでいると終わりまでどのぐらいなのかがわかってしまうのはあるけれど、
「あ~終わっちゃうな」
とか
「あとこのぐらいか~」
と感じさせられるのが、
寂しいけれど好き。

これまで一緒に旅をしてきた仲間と、
いったんお別れをするような。

だから、シリーズ物はものすごく好きです。



なぜシリーズ化がウケるのか


しばしのお別れをした相棒と、
また会えるような。

また新しい旅に出ることができるような、
そんな楽しさがあります。

「俺たちの箱根駅伝」は
最初から上下巻だったけれど、
「半沢直樹」みたいに、
いったん事件が収束して、
また何年後かに会うことができると、
もう文庫化なんて待てない。

せっかく出版されたのに、
そこから2・3年待つことなんてできないですよ、と。

池井戸作品だけじゃなくても、
そうやって「マスカレードシリーズ」とか、
人気が続いていくのでしょう。

それもこれも、
登場人物に魅力があるからだけどね。

登場人物に魅力がなければ、
続編どころか一回目からあんまりおもしろく感じないわけだから。

そういえば夏川草介さんの新刊出てたな。

これもめちゃくちゃ既刊と題名近いから、
続編なのではないかしら。

また書を読むことを楽しみに、
毎日を過ごしていきましょう。


ここまで読んでいただいてありがとうございます!

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