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アウトプットのための読書

さて、前回は読書の『面白い』について書きました。

『面白い』という日本語の意味が、
読書と映画鑑賞だとちょっと違うよねぇ〜って。
別に笑わないけれど、「いい本」のことを「面白い本」っていう風潮あるなぁ、と。
そんなことを書いていったわけです。

さて、
今日はなぜ人は本を読みたくなくなるのだろうか、ということについて考察していきます。


本を読みたくないと思わせる課題・・


このブログの序盤でも『本選び』については書いていますので、
今日は違う角度から探っていきましょう。

まず本を読みたくなくなる理由について。笑

1つは完全に「読書感想文」なんじゃないかと思うんだな。

別に感想文が悪いわけじゃないんだけど、
何らかのアウトプットを強制されたインプットっていうのを、
人は好まないんじゃないかと思います。

その時その時を感じていたい。
その瞬間を楽しみたい。

おそらく人間にはそういう本能があるんじゃないかと思うのに、
ただでさえ好きじゃない読書を強要されたうえに、
感想文を2000字ぐらい書かされる。
これいま活字にしただけで結構きつい。

感想文の分量も、今ふうに言うとエグい。

インプットっていうのは楽しむものだからね。


アウトプットを前提とすると・・・


ディズニーランドでも、
スポーツ観戦でも、
観たかった映画でも、
その後に感想文を原稿用紙5枚分書けって言われたら結構萎えるわ。

そして楽しみ方も変わってしまうというものです。
「仕事感」が出てきてしまう。。

書くために行く。
書くために観る。

そんな感じになってしまう。
そうしたらその瞬間を楽しむのは難しいですよね。

もちろん表現力をつけていく上で、
アウトプットを前提にしたインプットは重要。

それはわかる。
でもまず書を読むことを楽しむ。
誰かの想いを受け入れることを喜ぶ。

こういうスタンスがないと、
せっかくの読書が楽しめません。


まずは読むことを楽しんでほしい!


なので、本当は読書は好きなものを好きなだけ読んで、
読書に慣れた、やりたい人たちが、
適当にメモるとか、感じたものをただ書いてみるとか、そういうことでいいと思うんだけどな。

アウトプットしないっていうのはもったいないから、備忘録はつくっておいていいと思う。

でももう少し柔軟に、
自分で決めたものをただ愉しむ。

アウトプットはやりたくなった時にやればいいんじゃないかなぁと思います。

面白くなければ次の本に向かう。

それぐらいの軽さで、
本を選んでいって欲しいなぁと思います。

次回は『読書感想文の功罪 その2』について書いていきたいと思います!!

ここまで読んでいただいてありがとうございます!

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