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読書感想文とオススメ本

さて、前回は「アウトプットのための読書」について書いていきました。

読書はそのものを楽しんだ方が良い。

でも多くの学校で導入している読書感想文が、
読書のハードルを、高くしているのではないかと思うのです。

せっかく『面白かった』本も、
むりやり「何が面白かったのか」を突きつけられると、なかなか言語化が難しい。

そもそも芸術作品を鑑賞して、
言語化するのってすごい難しいんだよね。

やった方がいいけれど。

それはもう、すでにインプット自体が習慣になっている人がやればいいわけであって、
まずは単純にインプットを増やすことに注力した方が良いのでは?
と思うわけです。

続・読書感想文の功罪


さてさて、
今日はさらに『読書感想文の功罪』について書いていこうとしているわけです。

勘違いしてほしくないのは、
読書感想文が悪いと言っているわけではありません。
読書を身近にしようとした場合、
アウトプットを前提としたインプットを強要していることが悪手だと思っているわけです。

話を戻して、読書感想文。
これねぇ、
学校から配られる『学年ごとのオススメ本』
なるものがあるわけですよ。

そして、この本の羅列を眺めてみると、
だいたいムズイ。。

たしかに読んだ方がいいというのはわかる。
でも、
中学生に太宰とか芥川とか、
文学作品は早いと思うよ。
早いというか難しい。好きな人以外は。。

あと小学校中学年にもハリーポッターは分厚いと思う。

いや、読める人はいいんです。
本の虫というか、どんどん活字が読める子はそれでいい。
ただし子供たちに対する『大人が読んで欲しい本』のレベルが高すぎることもまた、読書に対するハードルが高くなるんじゃないかと思うんです。

お母さんお父さんが、
読書感想文書かない子供にどんな本を与えれば良いか、当然オススメ本を検索するでしょう。
そのオススメ本のレベルが高かったり、分厚かったりする。
そうすると、せっかく与えた本が読まれないばかりか『読書』に対するハードルもまた上がってしまうことになりますね。

その点、ベネッセはさすがです。

やっぱり主人公の年齢が自分に近いっていうのが、
子供たちにとっては重要な気がします。

これは大人も同じで、やっぱり読書には「共感」が不可欠ですからね。


「変わらないこと」が良いわけではない


読書感想文全てが悪いわけではないけれど、
少なくても30年ぐらい前からある宿題が変わってないって異常すぎる。笑

一つの転換期を迎えても良いのではないかなぁ、と思う次第です。

本を読むことから得られる学びはたくさんある。

一生のうちに出会える一握りの他者よりも、
多くの人から学びを得ることができる。

1人でも多くの人が、
本を読むことを習慣にしてくれますように。


ここまで読んでいただいてありがとうございます!

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