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読書と合唱コンクールと免許

さて、読書の話を中心に、取り留めもなく毎日好き勝手書いております。

お付き合いくださり、本当に本当にありがとうございます。

こんな駄文でも、読んでくれる方がいる、目に留めてくれる方がいるということは、すごく励みになります。

そして、少しでも本を手に取り、読書をしてみようとか、
やっぱり読書っておもしろいよな〜とか思っていただけたら本当に嬉しいです。

さてさて、今日も謎のタイトルだと思います。

「合唱コンクール」

日本の学校では誰もが通ってきた道だと思いますが、
合唱コンクール、いろいろな思い出がありますよね。

合唱コンクールの思い出


男子が真面目にやらない。女子は真面目すぎる(今の時代だとこの区分けはNGでしょうか)、

放課後練がめんどい、なんなら朝練までやっちゃう。
リハーサルの時にどのクラスが勝つかわかっちゃう。
なのに本番では意外とその通りにならない。
うまく弾けなかった伴奏者が本番で完璧に弾いてくる。

学校行事にはいろいろなドラマがあります。

練習時には対立もある。
もっとこう歌った方が良い。
クラス全体の立ち位置はどうするか。
抑揚はどうつけるか。
もう一回話し合おう。
いや、練習しよう。

さまざまな軋轢を繰り返して、本番に向かっていくのです。

結果よりも過程に意味があると思うし、
実際その中で人間関係の構築の仕方を学んでいくのでしょう。

しかし、一つだけ考えてもらいたいことがあります。

重大な疑問


「歌詞覚えられないんじゃないか」と思っていた人、いますか?
と。

おそらく多くの人は、
歌詞を覚えることは前提、
どう歌うかで結果が変わる。
と思っていたんじゃないかと思います。
「歌詞なんて歌っていたら覚えられるでしょ」と。

これってすごいことですよね。
当然学校には勉強が得意な人も、苦手な人もいるわけで。

こと勉強に関しては
「あーおれマジで記憶力ないわ〜」
とか
「何度やっても覚えられないんです」
とか言ってるのに、
合唱コンクールで歌う歌については2曲(結構な量ですよ)あるにもかかわらず、
「そもそも歌詞覚えられるかマジで心配なんですよね」
と言っている生徒には出会ったことがない。。。

ここに「前提の力」を感じます。


免許取得でも同じことが起きる


同じような現象は「免許」でも起きます。
免許を取った人ならば誰でもわかると思いますが、
あの筆記試験、結構基準高くないですか??笑

20年ぐらい前は確か50点中45点とかだった気がしますけど、
これ9割ですよね笑
当然車道でちゃんと交通ルールを理解していない人が走っていたら迷惑なので、基準を下げろというような話ではありません。
なぜこんなに高い基準値を多くの人が超えているか、という話です。

おそらく
「みんな取っているからおれも取れるはずだ」
という前提で免許を取りに行っていると思うんです。
つまり「取れなかったらどうしよう」とかの前提がない。
もちろん教習を受け始めたり、試験前には「取れなかったらどうしよう」という気持ちにはなると思います。
それでも教習所に行ってお金を払うところぐらいまでは、
「よし、これで何ヶ月後にはおれも免許とっているな〜」
と信じているはずなのです。

読書も全く同じです。
その前提がない人にとってはすごく面白いものです。

でも、
「こんな分厚い本読めるかな」
「自分には難しいよな」
っていう前提があると、
なかなか始められなかったり、途中でやめたりしてしまう。

だから、
「みんな読んでる」とか
「長いのも読んだことがある」とか
そういう前提で読書を捉えられる社会を作っていきたいですね〜。


ここまで読んでいただいてありがとうございます!

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