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組織の老害にはなりたくない話

『老害』。

嫌な響きですね。
他に言い方ないのか。

私は今年で37歳。
中堅、業界によっては若手と呼ばれる年齢なのかもしれない。

ただ、私が身を置いているのはWeb業界。
とにかく流れが早いんです。(ホントに。。)

若くても素晴らしいサービスをつくってるヒトがたくさん出てきてますよね。
コインチェックの和田さん。
27歳であの取扱高を生み出す、スゴ。。

やっぱり、今の若手のほうがポテンシャルは高いと思うんです。
時代の流れもあるし。
(小学生の頃からネットに触れてるとかってすごい差だなって。)

そんな環境でふと思うのが、
「自分は老害になっていないか?」「今後、老害にならないか?」
ってこと。
気になったので、自分なりに整理してみました。

以下の3つが、老害になりうる原因かなと。

1:スピードについていけない or 学習しなくなる
2:経験則だけで判断しがちになる
3:組織に長居し、快適な領域から出れなくなる。

1:スピードについていけてない or 学習しなくなる

当り前ですが、市場や技術が日々変化しているのに、学ばなければ置いてかれますよね、そりゃ。
情報量もひたすら増えていくので、どう学習していくかも大事なポイントかと。

業務時間が長すぎるなど、環境的に学習できない人も多そうですね。
→ 長い目で見たら絶対に損なんですけどね、残業って。
早く業務終わらせて、毎日1,2時間でも何かを学んだ方がよっぽど生産性あがるのに。

学習のモチベーションに関しては、仕事でどうとかってよりかも興味のあるなしになってきそう。どうしても学習意欲が沸かないなら、そもそもの業界や職種を考えたほうがよさそうですね。
(年齢を重ねすぎると身動きが取れなくなってくるので注意。。)

まぁ、学習については大前提ということで。

2:経験則だけで判断しがちになる

経験を積む事は基本的に良いことだと思います。
ただ、気をつけないとマイナスに働いてしまう事もあるのかなと。

実行してみないとわからない事ってたくさんありますよね。
とくにエンドユーザーの反応って。
もし20%でも、30%でも不確実な要素があるなら、
試すべきだと思うんです。

まったく同じ状況で実行した事もないのに、あたかも答えがわかってる風の人っていますよね。こういう発想が、変革を妨げ機会損失を生むんですよね。
特に自尊心が高いヒトは、未来を語るんじゃなく、過去の経験を語りがち

経験が無いからこその発想に気付かされる事も多いので、縛られない心持ちが必要ですね。
デザインシンキングの重要性を改めて感じます。

3:組織に長居し、快適な領域から出れなくなる。

日本だと、転職の多さってあまり良いイメージがないですよね。
長ければ良いってもんでもないと思うのですが。

部屋のホコリと一緒で、一定量の空気をれ替えて循環させていく方が健全なのかなと。

ヒトは基本的に惰性で生きてしまうので、不安とか恐怖とか未知などよりも安全な場所に留まりがち。
結果が読めないチャレンジをするぐらいなら、現状維持していたいって思考ですね。

本能的なものもあるので、ある程度は仕方ないとは思うんです。
問題なのは、そういうヒトが上に立って、高い給与をもらってるということ。
意思決定者がチャレンジをしなくなれば、当然下もチャレンジ機会を失いますよね。

あなたの周りにもいませんか?
やらないorできない理由ばかり言うヒト。
そんな声は無視してください。(心の中で。。)

ただ、やりたい事をどう実行に持っていくかは考えないとダメです。
できない事を組織のせいだけにしてると、結局自分も組織一部ってことになってしまうんですよね。そんな環境を選んだのも自分ですから。

私自身、すごく楽をしたいタイプです。
そんな自分をわかってるからこそ、積極的に居場所を変えるようにしてます。

もちろん、同じ居場所でチャレンジや学習をつづけられるヒトも多いと思います。ただ、私にはそれができないので。。

まとめ

下記、老害にならないための行動指針として。

・学びつづける
・経験則はほどほどに
・意図的にチャレンジする

最後に、メンタリストのDaigoさんの記事が自分の考えとドンピシャだったので。内容の深さは及びませんが。。
彼、最近はコンサルとかで活躍しているみたいですね。

「老害かっこ悪いよ。」


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