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初対面の会話は同じテーマを広く深く

「新しく入ってきた社員と何を話そう…」
気を使って話をしようとする一方、何を話していいかわからないという悩みは誰しもが持っています。

そこで会話の時は『テーマを変えない』と『5w1h』を意識してください。

まず『テーマを変えない』ですが、これが最も重要です。
理由は、「話題がなくなった」「興味がない」ことがバレてしまうからです。

私たちは会話をすることで緊張感を解いて物事を進めていきます。
これは「敵ではない」「同じ方向に進む仲間である」ことを会話の中で共有しているからです。
しかし、会話のなかで仲間意識を醸成するときに、話題をコロコロ変えてしまうのは話のテーマに関心がないことと、話題がないことが伝わってしまいます。
もしかしたら相手にとって興味がある内容なのに、自ら話を断ってしまっているのです。

そこで『テーマを変えない』ことで話題がないことを悟られず、テーマの軸を相手に向けることで「あなたに興味があります」といった意思表示を見せることができます。
つまり、これは仲間意識を生み出すキッカケになるのです。

そしてテーマを変えないテクニックとして『5w1h』を活用します。

『5w1h』とは【who】だれと【when】いつ【where】どこで【what】なにを【why】なぜ【how】どのように

上記6つの観点から質問する方法です。

例えば、相手の趣味をテーマに話を進めると
「誰とやってるの?」「いつやってるの?」「どこでできるの?」「なにがいるの?」「なんでやってるの?」「どうやってやるの?」

と、1つのテーマでも最低6つの質問ができます。

さらに相手について良く聞くことは、相手自身に興味関心があることを伝えられます。
「初対面なのにこんなに聞いてくれるなら」といった心理作用から、相手も会話を盛り上げようとしてくれたり、逆に質問をしてきてくれるようになります。

これは返報性の法則といった心理効果が表れている状態になり、コミュニケーションはさらに盛り上がっていくでしょう。

初対面の会話は、お互いに緊張する状況です。
そんなときは、新しく入ってくる人より、すでに職場の中にいるあなたのほうが心理的な安全が確保されています。

相手のために『テーマを変えない』『5w1h』でのコミュニケーションを実践して、相手への興味関心を伝えてあげてください。

あなたが歩み寄ることで、相手の緊張も解け、仲間意識が生まれて物事は良い方向へ進んでいきますよ。

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