見出し画像

失敗の因数分解

マンガ『風の大地』を知ってますか?

と問いかけておいて
そのマンガをほぼ知らない
しんがきです。
こんばんは。

いつか全巻読みたい
既刊84巻(わぁ!)の大作
『風の大地』から
印象的なセリフをシェアします。

ミスショットして
落ち込むゴルファーに、
小針プロが静かに語る場面。

……………………

「昨日のことは忘れなさい。
 昨日は終わりました」

「はあ・・・・・・」

「ミスの原因を見つけたら
 すぐにそのミスを忘れなさい。
 ミスを忘れることも
 プロの技量のひとつです。

そしてミスの原因だけを
 記憶するのです、
 その記憶の積み重ねが
 プロの財産となります。

ミスそのものは
 財産とはなりません、
 ミスを背負ってはいけません。」

……………………

『風の大地』

ゴルフの物語なので
「ミス」と表現されていますが
「失敗」と
置き換えられるでしょう。

そうか、失敗を
「失敗そのもの」と
「失敗の原因」に分けて考えると
感情に引きずり込まれず
先に進めるんだ。
と、ハッとしました。

(1)失敗そのもの 
(2)失敗の原因

分けることで
メンタルの保持と
因果を好転させる分析が
可能になります。

(1)失敗そのもの 
→ すぐに忘れる
→ ゴキゲンを保つ

(2)失敗の原因  
→ 憶えておく
→ 財産になる

私たちは
失敗したとき、
つい「感情」に
絡め取られやすいものです。

悔しさ、みじめさ、
恥ずかしさ、
歯がゆさ、
不甲斐なさ、
申し訳なさ。

失敗への向き合い方は
人それぞれでしょう。

少し脇にそれますが
「失敗に落ち込む様子」
「反省している様子」は
他者へのアピールとなって、
無意識にそれを利用している場合があります。

「私は失敗に落ち込み
こんなに反省しているので
攻撃しないでくださいね」

と、言外にメッセージを放つことで
無意識に自分を守るのです。

失敗に打ちひしがれる人に
石を投げる人は多くないから。

ですが、自分も周りも
苦しい場所に
身を置き続けることになり
どちらもさらに弱っていきます。

反対に、
こんなふうになりたいな
と尊敬や好感を集める人の多くは
穏やかに、楽しそうに
ゴキゲンに笑っています。

その「ゴキゲン」は
嫌な出来事が起こらなくて
ハッピーでラッキー
平和で幸運な人生だから、とは限りません。

いろいろあっても
「穏やかでゴキゲンに
生きようと意図して」
選択する数々が創っている
「ゴキゲンな人生」
なのだろうと思います。

どんなに穏やかな人でも
喜怒哀楽を鈍麻させた
「無感情人間」では
おそらくありません。

失敗による怒りや悲しみなど
激しい感情に駆られても
飲み込まれない。

飲まれそうになったら
感情と現実を
切り離そうと努める
客観性を持つ。

例えば、誰かに
足を踏まれて
「痛!!」と感じるのは
自然な感情。

「痛いなどと思ってはならぬッ」
無我の境地を目指そう
という意味ではなくて。

・プランA
「ムカつくなぁ!」
と怒りを増幅させるか

・プランB
また足を踏まれないために
自分の行動を選択するか

私たちは
選ぶことができる。

すると
失敗や
好ましくない出来事すら
あなたの味方になります。

失敗したときに
感じる悔しさや
恥ずかしさ
歯がゆさ
不甲斐なさ
申し訳なさ。

それらの負の感情を
否定はしない。
(だってあるんだもん)

さっき
「感情に引きずり込まれない」
と書きましたが、
どんな感情であれ
成長の種になるので
悪いものではありません。

問題を引き起こすのは
感情に引きずられたり
飲み込まれたまま
長い時間を過ごす場合です。

私たちを自家中毒にしていきます。

「失敗そのもの」を背負わない。

「失敗の原因」を記憶して
次に繰り返さない方法を模索する

「ああーー・・・」
「やってしまった・・・」

『失敗の重たい感情』と
耐久ダンスするより

『失敗の原因』を糧にして
スピリット(魂)と
軽やかにダンスした方が
いいんじゃないか。

というごく自然な流れで
スピリット・ダンス
(と講演会)のご案内を
下に置いておきますね。

P.S.

小針プロ再び。

「ミスを忘れることも
 プロの技量のひとつです」

この「プロ」って
「仕事のプロ」に
限らないよなあ。

人生のプロ
「あなた」のプロ
「私」のプロ

自分アマチュアから
自分プロを目指します。

小針プロ
[[%GPURL_1%]]

……………………………

11/13(日) 福岡
(博多駅 徒歩6分の会場にて)

山川紘矢さん・亜希子さん
【講演会&スピリット・ダンス】

・講演会
・瞑想
・ワーク
・スピリット・ダンス

……………………………

「自分を知る」
「心配しない」
「楽しく生きる」

簡単そうで非凡な生き方を
講演会でお話しいただきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?