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「人の目」が気になる、その人は誰?

自分の話す姿が
録音・録画されたものを
見るのも聞くのも苦手です。

自分の声を聞いて
ショックを受けた経験はありますか。
私はあります。

いつから苦手だろう?
記憶をさかのぼると
小学生でした。

自分の声を録音テープで聞いて
猛烈に恥ずかしかった。

一緒に聞いた人が笑っていた、
親? 同級生? 誰だったっけ。
記憶はおぼろでも、
そのとき感じた
激しい羞恥心は覚えています。

声のトーンも声色もなにもかも
聞けたもんじゃ
ありませんでした。

そもそも声だけでなく
見た目も、話す内容も
自信がありません。

「コミュ障」という言葉が
まだ存在しなかった頃。
私はまさにそれでした。

長いこと
【他者からの評価】を気にして
生きてきました。

私の言動へ向けられた目や
場が白ける空気を
まるで後ろに目がついているように
全身で感じ取るのです。

気にしすぎるあまり
「変わってるね」
と誰かに失笑されるたびに

今度は何を間違ったのだろう
どうするのが「正解」だったのだろう
浅い息で作り笑いしていました。

次は笑われないようにしなきゃ
どうしたら普通になれるだろう
どうすれば「同じだね」と
失笑でも冷笑でもなく
楽しげに笑ってもらえるだろう

そうやって
「他者のリアクション」
にビクついて、長いこと
自分を抑えてきました。

他者のいぶかしげな目線に
ぶつからないようにと
「普通」の範ちゅうに
自分をおさめようとする。

多くの人が選ぶものが
マルなのだと信じて、
「はみ出さない選択」を
探し続けます。

実際は、どこに行っても
普通から弾かれる証のように
浮いてしまい、
劣等感や投げやりな気持ちと一緒に
仕事を転々とするのですが。

そんな私が
講演会を主催したり
ましてやスピリット・ダンスなる
「踊る」機会を作るとは。

はみ出してるやん。

どうして・どうやって
変化したのかについては
また次の機会に書くかと思います。

今日お伝えしたいのは、
【他者評価】を
優先してきた私が

どうして
【自己評価】を
優先できるようになったか。

それは
他者評価の「他者」のなかに
「自分」がいることに
気づいたからです。

誰よりも強烈な批判者で
痛いところを否定的に突いてくる
スーパーダメ出しキングは、

ほかならぬ
「自分」だと
気づいたからでした。

それから
スーパーダメ出しキングの
自分に向き合ったり
たまに逃げたりしながら
「自分を知ること」を
地味に続けていくうちに
少しずつ
他者評価が前より
気にならなくなりました。

・他の人がどう思うか
・みっともないと思われたら?
・うまくできなくて恥ずかしい
・誰かを不快にしやしないか

それらの不安は
他者の評価を気にしている
ようでいて、実は

・他の人がどう思うか
(と、自分が気にしている)

・みっともないと思われたら?
(と、自分が心配している)

・うまくできなくて恥ずかしい
(と、自分が思っている)

・誰かを不快にしやしないか
(と、自分が気にかけている)

誰の視線よりもはるかに強烈に
あなたを否定し、ダメ出しし
不安にする存在が
「あなた」=「もう一人の他者」
だったりします。


「山川ご夫妻の講演会に
参加したいのですが、
ダンスできるか不安で。
人前で踊ったことがないけど
大丈夫ですか?」

はい、大丈夫です。

「ダンスは踊らなくても
大丈夫ですか?」

はい、大丈夫です。

「もう一人の自分」から生まれる声は、他にも
こんな内容があるかもしれません。

・恥ずかしい
・うまく踊れそうにない
・楽しく踊れるか自信ない
・やったことがない
・人の目が気になる

ちなみに
スピリット・ダンスは
【自由参加】です。

講演会のプログラムの一つですが
ダンスしても、しなくても
自由です。

さらに言えば

あなたが踊っても
誰も何も言わないし、

あなたが踊らなくても、
誰も何も言いません。

ただ一人、あなたを除いて。


山川紘矢さんからのメッセージを再掲します。


……………………………
「なんにも教えません。
 指導もしません。
 誰でも踊れます。
 あなたの踊りを見て、
 あれこれ言う人は
 実は、誰もいないのです」
……………………………


11月13日(日) 秋の福岡へ
山川紘矢さん、亜希子さんに
会いにきませんか?

・講演会
・瞑想
・ワーク
・スピリット・ダンス

人生を楽しむのは
簡単で非凡なこと。

……………………………

揺れる世界のあれやこれやを
心配しないで
「人生を楽しむヒント」を
講演会でお話しいただきます。


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