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文字、本に次ぐ人類の発明「Confluence」

※このnoteは、Atlassian User Community Tokyo Advent Calendar 2022 3日目の投稿です。

2022年8月、アトラシアン株式会社に入社し「コミュニティ マーケティング マネージャー」に就任しました。コミュニティ活動も本格的になり「年末と言えば、アドベントカレンダー!」という機運となりました。そこで今回は、入社時の面接で「なぜ、アトラシアンなのか?」実際に考えていたことの一部をアウトプットします。

アトラシアンの提供している Confluence という組織向けのWikiサービスは、文字、本に次ぐ人類の発明であり、文明の架け橋となるものではないか?と考えています。

それは、時空を超えてコラボレーションを可能にすることのできる人類の「発明」だからです。文明とは人類が「精神的、物質的に生活が豊かになった状態」を差すとすれば、その人知の進展に役立つ「道具」の発明だと言えるのではないでしょうか。

ぶん‐めい【文明】
人知が進んで世の中が開け、精神的、物質的に生活が豊かになった状態。特に、宗教・道徳・学問・芸術などの精神的な文化に対して、技術・機械の発達や社会制度の整備などによる経済的・物質的文化をさす。

weblio辞書

人類は「言語」の発明によって他者とのコミュケーションを図り、「文字」の発明によって時間を超え、「本」の発明によって空間を超えて、文明を築き、広げてきました。

言語・・他者とのコミュケーション(その場)
文字・・他者とのコミュケーション+時間を超越
本・・・他者とのコミュケーション+空間を超越

実際に、科学者の西川伸一(京都大学名誉教授)氏も「文字」の発明に続くコミュニケーション革命が高度な文明の発展に寄与したことは進化研究に関するコラムでも述べています。

調べれば調べるほど、文字の発明に続くコミュニケーション革命が人類の文明に果たした役割の大きさがよく理解できた。おそらく文字なしに話し言葉だけでは、高度の文明は不可能だったように思う

文字発明からバーチャルメディアへ

次に「本」について調べてみました。

その起源は、3000年以上前。木の皮を剥ぎ、書き写すというものが起源と言われていることを知りました。

マチュピチュで有名な古代インカ帝国をはじめ、様々な地域で縄や貝、木の棒で記録を残そうと試されていた。

本の歴史―book`s history

本が誕生したのは、六世紀初め。現在の本の原型と言えるものが出現しました。

修道士が、羊皮紙(羊の皮で作った紙:大きさ25cm×45cm)を半分に折り、羽ペンで聖句を書き写し、それを4枚おきにひもでまとめたものが初期の本とされる。表紙は、その冊子に皮をかぶせたもの。

本の歴史―book`s history

この「本」の誕生により、人類は時間と空間を超えて「物語」「宗教」「知識」を広範囲に伝播させていきます。しかしそれは、物理的な紙に「固定」の情報が記されているものであり、リアルタイムに更新できるものではありません。

インターネットの登場、そして近年におけるグローバル化と社会の劇的な変化によってワークスタイルは以前と異なるものとなりました。

テレワーク(在宅勤務)も普及し、特に情報通信業と学術研究においては高い比率で導入されています。

このような個々人が「いつでも」「どこでも」仕事できることが求められるワークスタイルの変化とともに、すべてが加速する社会においては企業や組織がその「知見」をリアルタイムに更新し、対応していく必要があります。

チームのメンバーがどこに居ても(時空を超えて)コラボレーションを図ることのできるConfluenceは、人類が「精神的、物質的に生活が豊かになる」ために役立つ「道具」の発明だと言えるのではないでしょうか。

実際に日々のチームワークでもConfluenceを使っていますが、生活の時間帯や居住地の異なるメンバーのコラボレーションを効率的に行うことができていると実感しています。

「会議」に明け暮れる旧来型のワークスタイルから、「いつでも」「どこでも」チームで最良の結果を出すためのコラボレーションへ。

「文字、本に次ぐ人類の発明であり、文明の架け橋となるサービス」をつくった会社、それがアトラシアンだからです。

面接に向け考えた志望動機

日本のアトラシアンコミュニティを、これからも盛り上げています!

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