ゲーム内容は皆さんご存知でしょうから、今回はいつものようなマッチレヴューはしないとして、ポイントと私の周囲の反応だけまとめておきます。
事前に私がサッカー関係者に流したベトナムの選手情報は以下。スタメンだた選手の名前を太字にしておきます。
ベトナムの選手やクラブについての詳しいことは、「ベトナムフットボールダイジェスト+」の宇佐美淳さんの記事を読んで下さい。リンク貼っておきます。
さて、事前に日本側で言われていたと思しき「ベトナムは引いて守ってカウンター」的な言説については、「いやトルシエ・ベトナムはポゼッション重視でそんなに『引いて守ってカウンター』って感じじゃないですけどね」という感じで見ておりました。
実力差から、どうしても守る時間が長くなるのは当然ですけどね。
昨年11月の2026W杯のアジア予選で、ホームでイラクと対戦した時、アディショナルタイムに失点して悔しい敗戦を喫したんですけどね。トルシエさん、なんとか無失点に抑えて勝ち点1を確保するのかと思いきや、後半に若手の攻撃陣を次々とピッチに送り出しまして。カタールW杯で日本がドイツ、スペインを破った時のように、攻撃は最大の防御とばかりに「点を取りに行く」姿勢を明確に出しておりました。
今回の日本とのゲームの後、ベトナムでは、2021年12月のカタールW杯アジア最終予選の最終節での対日本戦(パク・ハンソ前監督時代)と比較して、「どっちが好みのスタイルですか?」という記事が出ました。わかりやすいので画像を引用します。シュート数、枠内シュート数、ポゼッション率、パス数、パス成功率を比較してます。
みんな大好き「フラットスリー」、守る時は5‐4ブロックになりますが、無闇にクリアして相手に回収され続けて守り続けるのではなく、あくまでつないでつないで、ボール保持を重視するスタイルになっていることがわかると思います。
もう一点、ベトナムリーグであるクラブを率いている外国人監督(と言うとほぼ特定できますけど)が、試合後に言っていた感想を記しておきたいですが、今回は長くなったので次回。
ハイライトはこちら。