自己肯定感を支える”6つの感”
自分軸を取り戻し、人生を自然体で楽しむうえで「自己肯定感」の話題は避けられません。
自己肯定感の第一人者といわれる心理カウンセラーの中島輝さんは、自己肯定感は”6つの感”によって支えられていると言います。
そしてその6つの感を「自己肯定感の木」に例えて表現しています。
1 自尊感情・・・自分には価値があると思える感覚。木の「根」のようなもので根っこが深くなければ木は倒れてしまいます。
2 自己受容感・・・ありのままの自分を認める感覚。木の「幹」のようなもので、しなやかでなければ木は折れてしまいます。
3 自己効力感・・・自分にはできると思える感覚。木の「枝」のようなもので、伸び伸びとしていなければ広がっていきません。
4 自己信頼感・・・自分を信じられる感覚。木の「葉」のようなもので、自分を信じなければ、イキイキ輝きません。
5 自己決定感・・・自分で決定できるという感覚。木の「花」のようなもので、自分で主体的に決めることで花は開きます。
6 自己有用感・・・自分は何かの役に立っているという感覚。木の「実」のようなもので、誰かの役に立てることそれ自体が甘いご褒美となります。
このようにこれらの”6つの感”は密接につながり、影響を与え合いながら自己肯定感を形づくっています。
つまり、”6つの感”を良いコンディションに保つことができれば、自己肯定感の木もしなやかに美しい木になり、きれいな花が咲き、たわわに実を結ぶのです。
ちなみにですが、僕が20代不安障害やうつに苦しんでいた時は、この”6つの感”すべて欠落しているような状態でした。
強いて言えば「自尊感情」である木の根っこの部分は少し残っていたのかなと思います。
あなたは今の状態はどうでしょうか?
何に満足して、どこが足りてないと感じていますか
自分軸を取り戻し、自然体で生きられるようになるにはまず今の自分の状態を知っておく必要があります。
現在地を把握し、そこから自分軸を取り戻す様々なワークを試し、毎日の生活を心地よいものにしていきましょう。
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