noteでみつけたレシピを作ってみた #6 -茹で豚- 今井真実さんに感謝を込めて
先日は、料理家・今井真実さんのこちらの記事タイトルに惹かれ、茹で豚を作りました。
"何も考えなくて"よくて、そのうえ"元気が出る”なんて最高では・・・!
以前、母からざっくりとしたレシピを教えてもらったときに、「あ、このくらいのほうが覚えられるな」と思ったことがあります。レシピ通りにきっちりやらなきゃ、と思いながら作るより、失敗しない範囲で余幅がある方が気持ち的にもラクな気がします。
ということで、レシピにあった重量と同じくらい(細かい差分は気にしない!)の豚バラブロックを買ってきて、塩は適当にふりかけ、お酒もドボドボ、ニンニクは皮付きのままドボン、あとはときどき様子を見つつ、ほっといたら出来上がり! 気付けば、"考えながら調理する”という工程がだいぶ省かれていました。
唐辛子味噌があったのでサムギョプサル風にするべく、サニーレタス、ネギ、キムチ、そして記事にあった春菊の炒めナムルを、ほうれん草に代えて作ってみました。(ナムルを炒めて作る発想がなかった・・!)いろいろ挟んで、いただきます。
普段そこまで野菜を前のめりには食べない夫が「美味しい」とむしゃむしゃ頬張り、なんと「もう葉っぱないの?」という発言まで飛び出しました。こりゃ驚いた。
美味しいし、巻くのも楽しいし、であっという間に完食。
あと写真を撮りそびれてしまったのですが、「決して捨てないで」と書かれていた茹で汁で作った卵スープが、それはそれは絶品でした。出汁ってこんなに美味しいのね。このスープを飲むために豚を茹でたいくらい。
タイトル通り、何も考えず、そして元気が出る、とっても美味しいご飯でし
た。
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今井真実さんといえば、先日初のレシピ本が発売されました。我が家にも到着。ワクワクしながらページをめくります。
「知っているのに、知らない味」というコピーの、これ感がすごい。
シンプルで、見たことがありそうな料理なのに、一味違う感じがするものばかり。どれも美味しそうすぎて、まるで写真集。
レシピ本は何冊か持っていますが、小説かのごとく食い入るように読んだのは初めてです。
工程の横に添えてある、小さな吹き出しもありがたいです。
失敗しない範囲の余幅、押さえれば料理上手に近づけそうなちょっとしたコツ、などなど、noteのレシピを読んで「そういうのめっちゃ助かる・・」と思ったことが本にもありました。
一品目がカレーとか肉じゃが、とかではなく「ベーコン」なのもカッコいい。そこから続く、約60品。全部作りたいと思えるレシピが載っていて、1,650円って安すぎませんか・・・
もう、読んだだけで今井さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。
出版、おめでとうございます。そして、ありがとうございます。
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二人暮らし歴・約2年半。料理担当は私ですが、なんとなく手に入れやすくて、なんとなく作りやすそうなレシピについ頼る日々です。
でも、「はじめに」を読んで胸打たれた言葉を忘れず、このレシピ本を片手に、自分が食べたいと思う料理を、心から楽しみたいと思います。
さて、何から作ろうかなぁ。
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