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中学受験で親は「バカ」を演じる

僕は演じなくても「バカ」になれたので楽でしたが、
世のお父様、お母様はそうではないと思いますので
「バカ」を演じてください!

特に通学まもない時ほど「バカ」を演じた方がいい思います。

我が家はこれで通塾が上手くスタートできました。

以下は夏期講習初日に息子が算数の宿題をもらって帰ってきた時、
表紙に記載されていた文字が「學習」となっており
「学習」じゃないことに私が気づいた時の会話です。

私:「おぉ〜学習の学が學って書いてあるやんけぇ!!」
   (関西出身なのですみません)

息子:「そうやで」

私:「さすが進学塾やな!!宿題の表紙からして頭良さそうやん!」
  「お前こんなところで勉強してるなんてすげぇーな!」

息子:「表紙だけちゃうし〜!中身見てみ!めっちゃ難しいで!」

私:「ほんまや、こんなん小4で解くんけ?てかどうやって解くん??」

息子:「お父さんわからんの?これはな・・・」←自慢げ

※僕のレベルの低さがお分かりいただけたかと思います。

で、何が言いたいかというと、
親が「バカ」を演じることにより、
子供の家庭内での存在感
高まり以下の効果が出てきます。

■子供の自己肯定感を高める
■自ら塾で学んだことを教えてくれる(アウトプット)

この時期の子供達の自己肯定感は本当に大切です!
お父様、お母様が優秀だと、お子様に対して
「なぜできない?」「できて当たり前」
「もっとできないのか?」
という言葉が多くなり、
子供が疲弊し、どんどん自己肯定感が低くなってしまいます。

そうならない為にも、親が「バカ」を演じ、
子供が塾で習ったことを親に自慢しながら
教えてやろう(アウトプット)と思える
環境を作る
ことが大切です。

いいですか〜、「自慢しながら」教えさせることが肝です。
なぜなら、子供は解き方を知っている人に教えるよりも、
解き方を知らない人に教える方が楽しいと感じるからです。

なので「バカ」を演じた方が良いのです。

さらに、人に教えることで習熟度が増すので「2度美味しい」です。


最後に注意点です。
「バカ」を演じるにもバランスが必要です。
というのも
なんでもかんでも「バカ」を演じていると
子供は「親をナメる」可能性があります。笑

​我が家では妻と教科ごとに分担して「バカ」を演じていたり、
小学5年生後半になると「バカ」を演じることを少なくして、
受験本番に向けた参謀的な役割へと立場を変化させ、
親子関係のバランスを上手く取ってました。


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