いつだって「お楽しみ」はこれからだ
至福の絶頂にいようとも、絶望のどん底にあろうとも。
人生において「楽しみ」というものは、過去の思い出ではなく、常に未来にあるものだ。これは瞑想|武術の修行においても同様で、日々の練習の中で新たな発見や進歩が待っている。
我々は往々にして「昔は良かった」と過去を美化したり、「若い頃に戻りたい」と懐古的になりがちだが、それは人生の本質を見誤っているのかもしれない。
武術の修行者として、私は年を重ねるごとに「気」と身体への洞察が深まり、技の洗練度が増していくことを実感している。これは単なる経験の蓄積ではなく、心身の統合がより深いレベルで実現されていく過程なのだと捉えている。
站樁(タントウ:立禅)などの修行を重ねることで、身体の細部にまで意識が行き届くようになり、それまで気づかなかった自分の可能性に出会えることが、武道歴30年近くになっても、未だに多々ある。
人生においても武術においても、真の楽しみは「これから」にある。明日の自分がどう変化しているのか、どんな発見があるのか、それを楽しみに日々を過ごすことこそが、充実した人生を送る秘訣なのではないだろうか。
年齢を重ねることは決してマイナスではなく、むしろ新たな気づきと成長のチャンスだと思う。極端にいえば、人生を楽しみ尽くして生き抜いた先の死とその先すら「お楽しみ」なのだ。
瞑想|武術の修行者たちと共に過ごす時間の中で、私は常に新しい発見をしている。仲間の上達を見守り、彼らと共に成長できることは、この上ない喜びだ。そして何より、明日はさらに素晴らしい何かが待っているという期待が、我々の心を若く保ち、前進する力となっている。
お楽しみは常にこれからやってくる。この単純な真理を心に留めておくことで、我々は日々の生活により深い意味を見出すことができるだろう。
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