◉｢大阪の都市型住宅｣＝＜新･大阪長屋＞～大阪長屋を現代化した､令和時代の大阪の都市型住宅

大阪市内に最も多くある､
[1 間口の狭い敷地](幅3.64m~)と
[2 小さな敷地](16坪~)に､
1戸建住宅を建てたい方のための､｢大阪の都市型住宅｣合計48タイプのご提案です

令和時代において､大阪府の郊外から､大阪の都市部へ人口が流入し続けており､大阪の都市部で豊かに暮らすことの重要性が､近年､より高まってきています｡大阪という都市の中で豊かに暮らしていくためには､明治時代から｢大阪の都市型住宅の原型｣として建てられていた｢大阪長屋｣が〈お手本〉になると考えています。大阪が最も豊かだった時代に､大阪人に最も愛され､住まれ続けてきた都市型住宅＝｢大阪長屋｣に､令和時代に大阪の都市部で､豊かに暮らしていくヒントが詰まっています｡本質を追求する令和時代こそ､｢大阪長屋｣を本格的に現代化して､新しい｢大阪の都市型住宅｣をつくり上げていくべき時代だと考えています

[POINT1]
｢大阪の都市型住宅｣は､｢大阪長屋｣を現代化した､令和時代の｢大阪の都市型1戸建住宅｣のご提案で､家の中で過ごしながら､1日中､緑豊かな｢庭｣の自然を感じられる住宅に住みたい方のための､新しい大阪の都市型住宅のご提案です

◉｢大阪長屋｣では､基本的に1階から眺めるために､〘1階レベルだけ〙に｢庭｣がつくられていましたが､｢大阪の都市型住宅｣では､3階建の1階·2階·3階／2階建の1階·2階の､すべての階から｢庭｣の風景を眺められるように､〘各階〙に｢立体的な庭｣を設えて､暮らしの中に､いつも自然を感じられるようにしています

｢大阪長屋｣は､[明治時代･大正時代･昭和時代の終戦時まで]大阪に建てられ続けた､｢大阪の都市型住宅の原型｣です｡1940年には､大阪の住まい全体の94.86%が大阪長屋で､大阪の都市型住宅の､ほぼすべてが大阪長屋の時代がありました｡大阪の都市型住宅のお手本は､｢大阪長屋｣です

｢大阪長屋｣は､このような大阪の連棟型の都市型住宅です

長屋形式の住宅は､大阪に限らず近代以前から建てられていましたが､大阪では都市型住宅の主役として､終戦時まで終始一貫して建て続けられた歴史の中で〈大阪長屋独自の型〉が生まれて､｢大阪長屋｣は､他の地域にはない発展を遂げました｡｢大阪長屋｣以前＝[江戸時代よりも前の時代]に､大阪の都市型住宅と呼べるものはなく､[昭和時代の終戦以降]は､大阪の都市型住宅は発展していません｡つまり､大阪の歴史自体は長くても､大阪の都市型住宅の歴史＝〈大阪長屋の歴史〉以外にはないのです
昭和時代の終戦以降･平成時代と､大阪の都市型住宅が全く発展することなく令和時代まで来ましたが､令和時代は､大阪の都市型住宅の唯一のお手本､｢大阪長屋｣を正統的に現代化して､令和時代の｢大阪の都市型住宅｣を完成させていくべきだと考えています

[令和時代以降､大阪市内の各エリアに現存する｢大阪長屋｣を撮影してきた Instagram 写真集です]
※ご覧になれない場合は､WEBブラウザをご利用ください

大阪の都市型住宅の歴史[明治時代→大正時代→昭和時代→平成時代] ※拡大してご覧ください

大阪の都市型住宅の歴史は､上図のようになっています
明治時代･大正時代･昭和時代の終戦まで｢大阪長屋｣が建てられていました｡昭和時代の戦後､合理性を追求して､｢大阪長屋｣が団地に置き換えられ､団地→高層マンション→超高層マンションと『発展』しました｡それは同時に､戦後以降の大阪の都市型住宅から､自然を感じられる｢庭｣が消え､住まいの豊かさが失われていった､大阪の都市型住宅の『退化』の歴史とも言えます
｢大阪長屋｣の､[一.明治時代]・[二.大正時代前半]・[三.大正時代後半～] の全3タイプに｢庭｣があり､1年中暮らしの中に〈自然〉を感じられた､かつての豊かな大阪の住まいの形を取り戻すべく､令和時代は､｢大阪長屋｣の｢庭｣を軸に考えて研究・分類し､正統的に現代化して､自然を感じられる｢大阪の都市型住宅｣を進化させていくべき時代だと考えています

[POINT2]
｢大阪の都市型住宅｣は､｢大阪長屋｣を｢庭｣で分類した全3タイプを､様々な形で現代化して､合計48タイプの新しい大阪の都市型住宅をご提案しています
①裏庭型　　　：大正時代前半
②裏庭＋表庭型：大正時代後半～昭和時代戦後
③通り庭型　　：明治時代

｢大阪長屋｣の①･②･③の各型の､[1軒](1住戸分)を現代化しています

◉合計48タイプは､下記1･2に分かれています
1 間口の狭い敷地の全28タイプ　※[間口＝幅]

＜クリックすると､[1 間口の狭い敷地の全28タイプ]の全体の説明が表示されます＞

大阪特有の[1 間口の狭い敷地]の｢大阪の都市型住宅｣のご提案です｡大阪には､間口(幅)の狭い敷地が多いにもかかわらず､｢住んでみたい｣と思える､〈大阪の間口の狭い敷地の､定番の都市型住宅〉が無かったため､令和時代に新たにつくりました

[1-1] 大阪の都市型住宅：間口2間✕奥行6間･7間･8間･9間の[全24タイプ]
【間口】は､｢大阪長屋｣の間口で｢2間｣(幅3.64m)が最も多かったため､間口2間(幅3.64m)の全24タイプの大阪の都市型住宅をご提案しています｡
【奥行】は､｢大阪長屋｣の一般的な最小奥行｢6間｣(10.92m)から､｢7間｣(12.74m)･｢8間｣(14.56m)､敷地面積が大阪市内1戸建住宅平均敷地面積26坪に近い､｢9間｣(16.38m)まで､1間(幅1.81m)刻みです
間取り＝[3LDK＋駐車場]に統一しています
※3LDK＝LDK(居間･食堂･台所)＋3つの寝室

[1-2] 大阪の｢店舗付｣都市型住宅：間口2.25間✕奥行6間の[全4タイプ]
最小型店舗付都市型住宅が成立する､間口｢2.25間｣(幅4.095m)の全4タイプをつくりました｡奥行は､｢大阪長屋｣の一般的な最小奥行の｢6間｣(10.92m)です。間取り＝[3LDK＋店舗]に統一しています

◉全体で､[1-1]＋[1-2]＝合計[全28タイプ] の､ [1 間口の狭い敷地] の｢令和時代の定番の新しい大阪の都市型住宅｣をご提案しています｡すべて｢小さな豪邸｣です｡　◉｢小さな豪邸｣の説明は､下記です

※全28タイプが､[大阪市内1戸建住宅平均敷地面積26坪以下]のプランです
※すべて､｢大阪長屋｣の②裏庭＋表庭型 を現代化してつくり上げています
※事務所には､ここに掲載している他にも､様々な間口の[1 間口の狭い敷地のプラン]を豊富にご用意致しております｡お気軽にお問い合わせください

◉｢小さな豪邸｣とは､比較的小さな敷地に建つ住宅であっても､基本的に以下の5つの条件を満たして､本質的に｢豪邸｣と同じつくりになっている住宅です
❶大きなLDK(居間･食堂･台所)～住宅の中心であるLDKを最大化しています　
❷LとD(居間と台所)から､異なる｢庭｣の風景を眺めながら暮らせます
❸すべての主寝室と寝室から､異なる｢庭｣の風景を眺めながら暮らせます
❹浴室は､｢庭｣の風景を眺めながらお風呂に入る事ができる半露天風呂です
❺家の中に､プライバシー性の高い､｢自然の庭｣を設えています
※寝室等の眺めは､｢庭｣の風景ではなく､『道路側』の風景の場合もあります

2 一般的な敷地の全20タイプ

＜クリックすると､[2 一般的な敷地の全20タイプ]の全体の説明が表示されます＞

大阪に多い｢小さな敷地(16坪~)｣を含む､[2 一般的な敷地]の｢大阪の都市型3階建住宅｣のご提案です｡大阪には､小さな敷地が多いにもかかわらず､｢住んでみたい｣と思える＜大阪の小さな敷地の､定番の都市型住宅＞が無かったため､令和時代に新たにつくりました

[2-1] まず､大阪の一般的な形状の敷地で､大阪市内1戸建住宅平均敷地坪数26坪未満の｢16坪｣･｢18坪｣･｢20坪｣･｢22坪｣･｢24坪｣の敷地の､5タイプの[最小型]の普遍的な｢大阪の都市型3階建住宅｣をつくりました。すべて｢小さな豪邸｣です｡　◉｢小さな豪邸｣の説明は､上記です

[2-2] 次に､大阪市内1戸建住宅平均敷地坪数｢26坪｣の小型[標準型]は､同じ26坪の敷地で､1階･2階･3階にLDKのある3タイプをつくり､あらゆる敷地条件で成立する､[標準型]の普遍的な｢大阪の都市型3階建住宅｣をつくりました。すべて[標準型]の｢小さな豪邸｣です｡　◉｢小さな豪邸｣の説明は､上記です

[2-3] 更に､大阪の敷地面積｢28坪～50坪｣の､敷地坪数ごとにサイズの異なる12タイプの､新しいタイプの豪邸の｢大阪の都市型3階建住宅｣をつくりました

◉全体で､[2-1]＋[2-2]＋[2-3]＝合計[全20タイプ]の[2 一般的な形状の敷地]の､敷地面積16坪～50坪の新しい｢大阪の都市型3階建住宅｣をつくりました

※すべて､大阪の都市型住宅の原型｢大阪長屋｣の､①裏庭型･②裏庭＋表庭型･③通り庭型 の全3タイプを現代化して､つくり上げています
※17坪·19坪·21坪·23坪·25坪･･･など､ここでご提案してない奇数の坪数の敷地を所有されている方は､基本的に｢所有されている敷地の坪数以下の敷地の間取り｣と､同じような都市型3階建住宅を建てられるとお考えください
[変形敷地・旗竿敷地等除く] ＜詳しくは､お気軽にご相談ください＞

3 連棟型の全10タイプもご覧ください

＜クリックすると､[3 連棟型の全10タイプ]のページが表示されます＞

｢大阪長屋｣は､明治･大正･昭和時代の大阪の〈連棟型〉の都市型住宅であったため､｢大阪の都市型住宅｣の〈連棟型〉についても､全10タイプをご提案しています
〈連棟型〉とは､｢大阪の都市型住宅｣の〈2住戸以上が一体になっている型〉で､[賃貸経営型4タイプ]+[分譲住宅型4タイプ]+[1戸建の連棟型2タイプ]＝合計[全10タイプ]の〈連棟型〉の新しい｢大阪の都市型住宅｣をつくりました｡
連棟型の[全10タイプ]は､すべて｢大阪の都市型住宅｣の[1 間口の狭い敷地のタイプ]を連棟にした型です｡[1 間口の狭い敷地のタイプ]は､大阪長屋のある街並みに合うように和風の外観にしていますが､このタイプが連棟型になる場合は､さらに丁寧に､大阪長屋の残る街並みと共存させていく必要があると考えています｡隣接する敷地に大阪長屋がある場合は､軒の高さや外観のデザインコード等を合わせて､新･旧の大阪長屋の建物を共存させて､令和時代以降の大阪の街並みをより豊かにしていくような取り組みをしていきたいと考えています
大阪市内で敷地を所有されていて､賃貸経営･分譲住宅開発･1戸建住宅の連棟型の建築をお考えの方は､ぜひこちらをご覧の上､お気軽にご相談･ご連絡ください

[POINT3]
｢大阪の都市型住宅｣に共通する｢8つの特徴｣

｢大阪の都市型住宅｣は､家のなかで過ごしながら､1日中､緑豊かな｢庭｣の自然を感じられる､新しい大阪の都市型住宅であり､以下の8つの共通する特徴があります

❶｢大阪長屋｣の①②③の全3タイプを｢庭｣のタイプで分類して、それぞれの型を現代化して､つくり上げています
❷[LDKの天井の高いL(居間)]とD(食堂)､または､天井の高いLDKから｢2つの庭｣を眺められて､L(居間)とD(食堂)から｢異なる庭の風景｣を眺められます｡ ※LDK＝居間･食堂･台所
❸｢大阪の都市型住宅｣の｢立体的な裏庭・表庭・通り庭｣は､｢大阪長屋｣の3つの｢庭｣を現代化しています
❹｢大阪の都市型住宅｣は､〈1階･2階･3階にLDKのある3通りのプラン〉をご提案しています
❺LDKを家の中心にしていて､家族が一緒に最も多くの時間を過ごす､LDKのL(居間)を最も広い､豊かな空間になるように計画しています
❻主寝室(夫婦の寝室)と寝室(子供部屋)から､｢庭｣の風景を眺められます
❼半露天風呂の浴室から｢庭｣を眺められます
❽日当たりが良く､通風に優れた都市型住宅です
※〈｢大阪の都市型住宅｣の構造体〉は､優れた耐震性能をもつSE構法を想定しています｡｢大阪長屋｣の｢木造｣を受け継ぎながら､優れた耐震性能をもつ､最新の木造技術であるSE構法を構造体にすることを想定しています｡SE構法は､無印良品の家の全棟で使用されています
[木造構造設計・鉄骨造・鉄筋コンクリート造等も勿論可能です]

＜❶･❷･❸について､以下に､詳しくご説明致します＞

❶｢大阪長屋｣の①②③の全3タイプを｢庭｣のタイプで分類して､それぞれの型を現代化して､つくり上げています

◉大阪長屋①裏庭型
：大正時代＜前半＞
→住まいの中に｢裏庭｣のある型を現代化

[上]の､大阪長屋①裏庭型 の[1軒](1住戸分)を､
[下]の｢大阪の都市型住宅｣＝＜新･大阪長屋＞の①裏庭型 に現代化しています

◉大阪長屋②裏庭＋表庭型
：大正時代＜後半＞～昭和時代〘戦前〙
→住まいの中に｢裏庭と表庭｣のある型を現代化

[上]の､大阪長屋②裏庭＋表庭型 の[1軒](1住戸分)を､
[下]の｢大阪の都市型住宅｣＝＜新･大阪長屋＞の②裏庭＋表庭型 に現代化しています

◉大阪長屋③通り庭型
：明治時代
→住まいの中に｢通り庭｣(土間)のある型を3通りに現代化

[上]の､大阪長屋③通り庭型 の[1軒](1住戸分)を､[下]の｢大阪の都市型住宅｣＝＜新･大阪長屋＞の③通り庭型 に現代化しています｡〘個人的な見解ですが､安藤忠雄さんの一連の大阪長屋を現代化したと思われる住宅は､③通り庭型 がベースになっているものが一番多いのではないかと感じており､敢えて異なる方法で大阪長屋の現代化を試みております〙

❷[LDKの天井の高いL(居間)]とD(食堂)､または､天井の高いLDKから｢2つの庭｣を眺められて､L(居間)とD(食堂)から｢異なる庭の風景｣を眺められます｡ ※LDK＝居間･食堂･台所

住宅の設計では､家族が最も多くの時間を一緒に過ごすLDK(居間･食堂･台所)のL(居間)を､最も居心地の良い場所にしたいと考えています｡
どんなに敷地が狭くても､LDKの空間は､下記の①②の条件を満たして､｢豪邸｣と本質的に同じつくりにしています

左半分が[1 間口の狭い敷地の全28タイプ]・右半分が[2 一般的な敷地の全20タイプ]の説明です

❸｢大阪の都市型住宅｣の｢立体的な裏庭・表庭・通り庭｣は､｢大阪長屋｣の3つの｢庭｣を現代化しています

[ⅰ]｢大阪の都市型住宅｣の｢立体的な裏庭｣

大阪長屋の｢裏庭｣を現代化しており､ a･b･c の3タイプがあります

[ⅱ]｢大阪の都市型住宅｣の｢立体的な表庭｣

大阪長屋の｢表庭｣を現代化しており､ a･b･c の3タイプがあります

[ⅲ]｢大阪の都市型住宅｣の｢立体的な通り庭｣

大阪長屋の｢通り庭(土間)｣を現代化しており､3-1･3-2･3-3の3タイプがあります

◉〈斜めの緑化壁〉について

｢〈山のふもと〉の最も自然豊かな風景｣を｢大阪の都市型住宅｣に取り込む｡
：新しい｢大阪の都市型住宅｣の中に､3階建住宅の1階･2階･3階の｢すべての階から眺められる自然の庭｣を､最小のスペースでつくるには､山から｢山の斜面｣をそのまま切り出してきたようなイメージで､〈斜めの緑化壁〉を｢庭｣に設える方法が考えられます｡｢山の斜面｣は､〈山のふもと〉をイメージしています
＜山のふもと＞は､｢盆地･谷･平野の自然の景観のすべてに含まれていて､水辺があり､日本において最も安定した棲息地を形成してきた場所であり､最も豊かな日本の自然景観のひとつ｣です｡その〈山のふもと〉の景観を､｢大阪の都市型住宅｣に取り込み､室内から眺められるようにして､都市の中で最もリラックスして過ごせる住宅をつくりたいと考えました
※〈斜めの緑化壁〉をなくして､｢庭｣に木を植えるだけの､｢シンプルな庭｣にすることもできます

上記の[ⅰ][ⅱ][ⅲ]の庭に､ほぼ垂直に設えられている｢緑の斜面の庭｣が〈斜めの緑化壁〉です
※下段2列が､〈斜めの緑化壁〉の実際のイメージです

◉PC･ノートPC･タブレット等､大きめの画面でご覧頂いた方が見やすいです
Ⓒ2022 C

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