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〈第3回〉 アーカイブ配信のご案内

フィールドワーク〈で〉デザインすること
第3回 哲学からみたフィールドワークとデザイン

ゲスト:鞍田 崇さん(哲学者・明治大学理工学部准教授)
1970年兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院人間・環境学研究科修了。博士(人間・環境学)。専門は哲学・環境人文学。総合地球環境学研究所を経て、2014年より明治大学理工学部准教授。近年は、ローカルスタンダードとインティマシーという視点から、工芸・建築・デザイン・農業・民俗など様々なジャンルを手がかりとして、現代社会の思想状況を問う。著作に、『民藝のインティマシー「いとおしさ」をデザインする』(単著、明治大学出版会2015)、『〈民藝〉のレッスン つたなさの技法』(編著、フィルムアート社2012)など。

シン・八田利也による本会の前口上
本企画の第3回は、東京を拠点とする哲学者の鞍田崇氏をゲストに迎えます。鞍田氏の現在の所属は明治大学ですが、前職は京都にある総合地球環境学研究所(地球研)の研究員でした。地球研は、地球環境問題の解決に向けた学問を創出するための総合的な研究を行っている大学共同利用機関。何とも壮大で深遠で難しそうな所で研鑽を積まれました。ワタクシ、シン・八田の友人の本間氏は随分とお世話になっている模様。かつて京都の山奥の廃村で一緒にトイレ小屋をセルフビルドしたり、mediashopにて本間らが鞍田氏をゲストに迎えた廃村とデザイン思考のトークイベントは大盛況だったそう。老若男女分け隔てなく接し、惜しみなく人を繋げる大らかな性格に惚れ込んだ“鞍田ファン”が全国にいる模様。民藝や工藝に関する著作や論考も多く、歴史や文化を尊重し紡がれる思索に富む言葉は、民藝や工藝が見直される現在の機運を醸成した陰の立役者でもあります。最近では福島県の昭和村に根ざし、からむし(苧麻)に関する草の根の取り組みをされています。様々な困難に立ち尽くす現在の日本で、哲学は地域にどのような地平を与えてくれるのか。哲学がフィールドワークやデザインの芽を育てる土壌となるのか。お話を聞いてみたいと思います。

企画・主催:シン・八田利也
協力・聞き役:稲田玲奈、栄家志保、田熊隆樹、本間智希


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アーカイブ配信の公開
アーカイブ配信の用意が整いました。有料記事となります(1,000円)。
動画は末尾にあります。
Peatixでリアルタイム視聴の購入者は「返金申請」をすれば無料でご視聴いただけます。
ただし「購入後24時間以内に返金申請」いただけないと有料となってしまいますのでご注意ください。
何か困ったことがあれば、ワタクシ、シン・八田までご連絡ください。
shin.hattariya2020@gmail.com

今後もnoteにて、第3回への視聴者のレビュー、それに対するゲストの惠谷さんや企画者からの補論、第4回以降の最新情報も公開予定です。
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