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「心の中に鳴っている音楽」を変換してみよう!

朝のルーチンって、お持ちですか?

ジョギングをする、瞑想する、白湯を飲むなどなど、「身体によさそう」で、「自分を大切にできそう」な行動が、よいことは知っています。

でも、できない……。

もともと夜型体質で、「朝」と呼べる時間に起きるのも苦手でした。会社員時代は、よくちゃんと起きていたよなーと、我ながら感心します。

いまはひとりで家で仕事をしていることが多いので、逆に「ちゃんと起きよう!」と気を引き締めようと、毎朝7時30分から、『ゼロ秒思考』の「メモ書き」メソッドを実践するClubhouseのルームに参加しています。

「メモ書き」メソッドとは、元マッキンゼーの赤羽雄二さんが開発されたトレーニングのこと。頭の中にあるものを、A4の紙に思いつくまま書くという、超シンプルなトレーニングです。

「思考と感情を言語化する」とありますが、初めてやってみた7年くらい前は、とにかく愚痴ばかりを書いていました。たぶん3週間くらいずっと。笑

そうして吐き出し続けて、やっと心の中が空っぽになったんでしょうね。ようやく周囲のことが見えるようになって、“いま”について考えられるようになっていました。

この頃のわたしにとって、「書く」ことが自分の声を「聴く」トレーニングになっていたのです。

ただ、聴き方は人それぞれあると思います。

瀧羽麻子さんの小説『もどかしいほど静かなオルゴール店』に登場するのは、他人の心に流れている音楽が聞こえるという、特殊な能力を持つオルゴール店の店主です。

店主が手作りするオルゴールの曲は、お客さまの大切な思い出に結びついている、というお話。

常に頭の中に、いろいろな音楽が流れ込んでくる店主にとって、一番知りたいことは、自分の音楽でした。

「他人のことはよく聞こえるけど、じゃあ、僕自身の心の中にはどんな音楽が鳴っているんだろうって」

もしかしたら、自分のことを一番知らないのは、自分自身なのかもしれません。表面に浮かんだ感情の奥には、もっと違う想いが隠れているから。

モヤッときたら、「ハッピーワードガチャ」に入れてぜひメモ書きを。これもセルフコーチングになりますよ。自分と向き合う時間を大切にしてください。

Clubhouseのルームなら、タイマーをかけてみんなで一斉にメモ書きするので、参加しやすくておすすめです。

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